「b わたしの英会話」のケンです。
今回は留学したいと思っている人たちのために、留学に必要なTOEFLに関する勉強法などをまとめました!
・取らなきゃいけないけどいまいちTOEFLがなんなのか分からない
・英語をあまり勉強してこなくてTOEFLで高い点数取れない
・TOEFLはSpeakingもあるし、どうやって勉強したらいいか分からない
この記事では、これらの疑問に答えたいと思います。
今まで、留学をしたり、英語塾に通ったりしてきましたが、英語に関する資格を取得するために何度も苦戦してきました。
そんな中でも、最終的に無事に約3年ほど前に英検1級を取得、今年の4月にはTOEFL100点以上を取得しました。
そんな私が今回は誰でも高得点(80点以上)を狙えるTOEFLの勉強方法を徹底的に解説いたします!
TOEFL iBTのセクション別解説
TOEFLは主にTOEFL iBT を指します。
TOEFLとは英語を母国語としない人たちに向けた英語力を総合的にはかるためにETS団体によって作成されたテストです。
英語圏、主にアメリカ合衆国とカナダにおける大学・大学院へ留学するときにほぼ確実にTOEFLの点数が求められます。
留学に行きたいと少しでも思っている人は絶対に受けた方がいいでしょう!
TOEFL iBT テストは順番にReading、Listening、 Speaking、Writingの4セクションに分かれています。
全て同じ配点なので、全てのセクションにおいてまんべんなく準備して得点をとる必要があります。
TOEFL IBTのReadingセクションについて
まずは、TOEFL iBTで出題されるReadingセクションについてご紹介します。
これらのパッセージは1つあたり約700ワードほどで、時間は54分〜70分と時間があるようにも見えますが、練習しないと全て時終わるのは難しいかもしれません。
リーディングセクションのパッセージはアメリカ・カナダの大学で使用される教科書に載るレベルの文章が出題されます。
パッセージは政治、経済、環境、科学、社会、他にも多くの分野から時に横断的に出題されます。
リーディングの問題に答えるための情報はパッセージ中に記載されているので、これらの分野に精通している必要はありません。
TOEFL IBTのListeningセクションについて
listening セクションはTOEFLの中でかなり重要度の高いセクションです。
苦手としている人も多いのではないでしょうか?
・対話形式のパッセージが2~3題、レクチャー式のパッセージが3~4題出題され、時間は41〜57分間
リスニングセクションにおいては専門用語などが連続して使われ、リーディングと違い注略もないので、高い点数をとるためには高い語彙力、リスニング力、集中力が問われるため受験生にとては鬼門となるでしょう。
TOEFL IBTのSpeakingセクションについて
TOEFL iBTのspeaking セクションは4問で構成されており、試験時間は15分間です。
スピーキングでは2種類の設問が存在し「independent task」と「integrated task」があります。
第1問の「independent task」では提示された提示された課題に対して自分の意見に根拠をつけて答えることが求められます。
講義での一部分の会話を聞いて、その後短い会話や講義の内容を文章で読み、再び講義が音声で流されます。これらを経て解答を口頭で述べます。
続く2、3、4問の「independent task」では2つの状況が音声で提示されます。
そしてどちらの状況が自分にとって好ましいかを理由をつけて口頭で述べます。
TOEFL IBTのWritingセクションについて
TOEFL iBTのライティングセクションでは「integrated writing task」と「independent writing task」の2種類が存在します。
「integrated writing task」では大学での講義の内容を読んだり、聞いたりして、その後与られた質問に対して回答を書きます。
この問題での回答時間は20分となります。
「independent writing task」では約一文の与えられた問題に対して自分の意見を述べるという単純な出題形式となっています。
評価の高い回答は300語程度と言われ、回答時間は30分となっています。
TOEFL IBTで高得点が取れるおすすめ勉強法とは?
ここからはTOEFL iBTのおすすめ勉強法と目標得点の決め方を解説します。
やはり勉強する前に目標得点を決めておくことは大切です。
それでは一緒に見ていきましょう!
TOEFL iBTのセクション別の目標得点を決めよう!
TOEFL iBTを受ける目的は人によって異なります。
これが英検などといった資格試験と大きく異なる点です。
TOEFL iBTは基本留学先の大学に応じて必要な点数が決まります。
まずは、大学側で定められている、あるいは推奨されているTOEFL iBTの得点を確認しましょう。
留学先によっては総得点だけでなく、各セクションにおいても最低点数を設けているところもあるので注意しましょう。
TOEFLの点数と英検のレベルはこちらのようになっています。
・英検準1級:80〜100点
・英検2級:60〜80点
・英検準2級:45〜60点
・英検3級:30〜45点
そして取らなくてはいけない得点がわかった後、総得点で最低点の+5〜10点ほど、各セクションでは最低点の+2点ほどを目標点数と設定しましょう。
一度自分で過去問などを解いてみて苦手・得意なセクションに応じて目標点数を定めることも良い方法でしょう。
TOEFL iBTの勉強でおすすめ参考書
前述の通り、目標とする点数は人それぞれ違いますが、過去問などを解くことは全員におすすめできる勉強方法です!
