こんにちは!Alieです☆
年末年始は楽しくお過ごしでしたでしょうか?
そろそろゆっくりしたいな・・・ちょっと風邪気味かも・・・
本日ご紹介する映画は、そんな時にピッタリです。
ホットミルクやホットワインを片手に温かくしてお楽しみくださいね!
◆Story of “The Terminal”◆
アメリカ、ジョン・F・ケネディ国際空港の入国手続きゲートで奇怪な缶詰を手にしたクラコウジア人のビクター・ナボルスキーは足止めされていた。
彼がアメリカに向かっている間に、東欧の母国クラコウジアでクーデターが発生し政府が消滅、彼のパスポートとビザは失効してしまっていた。
クーデターの影響で空路もなくなり帰国することも、アメリカに入国することも許されなくなったビクターは、空港内のトランジット用ラウンジの中でのみ自由に過ごすことが許可される。
こうして彼は、アメリカに入国できる日を空港で待ち続けることになり・・・。
◆One Point English “The Terminal”◆
【空港で働くエンリケがビクターに好きな女性を落としたいから情報収集するよう交渉するシーン】
Enrique:Hey . I am Enrique Cruz. I want to make a deal with you.
やあ、僕はエンリケ・クルーズ。あなたと取引をしたいんだ。
Victor:What deal?
何の取引?
Enrique:I need information on CBP officer Torres.You see her every day.
I want to know what makes her knees weak.
国境取締局のトーレスの情報が必要なんだ。君はいつも彼女と会っている。
何が彼女をメロメロにさせるのか知りたいんだ!
◎make a deal with~=取引きする・契約を交わす
ビジネスの場でよく使われます。
・I have to make a deal with Google (社名).
グーグル(社名)と契約を交わさなければならない。
・We decided to make a deal with the company.
私達はその会社との契約に成功した。
◎weak (in/at) the knees=(膝が)へなへなになる・メロメロになる
直訳すると「膝が弱い」ですが、気持ちを表す意味で使われています。
膝が震えて立っていられなくなるぐらい強い感情を抱いたり、
圧倒的な影響を受けていることを意味するフレーズです。
例)
Alie:How did you enjoy the Sundara Karma concert?
サンダラ・カルマのコンサートはどうだった?
Becky:Oh, it was so rad!It really made me go weak at the knees.
そりゃもう最高!私、メロメロにされちゃったわ。
【ビクターが想いを寄せるアメリアから食事に誘われるシーン】
Amelia):You like Italian food? I know, it’s late and you’ve probably got other plans,
but if you’d like to grab some dinner,we can run right out and catch a cab.
イタリア料理は好き?遅いとは思うし、他に予定があると思うけど、
あなたが良ければ一緒に夕食を食べに行きましょう。すぐに出てタクシーを捕まえられるし。
◎grab some dinner=食事をする
食事に誘うフレーズといえば、
・Do you want to have dinner?
・Let’s have some dinner.
が思い浮かびますが、ネイティブは「Grab」をよく使います。
覚えておくと便利なのが“Let’s grab~”です。
食事に誘う場合は “food”ではなく、具体的に “breakfast / lunch / dinner” を使います。
飲みに行くときは “drinks” だけで通じます。
・Let’s grab lunch.ランチに行きましょう。
・Let’s grab some drinks.飲みに行きましょう。
ちょっと丁寧に誘う時は、下記のように使います。
・Do you want to grab some coffe?コーヒーを飲みに行こうか?
・Do you want to grab some drinks tonight?今夜、飲みに行かない?
・Why do not we grab dinner tonight?今夜、夕食を食べに行かない?
英語が通じない異国の男ビクター、何と9か月間もラウンジで寝泊まりする事に!
ビクターがどうやって生計を立てていたのかはぜひ映画でご覧になってください。
主人公のくじけずに自分らしく振舞う姿には勇気をもらいます。
スティーヴン・スピルバーグ監督と名優トム・ハンクスのタックにより、
巨大空港が人々を目的地に運ぶだけの場所から、かけがえのない「家」に見えてくるから不思議です。
主人公のビクターと一緒に英語の勉強にもなるとってもオススメの映画です☆
===Alie===