お悩み:TOEICで、目標の点数を絶対に取得したいんです!何かおすすめの参考書や問題集があれば教えてください!
今回はこのような、TOEICの参考書や問題集に関するお悩みにこたえていきます。
申し遅れましたが、本記事を書いているのはブロガー&ライターのかなです。
海外旅行が大好きで、世界中の人と話がしたいという思いからTOEIC、英会話、短期留学など、様々な形で英語学習に取り組んできました。
特に、TOEICには力を入れていまして、TOEIC445点からTOEIC960点まで点数を伸ばした経験があります。
今回は、初心者レベルから高得点を取るまでの経験を生かして、おすすめのTOEIC対策用の参考書や問題集をご紹介していきます。
それでは早速みていくことにしましょう。
TOEICの参考書・問題集を選ぶコツを
TOEICを受けよう、頑張ろうと思ったら、皆さん、まずは本屋に行って、参考書や問題集を探すはず。
ですが、TOEICの参考書や問題集は、その種類や数がとても豊富で選ぶのに困ってしまいますよね。
また、それらの中には、あまり質の良くない問題集や参考書もあるそうです。
自分に合ったものを見つけるためにも、「良い」問題集や参考書選ぶコツをご紹介します。
発行日ができるだけ新しい問題集・参考書を選ぶ
TOEICの問題集・参考書を選ぶ時にまず見てほしいのが、発行年月日です。
TOEICは、2016年の5月に新形式に変わっています。
ですので、それ以前に作られた問題集や参考書を購入してしまうと、新形式に対応しておらす、本番で動揺してしまうかもしれません。
また、形式は変わらないものの、傾向は変わっている可能性もあります。
できるだけ新しいものを選ぶ方が無難です。
発行日は簡単に確認できますので、購入前にチェックしてみてください。
本番の試験と近いものを選ぶ
問題集や参考書を選ぶ時は、中身をパラパラと見て、本番の問題と近いかを確認してみてください。
本番とあまりにもかけ離れた傾向の問題を解いても、英語の実力の底上げにはなるかもしれませんが、「対策」にはならないからです。
TOEICは、英語力に加えて形式や傾向になれていることも、高得点を取るための重要なポイントです。
ですので、できるだけ本番と近い問題かを確認してみてください。
「見ただけで近いかどうかなんてわからないよ!」という方は、ネットでレビューを見るのもおすすめです。
また、著者がどれだけTOEICの試験に精通しているかを見てみるのも、本番の試験を近い問題集や参考書を選ぶのに有効です。
自分の勉強スタイルやレベルに合っているものを選ぶ
自分の勉強スタイルやレベルを意識して問題集や参考書を選んでみてください。
たくさんの参考書があるので、自分の勉強スタイルで条件を絞ると選びやすく、また、勉強もしやすいと思います。
例を挙げてみると、忙しい方は通学・通勤時間でもできるコンパクトなものを、聞いて覚えたい方はリスニングのアプリがついているものなど、です。
また、問題集や参考書は自分のレベルに合ったものを選ぶことも重要です。
TOEICを初めて受ける人が、TOEIC900点越えを目指す人を対象にした問題集を買っても、難しすぎて手が付けられないですよね。
このあと、レベル別におすすめの問題集・参考書をご紹介しますが、ぜひ自分のレベルにあったもの、または少しだけ上のレベルのものを選んでみてください!
【鉄板&レベル別】TOEICのおすすめ問題集・参考書を一挙ご紹介!
問題集・参考書の選び方が分かったところで、ここからは実際におすすめの参考書をご紹介していきます。
「TOEICを受験するならこれだけは持っておきたい!」鉄板問題集・参考書2つ
公式TOEICListening&Reading問題集
TOEICを初めて受ける初心者から満点を狙う上級者まで、全レベルの人に共通して必須な参考書です。
こちらはETS(Education Testing Servise)という、TOEIC本番の問題を作っている機関から出された問題集となります。
「公式」問題集ですから、本番の問題とレベルや形式が同じであるという点で、かなり信頼できるでしょう。
また、この問題集に収録されているリスニング音声が、実際のテストと同じスピーカーの音声であるという点もおすすめポイントです。
TOEIC本番のテストに慣れるためにも、一度は必ずやっておきたいですよね。
この公式問題集は、どんどん最新版が発行されていきますので、できるだけ新しいものを使うようにしましょう。
TOEICL&RTEST出る単特急金のフレーズ
TOEIC600点レベルから990点レベルまでの単語を、完全網羅した絶対的な単語集がこちらです。
このTOEICL&RTEST出る単特急金のフレーズは、2012年に初版、2017年の改定版が発売され、累計100万部を超えるミリオンセラーを記録しています。
英語学習者からは「金フレ」の愛称で親しまれており、金フレを知らない人はいないのではないかというほど、TOEIC対策には必須の一冊です。
また、著者のTEX加藤氏は2011年~2013年に行われた前26回のテストで全て満点の990点を取っている凄いお方。そんなTOEICを知り尽くしたTEX加藤氏がさらにTOEICを分析し、無駄のない「100%の出る単語帳」となっています。
そんな金フレは、特急シリーズに共通して言えることですが、とにかくコンパクトなサイズで持ち運びがしやすく、隙間時間の勉強に最適なのです。
初心者から、上級者、また、忙しい方などと、すべての人に使いやすい単語帳となっています。
500点突破のための問題集・参考書
TOEIC500点は日本人の平均点といわれています。
TOEICを初めて受ける人、英語初心者の方は、まずTOEIC500点突破を目標にしてみるのがよさそうですね。
