動物看護師として可愛い動物たちに囲まれて勤務していましたが、もうひとつの夢を叶える為に上京!
現在は『b わたしの英会話』のカウンセラーとして日々お客さまから刺激をいただき、楽しく勤務しています。
そして夢の実現に向けて、私自身も英会話スキルアップを頑張っています!
今回はイギリスの名作絵本『ピーターラビット』の初の実写映画化作品をご紹介いたします!
ミュージカル要素もあり、歌って踊ってハッピー気持ちになれる作品です!観ているだけでもかわいくてとっても癒されますよ★
Contents
♦Story of “Peter Rabbit”♦映画『ピーターラビット』のあらすじ
イギリスの湖水地方に暮らすいたずら好きなウサギのピーターは三つ子の妹フロプシー、モプシー、カトンテールと従兄弟のベンジャミン、そして心優しい絵描きの女性ビアと仲良く暮らしていました。
ピーター達はいつもとなりにある農夫のマクレガーさんの畑で野菜を盗み、からかって遊んでいました。
マクレガーさんはウサギが大嫌いで、ウサギを捕まえてはパイにして食べてしまいます。
そんなある日マクレガーさんは突然心臓発作で亡くなってしまいます。
天敵のマクレガーさんが亡くなり、ピーター達はマクレガーさんのお家で盛大に大喜び!
しかしそこにマクレガーさんの甥のトーマスがやってきて・・・。
♦One Point English ”Peter Rabbit”♦映画『ピーターラビット』で英語を学ぶ!
《マクレガーさんの庭に侵入したピーターを三つ子の妹が心配するシーン》
Flopsy:Are you okay?
ケガはない?
(ピーター:ウインクをする)
Cotton-tail:Did he just wink?I didn’t even know we could do that.
ウインク?ウサギにできるの?
『~さえ知らなかった!』否定文のeven(not even)を使いこなそう!
evenには形容詞、動詞、副詞と様々な使われ方があります。
副詞のevenには「~ですら」「~でさえも」などの意味があり、強調したい部分の前に置き、驚きを表します。
上記の会話の「I didn’t even know we could do that.」はknowを修飾(詳しくしたり限定したり)する副詞として使われています。
映画の字幕は「ウサギにできるの?」となっていますが、直訳すると「私は私達(ウサギ)がそれ(ウインク)を出来ることさえ知らなかった。」です。
まずは映画でも使われている否定文でのeven副詞の使い方をご紹介します!
evenには「均等・平均」という意味があり、否定文で使うと「均等でない・平均でない」つまり「~ですらない(しない)」「~でさえもない(しない)」という意味になります!
例文を見てみましょう!
・I was very tired and I fell asleep!I didn’t even brush my teeth.
すごく疲れていて寝ちゃったわ!歯磨きもしないでね。
・I’m starving to death!I didn’t even eat lunch.
死ぬほどお腹が空いちゃった!お昼ごはんだって食べていないんだもの。
・That’s a great idea1! didn’t even think about it.
それはいいアイデアね!考えさえもしなかったわ。
スクールでDeannaと私はこんな会話をしました↓↓↓
Deanna:Have you finished your work? Let’s go out!
仕事終わった?遊びにいこう!
Anne:I can’t yet. I don’t even have 10 min to spare.
まだ終わってなくて・・・。10分ですら時間ないよ。
Deanna:Would you like some help?
手伝おうか?
Anne:Thank you…
ありがとう!(泣)
他にも冗談っぽくnot evenを使うこともあります↓↓↓
・I have a bad memory.I can’t even remember what I ate for breakfast.
本当に記憶力悪いの!朝ごはんでさえ思い出せない!
・Why is that she can get married, but I can’t even find a boyfriend?
どうして彼女が結婚できるのに、私には彼氏すら出来ないの?)
evenを使うと文が強調されるので、より一層相手に気持ちが伝わりますね。
《トーマスが庭で作業をしている時、ビアが挨拶にくるシーン》
Bea:Hello. Oh, sorry.
