- カナダのワーホリ事情ってどうなの?
- カナダのワーホリでどんな仕事ができるの?
- カナダのワーホリの費用はいくらぐらい?
カナダ留学したい人
Lavender
カナダへ渡航する前の英語力は、恥ずかしながら本当にゼロでした…!
現在は英会話スクールに勤務し、客様と一緒にさらに英語力を磨く毎日です!そんな私が、皆様に自分の体験を元にカナダのワーホリ事情をまとめてみました。
カナダのワーホリが人気な理由
さて、ワーホリというと「カナダ」というくらいに人気があります。
私たちのスクールの同僚でも、ワーホリに行っていた方は多いですが渡航先を聞くと「カナダ」!という人がびっくりするくらいに多いです。では、なぜ、カナダが人気があるのか。その理由について見てみることにしましょう。
移民大国カナダ
カナダは人種のモザイクと呼ばれているほど、移民が多い国です。
様々な国の人と出会うことができますし、フレンドリーな方が多いので日本人の私達でも溶け込みやすいです!
そして、よく言われているように、カナダの英語は発音にくせがなく聞き取りやすいです。
まずは聞き取れないと会話になりませんから、これはすごく助かりました。
移民の方は少々アクセントが強いこともありますが、慣れてくるとその人の出身地を予想できたりして、それも楽しめるようになりますよ♪
旅行へ行きやすい
カナダは場所柄、日本からは行きにくかったヨーロッパや南米などへ行きやすく、航空券も日本から行くよりもかなり安いので、私の周りの友達も滞在中に旅行へたくさん行っていましたよ!
バンクーバーからはシアトル、サンフランシスコ、ロサンゼルスがとても近いですし、トロントからはアイスランド、ニューヨーク、キューバ等が人気でした!
他国と比べて安全
「海外は危ないから怖い」と、思う方もいらっしゃるかもしれませんが、カナダは他の国と比べて比較的安全なのも人気の理由のひとつです。
とはいえ、時々発砲事件があったり、場所によっては危険なエリアもあるので、事前に知っている事がとても大切です。
特別に用がない限り、危険と言われている場所には近づかないようにしましょう!
カナダドルが安い
ユーロやUSドルと比べると、カナダドルは比較的安いです。
最近では、ユーロだと1ユーロ=約123円が相場となっておりますが、カナダドルは1ドル=約80円が大体の相場ですので、費用を抑えたいという方にもカナダはおすすめです!
もし、他の国のワーホリを検討している場合は
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カナダのワーホリの仕事ってどんなものがある?(自分や友達の体験)
もちろん英語力があったほうが仕事は見つかりやすいですが、ワーキングホリデービザを使ってカナダへ来ている人が多いので、求人サイトを見るとワーキングホリデーの方を歓迎してくれているところも多いですよ!
私の友達は、美容室、居酒屋、カフェ、フードコートなどで働いていましたよ!
日本食レストランも多くあり、そこでは英語がそこまで話せなくても雇ってもらえることも多くありますが、せっかくカナダで働けるチャンスなので、ネイティブ達が来るような場所でネイティブと働いて、英語環境に身を置いてみるのも良い経験になりますよ!
私は渡航して3ヶ月経った頃に仕事を探し始めましたが、英語力はまだ初心者のままでした。
面接を受けたネイルサロンは、マネージャーもお客様も日本人ではなく、スタッフにも数名しか日本人はいませんでした。ですが、私が日本でネイリストの経験があることと、自分で作ったオリジナルデザインのネイルチップを持って行ったのが役立ち、その場で雇ってもらえました!
もちろん、英語が聞き取れなかったり、伝えたい事が伝えられなかったり、技術はあるのに拙い英語のせいで初心者のように思われたり、悔しい思いもたくさんしましたが、それもバネにして頑張ることができました!