TOEICL&RTEST出る単特急銀のフレーズ
TOEIC300点~500点の初心者を対象とした単語帳です。
先ほど紹介した「TOEICL&RTEST出る単特急金のフレーズ(金フレ)」よりも、基礎的な単語がそろっています。
金フレや、その他TOEICの単語帳が難しくて挫折した人、英語の基礎の基礎を学びたい人におすすめの一冊です。
TOEICL&R テスト英文法ゼロからスコアが稼げるドリル
この参考書兼問題集は、文法の基礎やTOEICパート5(文法問題)の攻略法を学んだあと、問題を解いて実践していく作りになっています。
基本ドリル→復習ドリル→チャレンジドリルと、徐々にレベルアップしていくことで、挫折せずに実力を養うことができる初心者に最適な構成です。
また、TOEICに出題される単語のみで問題が作られているため、語彙力アップにも効果的。
何から勉強を始めればいいか分からいような初心者におすすめな一冊です。
はじめて受けるTOEICL、&R テスト全パート総合対策
今、TOEICの入門書で一番売れているのがこちらです。
「TOEICとはどんなテスト?」といった基礎の基礎を教えてくれる受験ガイドから、攻略テクニック、単語集、本番そっくりな練習問題と、TOEICのテストをすべて網羅しているのが特徴です。
また、直前に確認しておきたい重要度の高い単語や文法、さらにはテクニック集まで書かれている別冊もついており、これがかなりわかりやすいのです。
TOEICを初めて受ける人に、まずは読んでほしい一冊となっています。
600点突破のための問題集・参考書
TOEIC600点は履歴書にかける最低レベルといわれています。
上場企業の一般社員に求めるレベルも600点です。
就職・転職活動を少しでも有利に進めたい方は、ぜひTOEIC600点の取得を目指してみてください。
TOEICL&RTEST出る単特急金のフレーズ
先ほど、鉄板問題集・参考書の部分で紹介したものと同じです
TOEIC600点越えは「まぐれ」では取れない点数です。
そして単語は基礎の基礎。
金フレはその基礎の部分をしっかりと築き上げるのに、役立つ一冊です。
730点突破のための問題集・参考書
IIBC(一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会)によると、TOEIC730点は「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている」レベルとされています。
ここまでくると、テクニック云々よりも量をこなし、いろいろな問題のストックを自分の中で作り、正答率を上げることが重要になってきます。
TOEICL&Rテスト文法問題でる1000問
各書店のTOEICL&R文法部門でずっとNo.1を取っており、絶大な信頼を得ている文法の問題集がこちらです。
全1049問の圧倒的ボリュームと、金フレでおなじみのTEX加藤氏が著するクオリティの高さが特徴。
また、なぜその答えが間違いなのか、論理的で丁寧な解説もついています。
とにかく量をこなして自信をつけたい方、文法の苦手を克服したい方におすすめしたい一冊です。
TOEICテスト新形式精選模試リーディング/リスニング
およそ2,000円で5回分の模試が収録されているというとにかくコスパが最強な問題集。
また、本番の問題よりもやや難しく作られているのがこの問題集の特徴であり、おすすめしたいポイントです。
とにかく実践をしたい方、難しい問題でトレーニングして、本番に少し余裕が欲しいという方に最適な一冊です。
860点突破のための問題集・参考書
IIBC(一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会)によると、TOEIC860点以上はノンネイティブとして十分なコミュニケーションができるレベルとされています。
この説明を見てわかるとおり、TOEIC860点以上というのはかなりレベルが高いです。
私も「860点の壁」に何度も苦しめられてきた経験があります。
ここを突破するのは、圧倒的な勉強量と正確な時間配分などのテクニックが必要です。
TOEICテスト新形式精選模試リーディング/リスニング
TOEIC730点突破のところでご紹介したものと同じです。
新しい教材はそこまで必要なく、今までやってきた問題集を3回以上は繰り返し、やりこむ必要があります。
私がTOEIC960点を取得できた時には、この問題集にある問題を覚えてしまうくらいにはやりこみましたよ。
TOEICL&RTEST 900点特急パート5&6
あの「金フレ」でおなじみのTEX加藤氏が、900点を目指している人のために極上の問題を用意してくれました。
TOEICL&RTEST 900点特急には、上級者がつまずきやすい問題ばかりが収録されています。
860点以上を取るにはミスをいかに少なくするかが勝負ですので、こちらの問題集もやりこむのがおすすめです。
また、つい時間をかけ、じっくりと考えたくなってしまうパート5・6の対策として、「一問あたり〇秒」という目安が書かれており、時間配分のトレーニングにも最適です。
まとめ:TOEIC対策!鉄板&レベル別問題集・参考書おすすめまとめ
以上、TOEIC対策におすすめの問題集&参考書○○選でした。
TOEICの問題集や参考書は毎年新しいものが数多く出版され、書店に並んでいますが、その中にはあまり質の良くないものがあることも。
ぜひ、本記事で紹介した問題集・参考書を選ぶコツを確認し、自分にあったものを見つけてみてください。
その際には、レベル別のおすすめ問題集・参考書も役立つと思いますので、そちらも併せて参考にしてくださいね。
かな
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