TOEICレベル別の勉強法徹底ガイド!

  • 今度の昇級試験にTOEICが必要みたい…どうやって勉強するんだっけ…
  • TOEIC700点を取りたいんだけど、600点台から抜け出せない…

TOEIC学習法に悩む人

今回はこんなお悩みにお答えしていきます。

編集部

編集部です。大学受験で英語を勉強するおもしろさに気づき、大学在学中にTOEIC445点から960点取得まで、点数を伸ばしました。大学院受験や就職活動でTOEICやTOEFLを受験した経験を交えながら、公式的なソースを元に情報をお伝えしたいと思います。

グローバル化が進む現在の世の中では、英語力が重要視されることも多くなってきましたね。実際、海外駐在のために入社4年目の社員が、一生懸命TOEICを勉強している話を聞いたことがあります。

今回は、そんな私の英語学習経験を生かして、TOEICを受ける人、全員に共通しておすすめしたい必須の勉強方法から、レベル別の課題や対策までを網羅的に紹介しています。ぜひ、自分の英語力に合わせたものを選んで、参考にしてみてください。

【まずはこれ】TOEIC全レベルに共通する勉強法

 ① 本番と同じ環境で模試を解くこと

「リスニングは今日やって、リーディングは明日にしよう。」ではなく、時間を測って、本番と同じ時間で模試を解くことが大切です。模試一本やるのには結構な体力が必要ですが、時間配分を確認できたり、集中力を鍛えるトレーニングになったり、メリットがたくさんあります。

また、できれば、リスニングをイヤホンではなく、本番同様にスピーカーで流してみてください。イヤホンとスピーカーでは、聞こえ方に差があります。

本番で動揺しないためにも、スピーカー音声に慣れておくのがおすすめです。

② 音読をする

英語学習において、音読のメリットはとてもたくさんあります。中でも、効果が大きいもの2つを紹介します。

まず、音読を重ねていくと、文法的におかしな文章があった時に、直観的に間違いと気づくことができるようになります。結果、文法の知識を試されるパート5・6で点数が伸びます。また、英語を英語の順番で理解できるようになります。

つまり、英語を一度日本語の順番に変換して読むこと、「返り読み」をする必要がなくなるのです。

TOEICは満点が取れる人でも、時間がギリギリというくらい、時間にシビアな試験です。そんな中、英語を英語のまま理解することができれば、「日本語に変換」というひとつのプロセスを省ことができ、他の問題に時間をさけるようになりますね。

③ TOEICのテクニックを学ぶ

これは勉強法というよりも、TOEICの戦略的な部分です。

TOEICで点数を伸ばすには英語力に加えてちょっとしたテクニックが必要になります。例えば、マークシートを設問ごとに塗りつぶすのではなく、全ての問題を解き終えてから一気に塗りつぶす方法にしてみるなど、本当にちょっとしたことです。

実際に、TOEICに関するテクニックが集められた参考書もありますし、テクニックを学んだら100点以上UPしたという方もいらっしゃいますよ。

【レベル別】おすすめTOEIC勉強法

ここからは、TOEICのレベルごとに勉強方法をご紹介していきます。

TOEICはレベルによって、課題が異なるため、それに合わせて対策を変えていく必要があります。

TOEIC600点突破の勉強法

TOEIC600点は日本人の平均スコアです。また、就職・転職活動の履歴書にかけるレベルといわれています。ETSによれば、TOEIC600点には以下の英語力が必要だということです。

〈リーディング〉

・簡単な語彙が理解できる。

・よく使用される、規則に基づいた文法構造が理解できる。

〈リスニング〉

・特に語彙が難しくないときは、話の主旨、目的、基本的な文脈が推測できることもある。

ここから、TOEIC600点を突破するには、基本的な語彙と文法など、英語の基礎を固める必要があるとわかります。では、具体的な勉強方法をみていきましょう。

① TOEICに出る基本的な単語を覚えること

TOEICに出てくる英単語をマスターしましょう。英単語は英語力を伸ばす基礎の基礎です。分からない単語だらけの文章なんて、文法構造をいくら把握していても理解できませんよね。

