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映画で学ぶ英会話:シャーロック・ホームズ(“Sherlock Holmes(2009)”

映画で学ぶ英会話・英語表現

 

 

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今までに放映されたシャーロック・ホームズとは一味違い、アクションの要素も入った爽快な映画。しかし、原作にもホームズは武術などを習得しているというくだりもあるくらい、ホームズの本来の強さが前面に出ているホームズファンも納得の作品。

 

 ◆The Story of "Sherlock Holmes"◆

凶悪な殺人犯であるブラックウッド卿をついに捕らえることに成功したホームズ(Robert Downey Jr.)とワトソン(Jude Law)。ブラックウッド卿の死刑が執行され、ワトソンが医師として死亡を確認した数日後、ブラックウッド卿の墓は内側から破壊され、なんと彼が蘇ったという。
ワトソンは婚約者との生活を始めるところで、ベーカー街でホームズと過ごした家から出るところだったが、結局は好奇心に負け、危険と知りつつもホームズと一緒に黒魔術を使うというブラックウッド卿のトリックと企みを暴くべく、秘密を臭わすアイリーンや警察を巻き込みながら捜査に乗り出す。

 

◆One Point English from “Sherlock Holmes”◆

Dr. John Watson:
[Holmes points the violin’s bow at Watson] Get that out of my face!

([ホームズがバイオリンの弓でワトソンを指している]それを僕の顔からはずしてくれないか!)

Sherlock Holmes:
It’s not in your face. It’s in my hand.

(君の顔にあるんじゃない、僕の手の中にある。)

Dr. John Watson:
Get what’s in your hand out of my face.

(君の手の中にあるものを僕の顔に向けないでくれ。)

 

Get SOMETHING out of ~で、~から何かを取る、はずすという意味
ワトソンが言っているGet that out of my faceは、直訳すると
「それを僕の顔から取り外してくれ」という意味になり
「その弓で僕の顔を指すな」という意味で使っているのにもかかわらず、ホームズがわざと文字通りの意味で取っているという言葉遊び的な場面です。
このシーン以外にも、ホームズ&ワトソンならではの掛け合いが聞けますよ!

英語は(特にイギリスでは)上記のように相手が何を言わんとしているかをわかっているのにもかかわらず、わざと言い回しや意味の違いで皮肉ったりするという言葉遊びが会話の楽しさであったりもするので、特にこの名探偵ホームズとワトソン医師の繰り出す英語はとっても興味深いので英語字幕にして見るのもお勧めです☆

Kay

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