皆さま、こんにちは!Riccoです!年末年始はいかがお過ごしでしょうか?
テレビ特番、バーゲンなどなど楽しい事が目白押しですね!
さて、今回ご紹介するのは2009年の映画「シングルマン」です。
主演は今やイギリスを代表する俳優のコリン・ファース。
この映画は主人公の気持ちによって映像の色みが変化したりと、視覚的にも楽しむことができる作品になっています!
◆Story of “A SINGLE MAN”◆
大学教師のジョージ(コリン・ファース)はパートナーとして16年間、一緒に生活をしてきたジム(マシュー・グッド)を交通事故で失ってしまいます。それから8ヶ月が経ち、ジョージは生きる目的を失い、自ら命を断つことを決意します。会社のデスクの片付け、貸し金庫を整理し、自宅では「ネクタイはウィンザーノットで」と遺書をしたため、準備を進めていきます。しかし、そんな中、ジョージは男子生徒のケニー・ポッター(ニコラス・ホルト)がジョージの住所を秘書に聞きに来たことを知ります。不思議に思いつつ、ケニーと距離を縮めるジョージの心に、少しずつ変化が訪れていきます。
◆One point English from “A SINGLE MAN”◆
大学内でジョージは初めてケニーと二人で話しながら、共に購買へ向かいます。
筆記具を書いながら、ケニーがジョージに話しかけます。
Kenny:What was it you wanted to get, sir? (先生も何か買うんですか?)
George:Nothing. I was on my way to the dean’s office.
(何も。学部長の事務所に行くところだったよ)
Kenny:You mean you walked all the way down here just to talk to me?
(僕と話すためだけに、此処までずっと歩いてきてくれたんですか?)
George:Why not?(まあね)
Kenny:Well… I think you deserve something for that, sir. Here sir, take your pick. It’s on me.
(えっと、ここまでくれたから何かあげますよ。どうぞ選んで。僕のおごりです)
※ケニーは目の前に合った鉛筆削りを指さし選ぶようジェスチャーします
◎ It’s on me:(自分の)おごりです
同じ意味で「I’ll treat you」という表現もありますが、使うシチュエーションが異なります
★I’ll treat you=行動する前に使う言葉★
e.g)ランチに行く前!
Miriam:Ricco. Let’s go for Lunch. I’ll treat you!(Ricco.ランチいこうよ!おごるわ!
Ricco:Wow!I would love to!(わぁ!喜んで!)
★It’s on me=いつでも使える言葉★
※It’s my treat.なら同じく、いつでも使えますよ。
e.g)ランチ中!
Miriam:It’s so good! (美味しい!)
Ricco:Yeah. This time is on me/my treat. Since you treated me last time.
(うん! 今回は私のおごり! 前回払ってくれたからね。)
◆One point English from “A SINGLE MAN”◆
ジョージは命を断つ前に、ジムと出会ったバーを訪れます。そこに、偶然ケニーが現れ、ジョージと自分は感覚が似ているから、包み隠さず物事を話すことができると明かします。そして、ジョージは、なぜ自分の住所を聞いたのかケニーに問います。
Kenny:To be honest sir, I was also worried about you today.
(正直に言うと、先生が心配だったんですよ)
George:Me? What’s to be worried about? I’m fine. I’m… I’m fine.
(私が?何かに思い悩んでいると? 私は平気だよ。…そう、平気なんだ)
◎ to be honest:正直に言うと、はっきり言って、
e.g)
Michael:Hi. Ricco, how are you doing today? (あっ、Ricco、元気?)
Ricco:Yeah. I’m good. (うん、元気だよ)
Michael::Really? You don’t look so good. (本当に? 元気なさそうだけど)
Ricco:To be honest, I didn’t sleep much last night.(正直に言うと、全然寝てないんだよね)
映像美やジョージがどんなラストを迎えるのか、最後まで目が離せません!
また、本作はアカデミー賞の主演男優賞にコリン・ファースがノミネートされるなど、話題にもなりました。惜しくも受賞は逃しましたが、翌2010年公開の映画「英国王のスピーチ」で見事、主演男優賞を受賞しているんです! そんなコリン・ファースの演技にも注目な作品ですよ。
Ricco