洋楽で英語学習をする３つの効果とは？おすすめ洋楽で楽しく勉強するコツ

はじめまして。「b わたしの英会話」のエーコです。
女性の英語学習、英語にまつわる悩みを解決すべく情報発信をしています。

英語学習を検討中の方の多くは「楽しく学びたい」と考えているのではないでしょうか。英語を学ぶ方法はいくつかありますが、洋楽を使うと楽しく英語を学べそうですよね。

実際、洋楽好きに英語上手が多いことは昔から言われてきたことです。
そして、ここにはちゃんとした理由もあるのです。

そこで、今回の記事では洋楽で英語を学ぶことのメリット、また洋楽を使って学習する方法を紹介します。

洋楽で英語学習をする３つの効果とは？

洋楽を英会話に活かす際の学習ポイントは、別記事の「エド・シーランからジェイソン・ムラーズまで！洋楽から学べる英会話」でも紹介しているので、参考にしてみてください。

効果1.楽しく英語学習ができる

参考書や問題集を使った学習方法と比較して、年齢を問わず誰でも楽しく英語を学べるのが洋楽の大きなメリットです。
ジャンルもバラードやポップス、ロックなどさまざまなので、自分に合う音楽を選んで学習できます。

通勤時間やちょっとした待ち時間などを使って、いつでもどこでも英語を学べるのも洋楽を教材にするメリットといえるでしょう。

英語学習における課題のひとつが、学習を継続できないことです。
せっかく勉強をはじめても、途中で飽きてしまったり、学習のモチベーションが下がったりして三日坊主になるのは珍しいことではありません。

その点、洋楽だと楽しめるので学習を習慣化しやすく、継続しやすいといったメリットもあります。

効果2.英語のリズムや発音が学べる

洋楽で英語学習をするメリットとして、英語のリズムや発音が覚えやすいことがあります。

英語を習得するうえで欠かせないのが、英語のリズムを覚えることです。
英語特有の発音やリズムを習得しないと、外国人に伝わる英語を話したり、聞き取ったりすることができません。

洋楽を聴いて、そのとおりに歌う練習をすると、正しい発音や英語特有のリズムを学習できるのでリスニング力がつき、伝わる英語を話せるようになります。
また、正しいアクセントやイントネーションが学べることも洋楽で学ぶことのメリットです。

効果3.フレーズが覚えやすい

テキストを使った英語学習では、なかなかフレーズが覚えられずに苦労することがあるものの、洋楽だと何度か耳にするうちに自然と覚えてしまうことがあります。

洋楽には普段の生活で使える単語やフレーズが多く盛り込まれているので、繰り返し聴いて覚えるのがおすすめです。
メロディーに合わせて口ずさむと、自然と記憶できるでしょう。

洋楽で効果的に英語学習をするポイント

自分が好きな曲・アーティストを選ぶ

楽しく英語学習を続けるためには、自分に合う曲を選ぶことが大事です。
いくら英語学習におすすめと紹介された曲でも、自分にとって興味がもてない曲であれば継続することが難しいでしょう。

飽きずに楽しく英語学習を継続したいなら、好きな曲や好きなアーティストの曲を選ぶのがおすすめです。

また、初心者のうちはアップテンポの曲だとしっかりと聴き取るのが難しいので、できるだけゆっくりとした曲で歌詞が聴き取りやすいものを選びましょう。

歌詞を見ながら聴く

まずは、英語の歌詞を見ながら、意味を理解しようと意識しつつ曲を聴きましょう。

このときに、できるだけ和訳を読まないようにするのが英語学習のポイントです。
和訳を見ると英語を逐一日本語に訳す癖がついてしまい、英語を英語で理解できるようになる妨げとなるからです。

また、英語の歌詞を見ながら聴いて、意味がわからなかった部分や聴き取れなかった部分はメモしておきましょう。
そうすると、自分の弱点を把握でき、取り組むべき課題が見えてきます。

