「ギリホリ」なんて聞いたことはありませんか?
ワーキングホリデーには年齢制限あり、この年齢間近(ぎりぎり)でワーホリに行くことを言います。国によって年齢は異なりますが、一般的に上限は30歳までとなっております。
- 自分は今30歳だけどワーホリに行けるのかな・・・?
- もし、行けるのならどんな国があるのか知りたい
- ワーホリ以外で海外に行く方法を知りたい
ワーホリを検討している人
30歳か…と諦める必要はありません!他にも海外で生活する方法はあるのですから!
Pam
私は以前ワーホリでカナダに行きました。そこで出会った友達の中には30歳過ぎた人も数多くいました。
この記事では、私自身の友人の例を含めて、ワーキングホリデー(ワーホリ)と年齢の関係について調べてみました。年齢制限から諦めるのはまだ早いです!ワーホリ以外にも、30歳過ぎても海外で生活する方法をいくつかご提案致しますので、是非参考にして頂ければと思います!
ワーホリには年齢制限がある
それでは、早速、ワーホリ(ワーキングホリデー)とはどのような制度なのか?そして、年齢制限はじめ様々な条件について理解しておくようにしましょう。
ワーホリとは?
ワーホリは、海外での長期滞在が可能なビザの一つで、ワーホリ協定を結んだ国にのみ行くことが出きます!
滞在中は就学、旅行、就労が自由にできます!働きながら生活できることがワーホリの大きな特徴です。費用面を考えると働いて生活費等を補うことができるのは本当に大きいですよね!
ワーホリに行く条件
ワーホリ申請には条件があります!国によって異なる項目もあるので、事前に調べておきましょう。
- 年齢制限
- 健康状態(心身ともに健康であること)
- 医療保険への加入
- 一定の資金(渡航後の生活費、往復航空券を購入できる資金の証明)
- 扶養家族の同伴なし
- 過去に同国のワーホリビザを取得していないこと
- パスポートの有効期限(滞在期間が有効期限内)
これらの条件の中でも、各国に絶対にあるものが年齢制限です!そしてこれは、自分ではどうすることもできない条件ですよね。
ほとんどの国が18~30歳としていますが、なぜ年齢制限があるのでしょうか?
年齢制限がある理由
なぜ、年齢制限があるのか?それは、ワーホリ制度の目的にあります。
ワーホリは青少年の国際交流によって、文化の違いやお互いの国を理解することを目的とした制度です。
青少年を何歳とするかは、国によって異なると思いますが、まず、ワーキングホリデー協定を結んでいる国の多くは18歳からを成人としていること。また30歳という上限は、一般的にですが30歳を過ぎると身体的に衰えが見え、社会的にも責任などがあることから、18~30歳という年齢設定が妥当と考えられています。
ワーキングホリデー協定国ごとの年齢制限一覧
ワーホリは、ワーキングホリデー協定を結んでいる国にのみ行くことができ、日本は現在まで26カ国と協定を結んでいます!
現在、日本とワーキングホリデー協定を締結している国一覧
*アジア*
韓国、台湾、香港
*北米*
カナダ
*オセアニア*
オーストラリア、ニュージーランド
*ヨーロッパ*
フランス 、ドイツ、イギリス、アイルランド、デンマーク、ノルウェー、ポルトガル、ポーランド、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、スペイン、アイスランド、チェコ、リトアニ、スウェーデン、エストニア、オランダ
*中南米*
アルゼンチン、チリ
各国の年齢制限
ほとんどの国では年齢制限を18~30歳としています!例外の国はフランスとアイスランドです!
フランスは18~29歳、アイスランドは18~26歳としています。フランスは以前までは30歳以内としていましたが、2018年の9月19日より30歳未満と変更されました。理由は発表されていないようです。
また、アイスランドは日本が唯一のワーホリ協定国で、年齢制限やビザの発給数の条件は低くなっており、他国とは大きく異なります!
Pam
もし、年齢制限を越えたけど海外に行きたい時にはどんな選択肢があるのか?
次に、年齢制限の上限である30歳を超えてしまっている方。
もう30歳だから行けないか…と思ってしまいますが、まだ諦めなくて大丈夫です!
30歳でもまだ間に合うワーホリに行く方法!
条件にある年齢制限はビザ申請時の年齢というのがポイントです!30歳以内なので31歳のお誕生日前日までは申請ができるということです!
また、申請後のビザの発給は国によって、数週間~数ヶ月と異なりますが、発給されてから1年以内に出国すればいいとされています。なので、渡航は30歳以上でも可能となります!