実際に過去問を一度解いてみて、そこから苦手な分野を極めていくのが効果的な方法でしょう。
おすすめのサイトは「TOEFLテスト公式教材ショップ」です。
慣れている方は完全英語版を買ったほうがいいかもしれませんが、日本語訳がついている教材もあるので心配はいりません。
おすすめはオンライン教材です。
なぜなら、本来のTOEFL iBTの試験もcomputer based というパソコンで行うテストなので、オンラインでやった方が慣れとして良いためです。
私自身は紙版を買いましたが、無駄な説明が多く、重くて持ち運びしづらいので後悔しています。笑
一度過去問を解いて「やっぱり難しい…」と感じた方は、初心者向けの参考書をオススメします。
初心者向けの参考書では「はじめてのTOEFLテスト完全対策」が始めやすいかと思います。
こちらの参考書は全てのセクションに対応しており、公式の参考書ではない、Writing、Speakingなどの採点の難しいセクションの自己採点の手引きが掲載されています。
巻末ではTOEFLによくでる「キャンパスで使う英語」を会話文で学ぶことができます。
パソコンでのWeb模試にも対応しているそうなので、本番慣れという面でもおすすめです。
はじめて受験をする方にとってはピッタリな一冊です。
中級者向けつまり総目標点数が約60~80点の方は「Developing Skills for the TOEFL iBT」で学習をしてみてください。
TOEFLの点数を大幅に伸ばしたいと思うかたにとっては最適の参考書です。
出題されている文章に関しては付属されているCDで全て音声で聞くことができます。
なので、どのセクションの問題に関してもリスニングの練習ができます。
かつ、セクションの中で問題の種類別に分かれているので、苦手分野を特定し、徹底的に伸ばすことがしたい方にはピッタリです!
しかし、この参考書は日本語の記述が一切ないので、初心者に方にはおすすめできません。
総目標点数が約80点以上の方におすすめな参考書は「Barron’s TOEFL iBT」です。
この参考者はBarron’sという米国で有名な出版社が出版している参考書で、実際にTOEFL iBTの試験で行われるようなフォーマットを真似して作っています。
この参考書では7つのTOEFL iBTのテストが収録されていて、全ての問題に関して説明や解答例が記載されています。
他の参考書ではスピーキングやライティングに関してあまり十分な解答例がなかったりしますが、この参考書ではそれらのセクションにも対応した解答例が載っています。
他にも、リスニング中のノートの取り方であったり、ライティングでの要約の仕方だったりと、実際に得点につながるような解説がなされています。
付属のCDでは、パソコンで解くためのテストが収録されており、本番慣れのために最適です。
しかし、この参考書は実践レベルのテキストですので、単語などの基礎的英語力を極めてから使うのがベストでしょう。
TOEFL iBTのアプリを使ったおすすめ勉強法
アプリでの勉強であれば、移動中などの時でも勉強できるので便利ですよね!
そういうことでおすすめのTOEFL対策アプリを紹介します。
今回おすすめするアプリは TOEFL iBT Preparationです。
このアプリの特徴はなんといってもTOEFL専用の対策アプリだということです。
どの英語の資格試験にも英単語の理解は必要です。
TOEFL iBTは大学などの講義などといった特定のシチュエーションでの問題が多いので、TOEFLに絞った単語の勉強をすることで効率的に勉強を進めることができます。
無料(課金あり)で使用することができます!
次にご紹介するのはリーディング・ライティング対策で便利なアプリ、Guardianです。
Guardianはイキリスのニュースアプリで、原則無料で多くのニュースを英語で読むことができます。
TOEFLのリーディングは、時事問題や専門的な文章を取り扱うことが多く、それを時間内に読み問題に解答しなくてはならないので、英語のニュース記事はリーディング、ライティングの勉強に最適です。
日々つかっている日本語のニュースアプリをこのGuardianに変えるだけで大幅の点数アップが見込めるでしょう!
次はリスニング・スピーキング対策で有効なアプリ、Podcastです。
みなさん、気づきましたか?
iPhoneユーザーなら見覚えがあるはずです。
プリインストールされているアプリだからです。
このアプリは世界中のメディアなどが提供しているポッドキャストをほとんど無料で楽しめるアプリです。
おすすめの使い方としてはNHKWORLD JAPANが提供しているENGLISH NEWSを聞くことです。
日本のニュースを英語で紹介するこの番組は、英語初心者の方にとっても簡単で聞きやすい英語となっています。
そして、ある程度耳がなれてきたなと思ったら、少しテンポの早いBBC NEWSに変えてみましょう!
まとめ
TOEFL iBTの効果的な勉強法、それに最適なアプリ・参考書をまとめさせていただきました!
いかがだったでしょうか?
この勉強法を活かして、目標点数をとって、留学などの夢を叶えましょう!
またTOEFLに関するお役立ち情報が、他にもありますので、合わせてご覧になってみてくださいね。
TOEFLのスコアをTOEICに換算すると何点?スコアごとの対策を解説! 【徹底ガイド】英語のプロがTOEFLiBTの勉強法を目的スコア別に解説 英語資格を目的別に比較!英検・TOEIC・TOEFL・IETLSの違いを解説!
コメントを残す