こんにちは!コンシェルジュのAnneです☆
今回は私の大好きなティム・バートン監督作品の2003年に公開された『Big Fish』をご紹介します!
ティム・バートン監督の映画はどれも好きですが、この作品は特に大好きです!
皆さまもお家時間に『Big Fish』を観ながら英語のフレーズをゲットして、実際に使っていただければと思います:)
あっ!観る前にハンカチを用意しておいてくださいね!(笑)
◆Story of “Big Fish”◆
ウィル・ブルームの父エドワードは作り話の得意な人気者でした。
ウィルの結婚式でも巨大な魚を釣り上げた話をし、招待客を楽しませていました。
しかし、ウィルは結婚式の主役であるはずの自分を差し置き、ホラ話をする父に憤りを隠せなかったのです。
小さい頃は父のホラ話を聞いて楽しんでいたウィルでしたが、大人になった今ではうんざりし、それをきっかけにウィルとエドワードは父子断絶となってしまいます。
そして3年後、父は病で倒れ、ウィルは父から今までの人生の話を聞くことになり・・・。
◆One Point English “Big Fish”◆
《スペクター(幻)という美しい町にたどり着き、町の住人と会話をするシーン》
Townsman:Hell, I’ll have him tell you!
住人:そうだ!本人に聞けばいい!
Edward:I have to meet somebody, and I’m already running late.
エドワード:人と待ち合わせていて、ちょっと時間が・・・
Townsman:Now, son, I already told you. You’re early.
住人:予定より早く着いたから大丈夫!
◎I’m running late.=(予定よりも)遅れています。
この表現はよりナチュラルに予定よりも遅れている場合を指します。
例)
Anne:Sorry Natalie,I’m running a little late, but I’ll be there soon.
アン:ナタリーごめんなさい、ちょっと遅れているけど、もうすぐ着くわ。
Natalie:Never mind. I’ll be here.
ナタリー:気にしないで。ここで待ってるね。
どのくらい遅れるかを伝える場合もこの表現を使うことができます。
例)
Anne:The train has been delayed.I’m running 10min late.
アン:電車が遅れてるの。10分遅れます。
Natalie:OK.I’ll be in a nearby cafe to kill time.
ナタリー:分かった。近くのカフェで時間をつぶしてるね。
《ウィルの妻(ジョセフィーヌ)と家族4人で食事をしながら会話をするシーン》
Will:I don’t know if you saw it, but Josephine had some photos in the most recent Newsweek.
ウィル:見たかもしれないけど、ジョセフィーヌの撮った写真はニューズウィークに掲載されているんだよ。
Mother:Really? That’s just wonderful.
母:本当?大したものね。
Josephine:I spent a week in Morocco for the story. I was incredible.
ジョセフィーヌ:その取材のためにモロッコで1週間撮影したの。いい経験だったわ。
Mother:Oh, We’ll have to pick up a copy.
母:そう、じゃあその雑誌を買わないと。
◎pick up=買う
pick upには、持ち上げる、拾う、迎えに行くなどの意味がありますが、
ここでは(物を)買うことの意味を表します。
例:
Natalie:Check this out.I picked up a new bag.
ナタリー:見て見て~。新しいバックを買ったの!
Anne:That is a very lovely bag!It looks good on you.
アン:素敵なバックね。似合ってるわ。
Natalie:Thank you.It was on sale.
ナタリー:有難う!セールだったの。
また、買い物に行くついでに(物を)買ってきて欲しい!なんて時に日常会話でよく使われます。
例)
Anne:I’m going to the grocery store. Is there anything you want me to buy?
アン:スーパーに行くけど、何か買ってきて欲しい物ある?
Natalie:Uh..Can you pick up some fruits?
ナタリー:そうね、フルーツを買ってきてくれる?
◎a copy=(本や雑誌など)1部、1冊
日本では、複写の意味でコピーを使いますが、”a copy””には「(雑誌、CD、テープ、本などの)1部、1冊」という意味の名詞としても使われます。
雑誌、CD、テープ、本などは『作者が作ったオリジナルではなく複写(a copy)である』という考え方ですね。
次のように使います
・The book sold 5,000 copies in its first month.
その本は最初の1か月で5,000部売れた
・I bought 3 copies of the magazine with her picture on the cover.
私は彼女が表紙の雑誌を3冊買った。
・Could you reserve a copy for me please?
この一冊を私のために予約しておいてもらえますか?
《Big Fishの意味》
タイトルでもある”Big Fish”は通常「有力者」「大物」important people、talented people という意味で使われます。
ですが、映画のタイトルはイディオムの”fish story”が「ほら話」「おおげさな話」「つくり話」の意味である事と繋がっています。
釣り人が自分の釣った魚を大袈裟に自慢しがちなイメージです!
映画の中では、田舎から都会に出てきたエドワードが団長と話すシーンでこんな風に使われいます。
You were a big fish in a small pond, but this here is the ocean, and you’re drawing.
小さな池では、でかい魚だったかもしれないが、海に出れば溺れてしまう。
◎big fish in a small pond=小さな組織や集団の中、ひとつの領域で影響力のある人、成功している人
文脈や状況によって良い意味で使われたり、このシーンのように日本のことわざの「井の中の蛙大海を知らず」のように皮肉を込めて使われたりします。
私は何といっても最後のシーンが大好きです。
皆さまもぜひご覧になってください!
コロナウイルスによって不安な日々が続いておりますが、
素敵な映画で気持ちをリフレッシュしていただければと思います☆彡
またスクールでお会いできることを楽しみにしております:)
===Anne===