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ヘルプ~心がつなぐストーリー”The Help”

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こんにちは。Copanです。

今回は現代でも問題にあがる黒人差別に焦点をあてた映画をご紹介します。

1960年代の公民運動を背景とし、人種差別が横行していたアメリカの田舎町に変化をもたらした、実在の女性たちについて記したベストセラー小説を映画化したものです。

「ヘルプ」と呼ばれた黒人メイドの真実の声に耳を傾け、社会に立ち向かい力強く生き抜く女性達がたくさんでてきます。

差別がテーマとなると深刻で重い印象もあるかと思いますが、この映画はコメディータッチにも描かれており、とても面白い内容となっています。

60年代ファッションにも注目な一作品。元気と勇気、笑顔を貰える映画です!!!

 

◆ Story of “The Help”◆

上流階級に生まれた作家志望のスキーターは、当時「ヘルプ」と呼ばれていた黒人メイドの存在が当たり前の環境で生活してきました。

しかし、大学から帰ってきたスキーターは黒人メイドたちの立場に関して疑問を抱き、メイドたちに尋ねてみるのです。

ですが、誰もが口を閉ざし彼女の質問に答えようとしません。

その原因は、メイドたちが本当の気持ちを話してしまうと南部の白人社会で生きていく場所が無くなってしまうから。

そんなある日、スキーターの女友達の家でメイドとして働いていた黒人のミニーが、トイレを使用したという理由で解雇されてしまいます。

誰もが口を閉ざす中、ミニーの親友のエイビリーの起こした行動とは・・・・。

 

◆ One point English from “The Help”◆

白人のご婦人方が夢中なのは、男性だけ。

映画の中では、黒人女性がメイドとして働かされる中、優雅にお茶をしながら話しに盛り上がるシーンがあります。その中からおすすめの1フレーズです。

 

◎Would it kill you to go on a date?
(デートに行くのが嫌なの?)

「would it kill you to+動詞」で

why not~?(~したらどうですか?)/ you shuld~(~すべきである)

と同じような表現になります。

相手に~すべきである、ということを暗に伝える感覚です。

 

例えば、

A:I can’t get a good looking guy.
(カッコイイ彼氏ができないの。)

B:It wouldn’t kill you to wear a nice dress.
(素敵なスカートを着てみたらどうかしたら。)

 

上記の例文は映画の中では、「どうして行かないのか!?」という少し揶揄した強いニュアンスがありますが、こちらのB「it wouldn’t kill you to~」の表現は上記でご紹介したものよりもソフトなアドバイスとなります。

口語的に良く用いられるとても便利なフレーズです!!

 

是非使ってみてくださいね。

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◎Isn't that what all you girls from Ole Miss major in – professional husband hunting?

Ole Miss大学出身の女性たちはみんな婚活ばかりしているのでしょう?

 

黒人のエイビリーが白人の奥様方を笑い飛ばしている面白いシーンから、1フレーズです。

「major in ~」で

「~を専攻する・得意とする」となります。

学校の専攻授業として、

I am majoring in English of university
(大学で英語を専攻しています)

用いるのが大抵ですが、映画の中ではそれを比喩しています。

直訳すると「婚活を専攻する」=「婚活ばかりしている」となります。

例えば、

I major in bargain sale!
(バーゲンセールに良く行くの!)

なんて教科名以外でも良く使えるフレーズですので、是非使ってみてくださいね!

 

 黒人メイドのミニー達と一緒に、白人のエイブリンは彼女たちの「人権」のため
これまでの苦しみを暴露本として世に広めるため、政府に見つからぬよう密かに
制作にとりかかります。

世界に現状を知ってほしいと熱望するものの、もしも見つかったらと最後まで恐怖を感じるミニーが使った表現です。

 

◎You have burned every bridge there is.
(あなたはもうそこへもどれないわ。)

「Bridge=橋」は場所と場所をつなぐもの。

それを燃やしてしまってはもう元に戻ることはできないということろから、その人の場所・状況・仕事の関係を以前の状態へと戻すことを不可能にしている、ということを意味します。

よく、「(Don’t )burn your bridge」として使われ,
つまり「= Be smart」良い子にしててね。

というニュアンスがふくまれます。

例えば、

A:I know a secret of my best friend that nobody knows about it!

(私は大親友がまだ誰にも話したことのない秘密を知ってるの!)

B:You shouldn’t expose the secret because you don't want to burn your bridges.

(彼女との関係を悪くしたくなければ、黙っていた方がいいわ。)

 

 

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辛くて・厳しい時代背景があるものの、ミニー達のユーモア溢れる性格や、心の底から温かい気持ちが溢れだすこの作品。本当におすすめです!!!

 

Copan

 

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