事前に求人サイトなどを見て、どんなところが募集をしているのかリサーチしておくのも良いでしょう。
「カナダ情報なら!e-Maple」:日本語のカナダ情報サイトです。
「Kijiji」:英語の情報サイトですが、情報量も多いです。
カナダのワーホリにかかる費用(準備・滞在期間)
次に費用についての考察をしていくことにしましょう。
費用はまず、
- 語学学校に行くのか
- いつから働くのか
- どこに住むのか
によって大きく変わってきます。
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【費用リスト】
- パスポート
- ワーキングホリデービザ
- 語学学校
- シェアハウスorホームステイ
- 航空券
- 海外旅行保険
【やることリスト】
- エージェント探し
- 住民票移動(海外転出)
- 歯や身体のメンテナンス
- 英語の学習
【費用リスト】
パスポート取得:10年間 約16,000円
申請には戸籍抄本などが必要になるので、本籍に住んでいない方は取り寄せる必要がありますし、パスポートセンターへ行く必要があるので早めにお手続きすることをおすすめします。
すでにお持ちの方は有効期限もしっかり確認しておきましょう!
カナダにいる間に有効期限を迎えたりしませんか?
ワーキングホリデービザ:約28,000円
パスポートを取得したら、次はワーキングホリデービザを取得しましょう。エージェントに申請を代行してもらうことも出来ますが、自分でも出来ました。
しかし、ひとつでも間違えると許可が下りない可能性があるので慎重に!
取得までに時間がかかる場合もありますので余裕をもって申請しましょう。
カナダへの入国期限は取得してから1年以内です。
語学学校に通う場合やすぐ働かない場合は、まずは観光ビザで入国して、働き始めるときに
ワーキングホリデービザで入国し直すのが一般的です。
はじめにワーキングホリデービザで入国すると、すぐ働かなくても入国した日から1年間しか働くことが出来ませんので、ビザを有効利用できるように事前にスケジュールを決めておきましょう!
語学学校:3ヶ月 約350,000円
英語力がゼロのままではさすがにまずいので、私は初めの3ヶ月は語学学校へ通いました。
行くか行かないかで費用もかなり変わってきますので、事前にしっかりと勉強をしておくことをお勧めします。
もちろん、カナダで語学学校へ通うメリットもあります!
様々な国に友達ができて、学校のイベントへ一緒に参加したり、色々な情報交換できる日本人のコミュニティも作ることができるので、私は行って良かったと思っています。
同じ悩みを抱えて共感できる友達がいると心強いです!
シェアハウスorホームステイ:1ヶ月 約60,000円~75,000円
シェアハウスに住むのが一般的ですが、初めの3ヶ月くらいはホームステイをしている子が多いです。
私は医療系大学の寮へ入りましたが、毎週末夜中まで続くパーティーの騒音に悩まされたり、ランドリーカードの仕組みが分からずしばらく洗濯ができなかったりと、この学生寮で過ごしたのはシェアハウスが決まるまでのたった3週間でしたが、かなりメンタルが鍛えられました…。
英語力とコミュニケーション能力があれば、仲良くなって一緒にパーティーができたかもしれませんが、当時の私は本当に英語力がゼロだったのでもちろんできませんでした。
一方のホームステイは、場所が地下鉄の駅からバスに乗り継ぎさらに徒歩で10分…など、遠いところが多い印象でしたが、まるで本物の家族のように接してくれて色々と心配してくれたり、クリスマスパーティーに招待されたりしていて、カナダにも家族ができた!と喜んでいる友達もいました。せっかくの海外生活ですので、私もホームステイを経験してみても良かったなと今では思っています。
万が一、ステイ先で何か問題があった場合にはエージェントへすぐ相談してくださいね!
航空券:約10万円
航空券は時期によって金額が変わってきますが、約10万円くらいです。
夏の時期は少々割高ですが、冬の時期が長い分カナダの夏はイベントが毎日のように開催されていて楽しめますよ!こちらも日程が決まり次第、早めに購入しておきましょう。
海外旅行保険:1年分約150,000~200,000円
海外旅行保険は、航空券等の日程と合わせて事前に必ず入ってくださいね!
