b わたしの英会話という都内・神奈川にある英会話スクールで日本人カウンセラー(コンシェルジュ)として勤務しています。
私のエントリーでは、カナダのトロントの留学経験や、現在の職場で一緒に働くネイティブ講師達との会話の中から日常会話でこんな英語が使えたら話しが盛り上がる!そんなフレーズや文法をご紹介していきたいと思います★
今回は2023年公開のディズニー&ピクサーの長編映画『ELEMENTAL(マイ・エレメント)』をご紹介します!
火・水・土・風のエレメントたち(4元素)が暮らすエレメント・シティが舞台。
主人公は機転が利くが癇癪持ちの火のエレメントの女の子Ember(エンバー)とと柔軟な性格の水のエレメントの青年Wade(ウェイド)です。
それぞれ「火」と「水」のふたりは見た目も性格も“正反対”で、その気になればお互いを消せる?!
そんなふたりが出会い、世界観が揺らいでいくストーリーです!
Contents
『マイ・エレメント』ってどんな映画?
『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』『リメンバー・ミー』など数々の独創的な作品を世に送り出してきたピクサー・アニメーション・スタジオが、火、水、土、風といったエレメント(元素)の世界を舞台に描く長編作品。
監督は『アーロと少年』のピーター・ソーン。声の出演はエンバー役に『ハーフ・オブ・イット 面白いのはこれから』のリア・ルイス、ウェイド役に『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』などに出演したママドゥ・アティエです。
アメリカでは公開初週のランキングは2位で、ピクサーとしては落ち着いた動員数だったのですが、公開後に批評家や鑑賞者の口コミであっという間に火がつき、世界中で大ヒット!カンヌ国際映画祭でも大盛況だったそうです。
「物語が良すぎる!」そして「ピクサー史上最高の映像美!」と称賛の声が上がる「これこそピクサー作品!」です。
『マイ・エレメント』のあらすじは?
エレメント・シティでは、火・水・土・風の4つのエレメントたちが暮らしている。町には、違うエレメントとは関わらないという約束があった。家族の店を継ぐことを夢みる火の女の子Ember(エンバー)は、ある日水の男の子のWade(ウェイド)と出会い、徐々に親しくなっていく。
映画『マイ・エレメント』から:海外ショッピングで覚えておきたいお買い得情報!
《お父さんのお店を一日任されたEmberがお客さんにわがままを言われるシーン》
Ember:How can I help you?
いらっしゃいませ!
Customer:All of this and the… Oh! The sparklers are buy one, get one free?
これ全部と、あ、この花火は1つ買ったら1つ無料だよね?
Ember:That’s right.
そうですよ。
Customer:Great! I’ll just take the free one.
じゃあ、無料で1つだけください。
Ember:Oh, no, see… you need to buy one to get one free.
えっと、1つ買ったら、1つ無料になりますよ。
Customer:But I just want the free one.
でも僕は無料の1つだけ欲しいんだ。
Ember:Sorry, that’s not how this works.
すみません、それはできないんです。
Customer:But the customer is always right.
でもお客さまがいつも正しいだろ。
Ember:Not in this case. Nope. Nope. Nope. Nope. Nope. Nope. Nope. Nope.
今回は違うわ。だめだめ!!
Customer:Just give me one for free!
いいから1つだけ無料でくれよ!
Ember:That’s not how this works!
だめ!!
Buy one Get one Free:1個買うと、1個無料でもらえます
「Buy one Get one Free」は海外のお店で見かけることも多い「1つ買うと一つ無料になりますよ!」というセールスコピー(売り文句)です。
「Buy one get one(1つの値段で2つどうぞ)」や「2 for 1 Deal(2つ買って1つの値段)」という書き方の時もありますが、同じ意味です。
略して「BOGO」と表示されていることもあります。
映画のシーンでは、お客さんが「ひとつも買わずに無料の1つだけくれ」とわがままをいっていますが、実際にもし1つ無料でもらえたら、なんだか得した気分になりますよね。
英語のセールスコピーやキャッチコピーを覚えてお得なショッピングを!
・Spend $50 and get one free:50ドル以上買うと1つ無料
・Buy one get one 50% off:1つ買えば、もう1つは半額(50%オフ)
・3 for 2:3つで2つ分の値段(2つ分の値段で3つ買えます)
・Take 30% off(30% off marked priceも同じ意味です):表示価格から30%オフ
・Clearance sale:在庫処分セール(大売出し)
・Closing sale/ Opening sale:閉店セール・開店セール
・Special deal:スペシャルセール
※ここでのdealはsaleと同じ意味です
会話でも使うこともありますよ。
Mary: Hey, have you heard about the new clothing store in Kichijoji?
ねえ、吉祥寺に新しくできた洋服屋さんのこと知ってる?
Bell: No, I haven’t. What’s up with it?
え、知らなかった。どうしたの?
Mary: They have a great deal right now – it’s a “Buy one get one 50% off” promotion!
今、お得なキャンペーンをやってるの。1つ買うと、もう1つは半額なのよ!
Bell: Really? That sounds awesome! I need some new shirts. Wanna go check it out together?
そうなの?すごいね!新しいシャツが欲しいんだ。一緒に見に行かない?
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Customer: Hi, I’m interested in buying this jacket. It looks great, but the price is a bit high for me.
んにちは、このジャケットを購入したいんです。デザインが素敵なんですけど、価格がちょっと高いですね。
Stahh: Thank you! I understand. Well, good news for you today – we have a special promotion. You can take 30% off the regular price of that jacket!
ありがとうございます!わかります。でも、今日は良いお知らせがありますよ。このジャケットを通常価格から30%オフにする特別なプロモーションがあります!
Customer: Really? That’s fantastic!
本当ですか?それは素晴らしいですね!
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Mary:You’ve got a new purse. It’s nice, I like it!
新しい財布ね、いいわね、素敵だわ!
Bell:Thanks. It was a clearance sale, so I got it at half price.Actually, I want to go buy some more things. Do you want to come with me?
ありがとう!クリアランスセールで半額だったの!もう一回いってほかのものも買いたいんだけど、一緒に行かない?
Mary:Sounds great! Yes, let’s go shopping!
いいね!いこう!
日本語タイトルの『マイ・エレメント』の意味は?
「elemental」は形容詞では「元素の・基礎的な・自然現象の」、名詞では「精霊」という意味などで使われます。
オリジナルタイトルの『ELEMENTAL』はまさに火・水・土・風の四大精霊のストーリーであることを意味しますね。
そして、日本語タイトルは『マイ・エレメント』ですが、「my element」には、「自分にぴったりの場所・環境」などを意味があります。
例文を見てみましょう!
・Surrounded by books in a quiet library, I’m in my element.
静かな図書館で本に囲まれていると、私は自分の居場所にいる感じがします。
・Working with children is truly my element.
子どもたちと一緒に働くことは、まさに私の得意分野です。
・Painting has always been my element.
絵を描くことは常に私にとってなくてはならないものです。
映画を観終わってから、タイトルの意味することを考えると、日本語のタイトルも奥深さを感じるはずです。
『マイ・エレメント』は現在、ディズニープラスで視聴可能です。
キュートなキャラクター達に癒されながら、英語音声や、英語/日本語字幕も活用して、楽しみながら英会話力アップにもご活用くださいね。
===Mary===