恋と仕事に効く英語:中級者向けの英会話

恋と仕事に効く英語

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「used to」と「be used to」の意味の違いとは?例文付きで徹底解説!

正しく使えていますか?

みなさま、こんにちは!
b わたしの英会話の☆JO-JOです!

この記事では、形は似ているけれど意味が全然違うこちらの

・used to
・be used to

の2フレーズの意味と違いを英語のプロがわかりやすく解説しています。

困惑しやすい英語フレーズとなっていますので、この記事でチェックしてみてくださいね。

そもそも英語の「used」の意味は?

「used to」と「be used to」の意味と違いをわかりやすく解説

まずは、「used」単体の意味を確認しておきましょう。

「used」の意味は

・「use」の過去形:使った
・中古の〜
・汚れた〜

という意味になります。

「used car」は「中古車」で、「used clothing」は「古着」といった意味になり、「すでに使われた」という意味になります。

英語の「used to」の意味とは?使い方も分かりやすく解説!

それでは、まず「used to」の意味を見ていきましょう。
例文を多くご紹介しながら、分かりやすく解説するので、一緒に見ていきましょう。

「used to」の意味とは?

「used to」の意味は「かつて〜した」となり、「過去の習慣を表す助動詞」になります。

例えば、日本語でも

「昔はよくディスコで踊っていたのよね~。(今は踊らない)」
「よく山登りをしたものだ(今は登らない)」

といった会話をよくしますよね。

こういった表現を相手に伝えたい時に使えるのが「used to」なのです!

それでは例文をご紹介していきましょう。

I used to skate when I was a child.
子供の頃スケートをしたものだ。(今はしない)

I used to dance at Disco.
昔はよくディスコで踊っていたのよね~。(今は踊らない)

I used to climb the mountain.
よく山登りをしたものだ。(今は登らない)

また「昔はそうだが、今はそうでない」といった今とは異なる状況を伝えることができます。

たとえば、このような英語例文で使うことも多いですね。

There used to be a stadium called “Kokuritsu Kyogijo” in Shinjuku.
新宿には国立競技場と呼ばれる大きなスタジアムがあった。

There used to be a station here.
ここには駅があった。

「used to」の肯定文

肯定文で使うときは、「used to」を主語の直後に置き、続いて動詞の原型がきます。

主語 + used to + 動詞の原型

「used to」の肯定文の英語例文を見てみましょう。

I used to play the guitar.
昔はギターを弾いていました。

「used to」の否定文

「used to」の否定文には2パターンあることを知っていますか?

①主語 + didn’t used to + 動詞の原型
②主語 + used not to + 動詞の原型

①が一般的に使われており、②はフォーマルなシーンで使われているようです。
しかし、上記の2つのパターンは、基本的にどちらを使っても構いません。

「used to」の否定文の英語例文を見てみましょう。

I didn’t used to like coffee, but now I drink it every morning.
以前はコーヒーが好きではなかったけれど、今は毎朝飲んでいます。

She used not to exercise much, but now she goes to the gym regularly.
彼女は以前はあまり運動しなかったが、今では定期的にジムに通っている。

「used to」の疑問文

「used to」を疑問文で使う場合は、下記のように使います。

Did 主語 use to ~ ?

それでは、英語例文を見てみましょう。

Did you use to play soccer when you were younger?
あなたは若い頃、サッカーをしていましたか?

また「used to」は、「what」や「where」などと組み合わせて使うことも可能です。

What kind of music did you use to listen to in your teenage years?
あなたが10代の頃、どんな種類の音楽をよく聴いていましたか?

Where did you use to live before moving to your current city?
現在の市に引っ越す前、どこに住んでいましたか?

「be used to」の過去形・未来形

「used to」は過去の習慣や状態を表す表現で、その性質上、そのままでは過去形や未来形にはなりません。
このフレーズ自体が既に過去を指しています。

英語の「be used to」の意味とは?使い方も分かりやすく解説!

続いて、英語の「be used to」の意味をチェックしてみましょう!
使い方も分かりやすく解説しているので、ぜひご覧ください。

「be used to」の意味とは?

「be used to」についてご紹介します。

「used to」と似てますが、意味は全く異なり「~に慣れる」という意味になります。

「be used to」を使った例文はこちら!

