映画で学ぶ英会話・英語表現
題名:ハリー・ポッターと賢者の石(原題:Harry Potter And The Sorcerer's
Stone)
監督:クリス・コロンバス
出演: ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、リ
チャード・ハリス、マギー・スミス、ロビー・コルトレーン他
2001年
The story of "Harry Potter And The Sorcerer's Stone"
孤児のハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)は、亡くなった母親の妹である
ペチュニアおばさんの一家に引き取られていたが、彼らに抑圧されたみじめな生
活。しかし11歳の誕生日が近づいたある日、ハリーに手紙が届く。
それは魔法魔術学校の入学許可証だった。実はハリーの両親は優れた魔法使い
で、悪の魔法使いヴォルデモートとの戦いの際に死んでしまったのだ。その遺児
であるハリーも魔法界では有名人。
真実を知らされたハリーは、9月の最初の日、ロンドンのキングズ・クロス駅か
らホグワーツ特急に乗って学校へ向かうと、その中で同級生の少女ハーマイオ
ニー(エマ・ワトソン)やロン(ルパート・グリント)とさっそく仲良くなった。
ホ
グワーツに着いた彼らは、立派な魔法使いになるための厳しい勉強と修行の日々
を過ごす。
そしてある時、悪者の手に渡れば世界を混乱に陥れかねない賢者の石が学校の中
に隠される。ハリーと仲間たちは、それを悪の手から守るべく奮闘し、見事優秀
な成績をおさめる。そして1学年を終えた彼らは、再び列車に乗り込み家路につ
くのだった。
One Point Phrase from "Harry Potter And The Sorcerer's Stone"
Harry:Nicholas Flamel?(ニコラス・フレーメル?)
Hagrid:I shouldn't have said that. I should not have said that. I
shouldn't have said that.(口が滑っちまった、口が滑っちまった、口が滑っちまった・・・)
Harry:Nicholas Flamel. Who's Nicholas Flamel?(ニコラス・フレーメル。ニ
コラス・フレーメルって誰?)
Hermione:I don't know.(私、知らないわ。)
ついつい秘密をしゃべってしまうハグリット。映画で何回も出てくるせりふです。
このshouldn't have+過去分詞、過去の行為に対する後悔を表します。
Phew, I shouldn't have eaten that much.(ふー、あんなに食べなきゃよかった)
He shouldn't have been there in the first place.(もともと彼はその場にいるべきではなかった。)
I knew I shouldn't have come here.(やっぱりここに来るんじゃなかった。)
I shouldn't have trusted that man.(あの男を信用すべきではなかった。)
などなど。
「後悔」となると、あまり使わなそうですが、「そんなことしてくれなくてもよ
かったのに(そんなことまでしてくれてありがとう)」というニュアンスもあるん
です。
主語を"you"にした "you shouldn't have"。これは好意を受けた時、頂き物をし
た時などによく用いられる表現です。
例えば、夕食に招いた客がワインを持ってきてくれたとします。こんな時、「ま
あまあ、ご丁寧に」とか「あらまあ、こんなお気遣いを頂いて」と言うでしょう?
これに当たる表現が "Oh, you shouldn't have."なのです。
日本人の奥ゆかしさを表現できるかも?
いずれにせよ、ハリポタがきっかけで英会話スクールで勉強をはじめるお客様って不思議と多いです!
特に、単行本から入っちゃう人もいますね。すごい!