こんにちは!Nami-goです。
皆さま、話題のアラジンの実写リメイク作品はもう観られましたか?
ジーニー役のウィル・スミスも見どころでしたが、ジャスミン役のナオミ・スコットが可愛い!
そして、なんといっても衣装や宝石がとてもカラフルで綺羅びやかで、とてもゴージャスな映画でした!
その中で、
「英語が分かるともっと楽しめる!」
というシーンがあったので、ご紹介します!
◆Story of “Aladdin”◆
貧しい青年アラジンが巡り合ったのは、王宮の外の世界での自由を求める王女ジャスミンと、 “3つの願い”を叶えることができる“ランプの魔人”ジーニー。
果たして3人はこの運命の出会いによって、それぞれの“本当の願い”に気づき、それを叶えることはできるのだろうか──?
◆One Point English from “Aladdin”◆
アラジンがジーニーと出会い、「プリンス(王子)にして欲しい」とお願い事をするシーンです。
とてもテンポが良くて、観ていて楽しいシーンですね!
ここに、「英語が分かるともっと楽しめる!」というポイントが隠れていました☆
Aladdin: Hey, can you make me a prince?
アラジン:ねぇ、僕を王子にできる?(僕に王子を作ってくれる?)
Genie: There’s a lot of gray area in “make me a prince”. I can just… make you a prince.
ジーニー:「王子にする(王子を作る)」ってかなり曖昧だなぁ。ただ王子を作ってあげることもできるし。
Aladdin: Oh, no!
違うよー!)
Genie: Be specific with your words. The deal is in the details.
ジーニー:具体的に言ってくれなきゃ。詳細が大事だよ。
・・・この会話のジーニーのトリックが分かりましたか??
【主語 + make + 人 + 名詞】は、2つの意味を持つことができる表現です。
① 人に〇〇を作る。(作ってあげる。)
・I make you dinner. (私はあなたに夕飯を作ります)
・You make me a cake. (あなたは私にケーキを作ってくれます)
② 人を○○にする。(ならせる。)
・We make you a manager. (私たちはあなたをマネージャーにします。)
・I make you a dancer. (私はあなたをダンサーにします。)
“Can you make me a prince”と言ったアラジンに対して、
上記のように①や②の捉え方があるので、
ジーニーは「いろんな解釈があるから曖昧だなぁ」と言って、
①の解釈で「別人の王子を作ってあげる」ということをして
アラジンをからかっています。(ジーニー的には真面目?)
普通だったら、前後の文脈で分かりそうなことなのですが、
ジーニーがとぼけて、あえてアラジンの望みではない方の解釈で話しを進めてしまうところが
とっても面白いシーンです。
ふと、「このシーンの吹替えバージョンや、字幕はどうやって訳しているんだろう?」と気になりました。
こういう言葉遊びのジョークは、吹替や字幕だとガラッと意味合いや雰囲気が変わってしまうこともありますよね。
英語が分かればもっと楽しめるのに・・・
という映画やドラマってたくさんありますね!
実写版は、アニメとはストーリーが少し変わっていたので、
アニメのストーリーを知っている方でも一見の価値ありですよ!!
また、今回ご紹介したシーンの字幕や吹替がどのように訳されているかも、
意識してチェックしてみてください☆(分かったら教えてくださいね♪)
Nami-go☆