例:2021年の3月15日にお誕生日で30歳になる場合
2022年の3月14日まで申請が可能になります。(31歳のお誕生日前日)
申請後、2022年4月25日に発給されたとすると、発給された1年後の2023年4月24日までに出国すればいいので、32歳で出国ができることになります!
ですが、申請時に31歳だったらどうすればいいの?と思いますよね!そこで、ここから先は、31歳以上でも大丈夫な、ワーホリの代わりとなる海外で長期滞在する方法をご紹介します!
ワーホリではなく海外で生活する方法
正直、ワーホリのように自由に学校に通ったり、働いたりするのは難しいですが、それぞれ条件の中で学校に通って、働いて、と海外での生活を経験することは可能です!!
① オーストラリア
学生ビザ
政府認定校に3ヶ月以上の就学することで、同時に就学中も働くことができます。
(滞在期間)
学校に通う期間+学校終了日から1~2ヶ月とされています。
コースの期間によって変わり、10ヶ月以下の場合は1ヶ月、10ヶ月以上の場合は2ヶ月となります。例えば、6ヶ月学校に通った場合、滞在期間は6ヶ月+1ヶ月で7ヶ月となります!
(就労条件)
週に20時間までのアルバイトが認められています。原則として、履修コース開始前の就労は禁止されています。
(ビザ保持条件)
ビザを保持し続けるためには、学校での出席率80%を保つ必要があります。
② カナダ
Co-op(コープ)ビザ
Co-opビザは学生ビザとセットで発行され、学校のプログラムの一貫として就学体験(有給インターンシップ)ができるもので、就学期間と同じ、または少ない時間の就労が可能です!
(滞在期間)
コースによって6ヶ月~2年程度のものがあります。
就労期間はコース期間の50%を超えてはいけないとされています。例えば12ヶ月のコースの場合、6ヶ月が授業、6ヶ月が就労という比率になります。
(就労条件)
就学期間中は週20時間の就労が認められています。就労期間に入るとさら20時間増え、週40時間の就労が可能になります!(※州によってルールがあります。)
ブリティッシュコロンビア州→就労期間は有給でなければならない!
オンタリオ州→無給の場合もある!
(就労先)
自分が学んでいるコースに関係のある仕事をしなければならない。
③ ニュージーランド
学生ビザ
認定校での3ヶ月以上就学すると、就労できます!
(滞在期間)
就学期間と同様。1年間学校に通うのであれば1年間となります。
期限内は出国制限がないので、海外旅行も可能です!
(就労条件)
フルタイムコースの3ヶ月以上の受講で週20時間の就労が可能です。
④アイルランド
学生ビザ
3ヶ月以上の留学で必要となり、期間中は働くことができます!
(滞在期間)
最大8ヶ月間の滞在が可能で、2回まで延長することができます。
※延長するためには出席率85%以上が必要です。
(就労条件)
25週以上語学学校に通う場合、週に20時間働くことができます。
また、6~9月、12月15日~1月15日はフルタイム(週40時間)で働くことができる期間となっています。
⑤マルタ
学生ビザ
3ヶ月以上の留学で働くことができます!
(滞在期間)
取得コースに併せてですが、最長1年です。
(就労条件)
滞在13周目以降から可能で、週20時間はたらくことができます。また、出席率を80%以上維持すること就労許可申請が必要です。
※申請に時間がかかる為、早めに手続きしましょう。
※申請費用が230ユーロ(約3万円)かかります。
⑥イギリス
学生ビザ
認定されている学校に6ヶ月以上通いうことができ、就労も可能です!
(滞在期間)
6ヶ月以上で申請し、許可がでた期間滞在できます。
(就労条件)
滞在期間同様の期間就労が可能です。週に20時間のアルバイトができます。
こうしてみてみると、学生ビザを利用すると、就労も併せて可能な国が多いです!ワーホリとは違い、就労時間に制限があり、認定校に通う為の語学力が必要になるため、渡航前の準備が必須となります!
大変だと思いますが、事前に準備をすることで、渡航後の生活が豊かになります!
現地の学校に通える語学力があれば、しっかりと現地の人たちとコミュニケーションが取れ、色々な情報を得ることができるので、生活の幅が広がっていくでしょう!
まとめ
ワーホリに年齢制限があることをはじめて知った人もいるのではないでしょうか?
年齢制限はありますが、海外生活を経験する方法はワーホリ以外にもあります!
海外生活してみたい!という気持ちを年齢制限で諦めてしまうのはもったいないです!日本にいても職場が変わるなど環境が変わることで、気持ちや価値観の変化を感じたことは経験があると思います。それが海外での生活となったらどうでしょう?
きっと新しい発見がたくさんあると思いますので、是非海外生活をしてみたいと思った気持ちを大切に、色々な方法で海外生活にチャレンジしていただきたいと思います!
Pam
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