I am getting used to living in new town.
新しい街の生活に慣れてきています。

I am not used to working at the new company yet.
新しい会社で働く事にまだなれていない。

「used to」と「be used to」の形は似ていますが、こちらの例文のように全然違う意味となるのでご注意ください!

I used to live in New York.
かつてニューヨークに住んでいた。

I am used to living in New York.
ニューヨークに住む事に慣れている。

He used to eat Wasabi,
彼はワサビを食べていた。

He is not used to eating Wasabi.
彼はワサビを食べることに慣れていない。

「be used to」の肯定文

「be used to」の肯定文について、見てみましょう。

主語 be used to 動名詞/名詞

「be used to」の後には、名詞か動名詞が来るので、動詞の原型を持ってこないように注意が必要です。
それでは、「be used to」の英語例文をチェックしてみましょう。

I am used to waking up early for work.
私は仕事のために早起きすることに慣れています。

She is used to the cold weather in Canada.
彼女はカナダの寒い天候に慣れています。

「be used to」の否定文

「be used to」の否定文は、次のような文法で使います。

主語 be not used to 動名詞/名詞

それでは、「be used to」の否定文の英語例文を見てみましょう。

He is not used to driving on the left side of the road.
彼は道路の左側で運転することに慣れていません。

「be used to」の疑問文

「be used to」の疑問文は、下記のように使います。

be 主語 used to 動名詞/名詞?

「be used to」の疑問文の英語例文はこちらです。

Are you used to the new software at work?
仕事での新しいソフトウェアに慣れましたか?

「be used to」の過去形・未来形

「be used to」の過去形や未来形は、「be」の部分を過去形や未来形に変えることで作ります。

過去形では、「was/were used to」を使います。これは過去のある時点で何かに慣れていたことを示します。

I was used to getting up early when I was in school.
学生の頃は早起きに慣れていました。

未来形では 「will be used to」を使います。これは将来のある時点で何かに慣れることを予測します。

You will be used to the workload in a few months.
数ヶ月後にはその仕事量に慣れているでしょう。

これらの形は、話し手が過去や未来の特定の時点での習慣や適応状態を表現する際に使われます。

「used・used to・be used to」の発音の違いについて

「used」と「used to」「be used to」の発音の違いについて

実は単体の「used」と「used to」と「be used to」では「used」の発音が違います。

単純な過去形や受動態として使われる「used」の発音は、「ユーズド(júːzd)」と濁った発音になります。
実際の英語音声では、このようになります。

He used my pen.
彼は私のペンを使った。

一方で、「used to」や「be used to」の発音は、「ユーストゥ(júːst)」と濁らない発音になります。

I used to play basketball in high school.
私は高校時代にバスケットボールをしていた。

She was used to waking up early.
彼女は早起きに慣れていた。

細かいところですが、覚えていると差がつきますよ♪

また、こちらの動画「【裏ワザ級】中1英文法の知識で英語を話せるようになる秘密のテクニック8選」も、英文法をマスターする秘密を解説していますので、あわせてご覧になってみてください。

「used to」と「would」の違いとは?

「used to」と「would」は過去の習慣や行動を述べる際に使用される表現ですが、それぞれ異なるニュアンスを持っています。
「used to」は過去に行っていた習慣や状態を指し、現在はもうその習慣がないことを示します。
例えば、「子供の頃はピアノを弾いていた」と表現する際には、

I used to play the piano as a child.

となります。

一方、「would」は繰り返された過去の行動に焦点を当て、状態の変化を示しません。
「毎日散歩していた」という場合、

I would walk every day.

と表現できます。このように、「used to」と「would」は使い分けが重要です。

まとめ

最後にもう一度「used to」「be used to」の意味をまとめておきます。

・used to
 かつて〜した

・be used to
 〜に慣れている

パッと見は同じような形ですが、be動詞が入るだけで、toの後ろの形が変わるだけで、こんなにも意味が違ってしまいますね。
正確に英語を話す!これもぜひ意識してレッスン受けていただければ幸いです。

また、こちらの記事でもあなたの英語力UPに繋がることを解説しているので、ぜひチェックしてみてください!

JO-JO

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