こんにちは!あら!ごめんなさい。
I didn’t mean to startle you. I’m Bea. I live just over there.
驚かせるつもりはなかったの。私はビア。お隣に住んでるのよ。
Thomas:Oh. Hello. I’m Thomas. I live way over there in London.
おぉ!こんにちは。僕はトーマス。僕はえっとあっち・・・ロンドンに住んでる。
Bea:No, this way.
こっちよ!(笑)
『~するつもりはなかった!』はI didn’t mean to~で伝えよう!
◎I didn’t mean to~= ~するつもりはなかった
「mean(動詞):意味する、意図する、~のつもりで言う」
I didn’t mean to~と否定形で「~の意図ではなかった」つまり「~するつもりはなかった」という意味になります。
ここでは、ビアが突然話しかけた為、トーマスが少し驚いてしまった場面で
I didn’t mean to startle you.(驚かせるつもりはなかったの!)と言っていますね。
+++startle=驚かす
Deannaと私もこんな会話をしましたよ↓↓↓
Deanna:I went to the hospital yesterday.
昨日病院に行ってきたの。
Anne:What!? Are you OK!? Are you feeling sick!?
え!?大丈夫!?具合悪いの!?
Deanna:No, no, not like that .I went to see a doctor for a checkup.
違う違う!そうじゃなくてただ健康診断に行ってきたの!
Anne:I’m relieved.
びっくりした~!
Deanna:Sorry, I didn’t mean to worry you.
ごめんごめん!心配されるつもりじゃなかったの!
また、会話の流れで意味がわかる時はmean toの後ろを省略することがあります↓↓↓
Anne:Oh ,no! You got a stain on my shirt!!
わ!服に汚れが付いちゃった!
Deanna:I’m sorry. I didn’t mean to. (get a stain on your shirt)
ごめん!わざとじゃないよ。
静かな空間で何かを落として「うるさくしてしまった!」という場面では↓↓↓
Sorry,I didn‘t mean to distract you.
ごめん、邪魔するつもりじゃなかったの!
自分が言った発言に対して相手を傷つけてしまった時は↓↓↓
I didn’t mean to hurt you.
傷つけるつもりはなかったの。
I didn’t mean to~は、相手を自分の無意識のうちに怒らせてしまったり、傷つけてしまい、後悔していることを表現する時によく使います。
後悔している気持ちを伝えるので文頭に「I’m sorry. 」や「Sorry,」 を付けてから I didn’t mean to~という言い方をよくします。
「It was meant to be. = そういう運命だったんだ」恋愛映画でよく出てくるイディオムです。
be動詞+過去分詞での形で「~される」という受動態の意味になります。
It was meant to be.を直訳すると「なるように意味されている」→そこから「そういう運命だったんだ」という解釈になります。
+++meant=meanの過去形、過去分詞形
ドラマティックなフレーズなので日常会話ではあまり使いませんが、レッスンパートナー(b のネイティブ講師)に聞いてみたら「遠距離恋愛をしていたり何年も一緒にいるカップルにThey were mean to be!と伝えることはある!」と言っていました☆
ちなみに、、、!
ウサギは上の写真のように相手に謝る時、頭をあて目を閉じる仕草をとります。
まさに「ごめんなさい!」のポーズですね。
映画の中でも何度も出てきますので皆さんも見つけてみてください:)
6月には続編の『Peter Rabbit 2: The Runaway(ピーターラビット2/バーナバスの誘惑)』は公開されます。
ぜひ1作目で予習してからお楽しみくださいね♪
===Anne===
次の海外旅行を夢みて今出来ることを頑張りたい・・そんな方はまず、自分の会話力チェック!
http://www.b-cafe.net/booking/
コース内容及び料金イメージはこちらからダウンロードが可能です