クレジットカード付帯のものでも大丈夫ですが、空港で加入が証明できないとトラブルになりかねませんので、事前に英語表記の保険証書等を用意しておくと良いでしょう。
ここまでの費用としては約75万円前後となりますが、現地で購入が必要なものや働き始めるまでの生活費等、諸々お金がかかることも出てくると思いますので、語学学校へ通われない場合は約50万円~、語学学校へ通う場合(3ヶ月の場合)は100万円~が相場となります。
やることリスト
エージェント探し
正直、私は頼まなくてもいいかなと思っていたのですが、これは頼んで良かったなと思います。
学校選びや家探し、空港へのお迎え、銀行口座の開設など沢山お世話になりました!ホームステイの場合もエージェントを通して探せます。
住民票移動(海外転出)
日程が決まったら海外転出手続きも忘れずに!
そのままにしておくと、カナダにいる間も住民税や健康保険料等を支払い続けなければならなくなります。そして、カナダに入国したら在留届も忘れずに届け出ておきましょう。
歯や身体のメンテナンス
加入した保険の内容にもよりますが、歯の治療は保険適用外のことが多いので、事前にチェックをして必要があれば早めに治療を終わらせましょう。
実際、私は早めに歯医者へ行って治療を終わらせていましたが、渡航の一週間前にデンタルフロスをしていたら、スポーンと銀歯が取れてしまったんです! 少しでも不安な箇所があれば治療しておくことをオススメします!
他にも、定期的に服用する薬がある方は事前にもらっておくと良いでしょう。
英語の学習
もちろん、渡航前に英語力はあればあるだけ良いです!
ワーキングホリデービザの期間は通常1年間ですが、これが本当にあっという間に過ぎていきます。限られた期間の中で、現地に行ってからイチから勉強するのはとてももったいないです。
カナダの人はとてもフレンドリーな方が多く、店員さんや通りすがりの人に「あなたの髪型素敵ね!どこの美容室行ってるの?」「あなたのリップいい色ね!どこで買ったの?」など、声をかけられるのは日常茶飯事!ここでうまく返せなかったときは「せっかく話しかけてくれたのに…」と、とても落ち込みましたし、スムーズに会話ができると話もはずみ、とてもハッピーな気分になりました!
自分に合う学習方法を知っている方なら事前に自己学習をしたり、オンラインでネイティブの友達を作って話す練習をしておくのも良いでしょう。
何から手を付けていいのか分からない!という方は、英会話スクールへ通って少しでも英語に慣れておくことをおすすめします!
私の働いている英会話スクールでも、ワーホリ前の準備で学習されているお客様は多くいらっしゃいますよ。
bわたしの英会話
英語をはじめて学ぶ大人女子のための、女性限定マンツーマン英会話スクールです。
オリジナルのテキストや学習方法で、今まで英会話に挫折をしてきた方や初心者の方へおすすめです。講師は全員ネイティブで、講師の多くが日本語も話せます。分からない事があれば日本語で質問も出来るので、リラックスしてレッスンを受けられます。
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イングリッシュカンパニー
英語学習に近道はない。けれど、回り道をすることはない。をテーマに、
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リーズナブルな価格のマンツーマンの英会話スクールです。
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まとめ
ワーキングホリデーは、渡航前の事前準備と情報収集によって、渡航してからの生活やモチベーションが変わってきます!あらかじめ目標や、行きたい旅行先を決めておくのもいいでしょう。
英語力ゼロだった私も、語学学校や日々の生活の中で必死に英語を学び、ニューヨークやスペインへ一人旅ができるくらいになりました!自信を持って話すことができると、生活にも職場にも早く溶け込むことができますよ。
基礎が出来ている状態からスタートしたほうが、カナダへ渡航してからの英語学習もスムーズに進められますので、ワーキングホリデーが終わる頃には、努力次第では見違えるほどのレベルアップもできるでしょう。
もちろん海外での生活には色々な誘惑や、時には落ち込んでしまう事もあるかと思います。
ですが、せっかくの貴重な海外生活ですので、事前にしっかりと準備をして充実したワーキングホリデーにしてくださいね!
Lavender
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