まずは、基礎固めとして、単語帳を一冊購入し、単語を覚えるのに時間を使ってみてください。

② 高校英語までの基本的な文法をマスターする

英単語と同様、高校までの基本的な文法をマスターし、英語の基礎を固めていきましょう。

TOEICはビジネスシーンにおける「英会話力」を測るテストですから、文法問題はそこまで難しくありません。文法問題は全部で30問出題されますが、難問は3問あるかないかくらいの感覚です。

まずは、高校英語の文法をマスターしましょう。

③ 毎日英語を聞く

自分の耳を英語に慣れさせてあげましょう。

毎日聞くことで、単語ひとつひとつがはっきりと聞こえるようになります。今までは「_____」と流れるように聞こえていたものが、「ーーーーー」と単語ごとに区切れて聞こえるように耳が慣れてきます。

単語ごとにはっきりと聞こえるようになると、文の構造がわかり、文章の意味を理解しやすくなります。

英語学習アプリを使って毎日の通勤など、隙間時間に聞くのがおすすめです。

TOEIC700点突破の勉強方法

TOEIC700点は就職・転職活動で有利に働く点数となります。なぜなら、TOEIC700点保持者は、全受験者の3割にも満たない人数だからです。

また、国際コミュニケーションは、TOEIC700点レベルを以下のように言っています。

  • 通常の会話は完全に理解でき、応答も早い。
  • 話題が特定分野にわたっても対応できる力を持っており、業務上も大きな支障はない。

ここから、海外で働きたい人、海外駐在を目指している人は目指したいレベルということが分かります。

そんなTOEIC700点には、以下の英語力が必要とされます。

〈リーディング〉

否定構文が使用されていたり、構文が複雑だったり、難しい語彙が使われている場合でも詳細が理解できる英語力。

〈リスニング〉

・幅広く語彙が使用されていても、話の主旨、目的、基本的な文脈が推測できる。

ここから、TOEIC700点以上を取るために、専門的な単語や、超高校レベルの文法をマスターする必要があります。

① より専門的な単語や文法を身につける

TOEIC700点を取るためには、専門的な単語や文法を学ぶ必要がありますが、効率的なおすすめ勉強方法があります。

今使っている問題集・参考書を解きつつ、分からなかった単語や文法をノートにまとめて、オリジナル単語帳、文法帳を作るという方法です。基礎はすでに身についているはずなので、自分の分からない単語や文法のみが入ったオリジナルのものを使うのはとても効率的ですね。

② 先読みをマスターする

TOEIC700点のレベルは、完璧にリスニングの音声を聞くまでにしなくても大丈夫です。少しテクニック的なことですが、問題文を「先読み」して、問題に関係する重要な部分だけに注力して聞くよう心掛けてみてください。

リスニングは途中で集中力が切れてしまうこともしばしば。大事なところでエネルギー切れしないよう、効率的なリスニング方を身につけましょう。おすすめなのは、先読みするときに問題文を全て読むのではなく、「5w1H」と「動詞」意識して読むことです。

それだけでも、「何を聞かれているのか」内容の検討がつきますので、重要な部分を聞き逃しにくくなります。

TOEIC800点以上突破の勉強法

TOEIC800点以上の点数を持っている人は、全受験者の4.8%とかなり少ないです。また、国際コミュニケーションによると、TOEIC800点以上は、ノンネイティブとして会話ができるレベルとされています。

とてもレベルが高く、取得は難しいのだと分かります。そんなTOEIC800点以上の点数を取るためには、以下の英語力が必要です。

幅広い語彙(あまり使われない語彙、あるいは様々なトピックで用いられる語彙)を使用した話の主旨、目的、基本的な文脈が推測できる。

ここから、TOEIC800点以上を取るためには、とにかくg量をこなし、たくさんの問題・解答パターンを蓄積することが必要です。

① レベルの高い参考書・問題集を使ってミスを最小限にする

発展問題が集められた問題集や参考書で、どんな問題も解けるようになる必要があります。特に、TOEIC900点以上では、ミスを最小限に抑える必要があるため、難問といわれる問題にも挑むことになります。