歌詞を見ずに繰り返し聴く

歌詞を見て何度か曲を聴いたら、今度は歌詞を見ずに聴いてみましょう。
歌詞を見なくても歌えるくらいになるまで繰り返し聴くのがポイントです。

また、曲を聴きながらシャドーイングやディクテーションもやっていきましょう。

シャドーイングは、アーティストの歌声に続いて復唱することです。
アーティストの歌い方をそっくりまねるつもりで取り組んでみてください。

ディクテーションは、聴いた音声を文字に起こすことです。
洋楽を聴きながら、それを文字に起こしていくと、リスニング力を鍛えることができます。

ライムを意識する

ライム（rhyme）は、日本語でいう韻を踏むことです。
deep、keep、sleepなど、同じ音で終わるような単語を組み合わせることをいいます。

英語の歌詞にはライムが多く組み込まれているので、それを意識するとリズムで単語を覚えやすくなるでしょう。
ライムを意識した学習は、子供に教える方法として、英語圏でも用いられていることからも、効果的な英語学習方法といえます。

スラングや間違った表現に注意する

英語学習のために洋楽を用いることのデメリットは、スラングや間違った表現が紛れていることです。

もちろん、すべてではありませんが、なかには使わないほうが良いスラングが用いられていることもあるので注意しましょう。

また、歌詞に用いられているフレーズのなかには、文法上は間違っていてもリズムを良くするために用いられているものもあります。
さらに、日常生活ではあまり使わない、大げさな表現が用いられていることがあるので気をつけましょう。

英語学習におすすめの洋楽アーティストと曲

The Beatles（ビートルズ）

1960～1970年代にかけて活躍したイギリスのロックバンドで、20世紀を代表する4人組のボーイズ・グループです。
ロックは激しい曲調のイメージがありますが、落ち着いた楽曲が多く、歌詞も聴き取りやすいため、英語学習の教材にぴったりでしょう。

その中でも、以下は英語学習におすすめの曲です。

YouTube動画でも本記事の内容を解説しています

こちらの動画「【洋楽で英語学習】ビートルズ ノルウェーの森（Norwegian Wood）で発音・リスニング・英文法をすべて解説【カナ記号・和訳付き】」でまとめていますので、あわせてご覧になってください。

Carpenters（カーペンターズ）

1970年代に活躍した、アメリカ出身の兄妹によるポップス・デュオです。
ボーカル担当の、妹カレンの低音かつ伸びやかな美しい歌声は、世界中のファンを魅了しました。

スローテンポの楽曲が多く、しかもクリアな発音なので英語学習に適した教材といえるでしょう。

特におすすめなのが以下の楽曲です。

Mariah Carey（マライア・キャリー）

1990年代から活躍している世界の歌姫といえば、マライア・キャリーです。
音域は5オクターブ以上といわれ、低い音から高い音まで自由に操れるシンガーです。

現在まで不動の人気を誇っており、洋楽に疎い人でもマライア・キャリーの楽曲なら、一度は聴いたことがある人がほとんどでしょう。

英語学習におすすめなのが、以下の楽曲です。

Bruno Mars（ブルーノ・マーズ）

ハワイ出身のシンガーソングライターで、グラミー賞を11回も受賞している実力派歌手です。
アップテンポの曲からしっとりとしたバラードまで、幅広い楽曲があるので、好みのものを選んで英語学習に使ってみましょう。

特におすすめの楽曲は以下のとおりです。

独学での英語学習でなかなか成果が出ないときは？

洋楽を使ったりして独学で英語を勉強したものの、「思うような成果が出ない」「英語学習を継続するのが難しい」と感じる人もいることでしょう。

そんな人はぜひ「b わたしの英会話」を検討してみてはいかがでしょうか。

「b わたしの英会話」では、マンツーマンでレッスンを提供しているので、わからない部分をひとつずつ解消しながら英語を学んでいくことができます。

また、「b わたしの英会話」は女性限定の英会話スクールです。中学・高校の英語をベースにした独自のテキストを使って英語レッスンを学べるので、英語が話せない方でも安心して受講いただけます。

英語学習で悩んでいる方は「b わたしの英会話」にお気軽にご相談ください。

まとめ

洋楽を学習に取り入れる際は、この記事で紹介したポイントを押さえて学習することを意識してみてくださいね。

また別記事の「【楽しく学べる】英語初心者さんにおすすめの短編小説7選！」も、英語を楽しく勉強することができますので、合わせてチェックしてみてください！

2021年2月25日【楽しく学べる】英語初心者さんにおすすめの短編小説7選！