こんにちは!Pockyです!
今日は2001年公開とだいぶ前の作品ですが「シャンプー台の向こうに“BLOW DRY”」という映画を紹介します☆
ヘアドレッサー選手権をきっかけに崩壊した家族の絆を取り戻す、笑いあり涙ありの心温まるストーリー。
実は、この映画、世代がバレてしまいますが(笑)、かつて映画『ダイ・ハード』で名悪役を演じていたアラン・リックマンが出演しています!ダイ・ハードでは悪役ながらそのセクシーさに、ブルース・ウィリス演じる主人公よりも応援してしまいました(笑)。あとは、ハリーポッターシリーズのスネイプ先生役でもお馴染みですね。とってもセクシーで魅力的です!こちらの映画ではチャーミングな役を演じています。
◆Story of “BLOW DRY”◆
舞台はイギリス、ヨークシャーになる田舎町キースリー。
フィル(アラン・リックマン)と息子ブライアン(ジョッシュ・ハートネット)はこの小さな町で理髪店を営んでいました。
ある日このキースリーで全英ヘアドレッサー選手権が開かれることとなり、バイト先の葬儀場で死体相手にカットの練習に励むブライアンは絶好のチャンスと意欲十分。
しかし、かつてこのコンテストで2連覇を果たしたフィルは全く乗り気ではありません。
実は3連覇をかけた10年前、フィルの妻シェリーがヘア・モデルの女性サンドラと恋に落ち家を出てしましいました。
つまり、奥さんはモデルに取られてしまった(笑)。
それ以来、すっかり意気消沈してしまい、しがない田舎の理髪店のオヤジになってしまっています。
そんな中、家出したはずのシェリーが二人の元へやってきてコンテスト出場を持ちかけます。
その意図とは?
◆One point English from “BLOW DRY”◆
シェリーがコンテストのモデルとして恋人サンドラに出場を持ちかけるシーン。
10年前に二人が駆け落ちしたことでフィルとは絶縁状態、そんな状態でコンテストのモデルができるのかと躊躇するサンドラにシェリーはこう言います。
Sandra, I thought you’d be up for it.
サンドラ、もうやる気になっているかと思っていたわ。
“be up for ~”は「~をやる気になっている」「~をする準備ができている」という時に使われる表現方法です。
現実的に、また気分的にその気がありできるというニュアンスです。
逆にその気がなく出来ないときにはnotをつけて“be not up for ~”となります。
例えば・・・
Would you be up for a drink after work?
仕事上がり飲みに行かない?
と、こんな感じで使えます。
友達同士で使う少しカジュアルな表現になり、日本語だと「仕事上がりにいっぱいどう?」といったところでしょうか。
ちなみに誘いに乗る時の返事は、“Sure!”や“Why not!”で大丈夫です。
断るときは
I’m not up for it:「気分がのらないな」「遠慮しておきます」という風に使えますよ。
また、“I’m not up for it”にyetをつけると、「まだ乗り気じゃない」「まだ心の準備ができていない」という使い方ができます。
A: Are you ready for the interview?
面接の準備できているの?
B: I’m not up for it yet.
まだ(心の)準備ができていないよ。
という様な感じで使えます。
“be (not) up for ~”は日常いろいろな場面で使える表現ですので、ぜひ使ってみてくださいね☆
そして、今日紹介した「シャンプー台の向こうに」、登場人物が過去・現在に様々な事情を抱えながらも家族の絆を取り戻していくところはとても感動です!
イギリス映画ならではのシュールな笑いも散りばめられているので、観たことないという方は是非ご覧ください ^▽^
Pocky
★関連エントリ ★
夏を制するものは英会話を制す!今日のエントリでやる気が出た方ははじめの第一歩!
コース内容及び料金イメージはこちらからダウンロードが可能です