ウィンブルドン“Wimbledon”(2004年・UK)
こんにちは!Yamolynです。
蒸し暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
冷たいものばかり食べて、おなか壊したりなどしていませんか!?
こう暑いとエアコンの効いた家の中でついダラダラ過ごしてしまいがちですが、せっかくの夏です!色々なことにチャレンジしたいですね!
今回はオリンピックで大盛り上がりだったロンドンが舞台の爽やかスポーツラブコメ「ウィンブルドン“Wimbledon”」をご紹介したいと思います。
ウィンブルドンといえば、ご存知、全英オープンが行われるテニスの聖地ですよね。
ロンドンの南西部にあり、オリンピックでもテニスの試合はウィンブルドンで行われました。
この作品の主人公ももちろんテニスプレイヤー。
「えー、テニスってルールわからないし、難しそう・・・」
と思うかもしれませんが、迫力ある試合シーンはテニスについて知らなくても楽しめますよ!
◆ Story of “Wimbledon”◆
ピーター(ポール・ベタニー)はイギリスのベテラン・テニスプレイヤー。
一時は世界ランキング11位まで上り詰めたが、今となっては119位。
特別枠で全英オープンに出場することとなったが、限界を感じていたピーターはこれを最後に引退しようと決めていた。
しかし、若手No1プレイヤー、アメリカ人女性のリジー(キルスティン・ダンスト)とひょんなことから出会い、恋に落ちる。
大会前は誰からも注目されていなかったピーターだが、リジーの存在に刺激され、次々と勝ち進んでいく。
一方、二人の関係はマスコミの知るところとなり、リジーはテニスと恋愛の間で悩み始める。果たしてウィンブルドンの頂点に立つのは誰なのか?そしてピーターとリジーの恋の行方は・・・?
◆ One Point English from “Wimbledon”◆
Lizzie’s father: Lizzie’son a rollnow and I don’twant her to haveany distractions.
リジーは今、波に乗っている。だから気を散らせてほしくないんだ。
Peter: Right. Of course.
もちろん分かっています。
Sorry. Just to clarify, do you see me as a distraction?
すみません。ただはっきりさせたいのですが、僕を邪魔者と思っていますか?
Lizzie’s father: That’s exactly how I see you.
全くその通り、思っているよ。
So stop looking for her, stop calling her, stop coming around, stop every damn thing that involves my daughter.
だから娘を探すのを止めろ、電話をするのを止めろ、訪れるのも止めろ、うちの娘を巻き込む全ての些細なしょうもないことを止めろ。
リジーといい感じになったピーターが、選手が集まる会場で彼女の父親と出くわした時の会話です。
まず父親のセリフに出てくる「on a roll」ですが、「roll」はロールケーキのロール、巻くだとか転がるという意味ですね。
ごろごろ転がるものを想像してみると分かりやすいと思いますが、
on a roll=勢いに乗るだとか、幸運続きである
という意味になります。
We are on a roll!=うまいことやっているぜ!
というように聞こえます。
そして「want her to have」ですが、
want ○○ to ~ =○○に~して欲しい
という意味になります。
例えば次のように使います。
I really want him to win this match!!
この試合は是非、彼に勝ってほしい!
I don't want you to get hurt.
あなたに怪我してほしくないわ。
頭で考えてみると簡単ですが、いざ口に出して使ってみようとすると「want to ~(~したい)」とごちゃ混ぜになっちゃいますから、気をつけて!
「to have distractions」で、邪魔なものにさらされる、つまり気が散ったり集中力が途切れてしまうことをここでは意味しています。
現実にはありえないような、甘酸っぱい展開も、試合のシーンをはさみながらテンポ良く進んでいくので、見終わった後はとっても爽やかな気持ちになる作品です!
最近は若い日本人選手も活躍してきているので、日本でもテニスの人気は上がってきていますし、美しいロンドンの町並みも楽しむことができるので、ぜひ観てみてくださいね!
Yamolyn
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