そのため、TOEIC900点以上、あるいは満点を目指す人向けのレベルの高い問題集や参考書を使うことをおすすめします。

② 一冊を何度も解き直し、問題パターンを覚える

何冊も問題集・参考書を買う必要はなく、一冊をやりこむのがおすすめです。模試であったら、満点になるまで繰り返し解いてみてください。その過程で、何度やっても間違える問題が見つかり自分の苦手が分かります。

また、何度もやりこむことで問題・回答パターンが頭に定着し、本番で同じパターンの問題が出たときには、すぐに対応できるようになりますよ。

③”全て”を”正確”に聞き取る

一般的にリーディングよりもリスニングの方が点数が取りやすい傾向にあります。ですので、リスニングはできるだけミスを減らして点数を稼ぎたいところです。そのためには、「全ての音声を正確に聞き取り、理解できるようにする」くらいの勢いでトレーニングをしていきましょう。

おすすめ勉強法は「ディクテーション」と「シャドーイング」です。

ディクテーションとは、流れてくる音声を書きとるトレーニングで、自分の聞き取れない単語が明らかになります。シャドーイングとは、何も見ない状態で、音声を聞いたあと、すぐに復唱するトレーニングです。

言語学習では、「自分で発音できないものは、聞き取れない」といわれているため、聞こえたものを口に出すトレーニングはリスニング力UPにとても効果的なのです。

まとめ

今回は、TOEICを受ける全員に共通しておすすめしたい勉強方法と、レベルごとに分けた課題と勉強方法の2つをご紹介しました。ささっとおさらいしておきましょう。

点数に関わらず、まずは①本番と同じ環境で模試を解くこと、②音読をすること、③TOEICに必要なテクニックを学ぶことを試してみてください。

特に、勉強を続けているのになかなか点数が伸びないなと悩んだ時には、③TOEICのテクニックを試してみてください。

TOEICは、英語力×テクニックですからね。「英語力」の部分では、自分のレベルや課題を知り、それらに合った対策をとっていくことが重要です。TOEICというのは、正しい対策とテクニックをマスターすれば、確実に結果にあらわれるやりがいのあるものです。

また、グローバル化が急速に進んでいる現在では、入社、昇格などの大切な場面で、TOEICの点数が重要視されることも多いみたいです。

目標とする点数や理想とする自分に近づけるよう、本記事で紹介したおすすめ勉強法を試してみてくださいね。

英語を話せるようになりたい方へ

当ブログは「b わたしの英会話」が運営しています。

「b わたしの英会話」では、まずは独学をキッカケにスタートしてその後、しっかりと学びたい!ということで、通いはじめるお客様は多くいらっしゃいます。

特に、私たちのスクールでは毎回のレッスンで学んだ単語やフレーズを「レッスンレコード」というオンラインノートに毎回記帳します。クラスの中で、自分にあった単語やフレーズを使った文章を作ってもらって、それを自分の台本代わりにすれば、会話の上達速度も圧倒的に早くなるのでおすすめですよ。

もし、同じように独学に限界を感じ始めている方は体験レッスンで雰囲気を見てみるといいと思いますよ。初回は無料で受けられますので、まずは、雰囲気を見てみたい方にもオススメです。

また、今はまだ体験レッスンは早いかなぁ・・・・。
そんな方は、資料請求だけしておくと後で様々なキャンペーンの特典などありますのでおすすめです。

コース内容及び料金イメージはこちらからダウンロードが可能です
英会話超初心者脱出資料請求

 

私たち、b わたしの英会話では一緒に働くコンシェルジュ職(カウンセラー)ポジションの募集をしています。英語を使った仕事を通じて、自分のスキルを高めてみたい方、接客の好きな方にピッタリのポジションです。応募されたい方は、こちらのリンクをご参照ください。

 

また、当面はオンラインで英語学習をしてみたい。
そんな方のための「わたしのオンライン」コースもおすすめです!
初月わずか550円ではじめられるので、まずはお試し!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です