書店に行ってみるとわかりますが、初心者向けの英語参考書はものすごく沢山あります。独学で英語を勉強してみようと思っても、参考書選びで悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。
香子
英語参考書を適当に選んでしまうと、うまく勉強が進まないこともあるので、自分の中で基準を明確にしてから購入することをオススメします。買ってはみたけれど、半分も読まずにしまったままになっている参考書が、筆者の本棚にも存在しているのです。
そんな残念な結果にならないためにも、この記事では、大人の英語初心者が英語参考書を選ぶ3つの基準、英語参考書の効果的な使い方、役立つ英語参考書7選をお伝えしていきます。
ぜひ最後までお読みください!
また、こちらの動画「【完全ガイド】大人になってから無駄なく英語の独学ができる教材!」でも、分かりやすく解説していますので、あわせてご覧になってみてください。
大人の英語初心者が英語参考書を選ぶ3つの基準
英語参考書の「使いやすさ」「読みやすさ」は継続につながる
英語参考書を買ったのに、途中で読まなくなってしまった・・・というのはよくあることです。英語参考書を選ぶ上で、「使いやすさ」「読みやすさ」は、とても大切なポイントではないでしょうか。文字がびっしりと書かれた参考書って、読みたいと思いませんよね。適度に図解や絵が入っていた方が、間違いなく読みやすいです。ただ、図解や絵が多すぎても読みにくい場合もあります。内容が薄いと感じることもあるかもしれません。個人的な意見ですが、文章で書いてあることの補足として図解や絵が使われている英語参考書が一番読みやすいと感じました。
書いている著者の説明がわかりやすいことも、読者が読み進められるかどうかに影響します。文体が合うかどうかは個人差がありますし、自分が読みやすいと思った英語参考書で勉強するのが一番です。読んでいて楽しいかも、参考書を最後まで読み切ることができるポイントになってくるからです。
できれば英語参考書は書店で立ち読みしてから買うことをオススメします。インターネットで注文すると、内容を見られないこともあります。口コミのポイントが高いからといって、自分に合うかどうかはわかりません。移動中に勉強しようと思って買ったものが、予想外に大きくて持ち運べない!ということもあります。
書店で実際に英語参考書を手に取って、大きさや手触り、内容が読みやすいかも、ぜひ確認してみてください。10分くらい立ち読みして、内容がすっと入ってきたら、あなたに合った英語参考書に出会えたと言えるでしょう。
大人の英語初心者は、自分のレベルに合った英語参考書を選ぶべし
英語参考書を選ぶときには、自分の英語レベルに合ったものを選びましょう。大人の初心者にありがちなのが、プライドが邪魔をして難しい参考書を買ってしまうことです。自分のレベルよりも上の参考書を選んでしまうと「できない」という負の感情に陥ることもあります。負の感情はやがて挫折へと繋がってしまうのです。英語初心者なら、自分の実力よりも優しい本を選んでみましょう。
英語が得意な友人に参考書を選んでもらうこともあまりオススメしません。英語が得意な人というのは、難しい参考書を選びがちだからです。友人が選んだものが、自分に合うかどうかもわかりません。友人のオススメは参考程度に聞いておいて、自分の目線で英語参考書を選ぶことが大切です。
英語参考書のコスパを考えてみる
値段が高いか安いかで、英語参考書の良い悪いが決まるわけではありません。高くても内容が充実していて、自分のレベルに合っていれば、十分コスパは良いです。
価格が安いだけで知りたかったことが書かれていなかったりすると、また新たな英語参考書を探したり、自分で調べることもあるでしょう。こういう時はコスパが良いとは言えませんよね。
リスニング対策用の音声メディアがセットになっている本は値段が高いのですが、リスニングの勉強になるのでオススメです。音声だけ聞くこともできますし、本の内容と合わせて勉強することもできるので、参考書だけのものよりも、色々な勉強方法が可能になります。
大人の英語初心者における英語参考書の効果的な使い方
独学でまず取り組みたいのは、英語の基礎を学び直すことです。初心者は中学生レベルの英語を勉強すると基礎がしっかりしてきます。
中学校で勉強しているのだから、学び直しなんて必要ない!と思うかもしれませんが、大人になってからすっかり忘れてしまっていることも結構多いのです。日本に暮らしていると英語を話す機会はほぼないので、無理もありません。
まずは自分に合った1冊を使い倒してみましょう。単語や文法の基礎をインプットしながら、わからないところを繰り返し見返していくことで、本の内容が頭に入ってきます。中学卒業レベルの英語力がしっかり身に着けば、ネイティブと会話する準備は整ったと言えるでしょう。
英会話は慣れることも大切なので、英語参考書で覚えた単語やフレーズを使い、早速アウトプットしていくと良い学びになります。参考書を見ながら英文を音読したり、日本語訳を見ながら英文を作って口に出してみたり、相手がいなくてもアウトプットは可能です。
音声メディアがついている英語参考書なら、英語のフレーズを聞いた後に、同じフレーズを口に出して言うだけでも、英語を聞いて話す練習になります。
英語参考書の効果的な使い方についてお話ししてきましたが、次は大人の英語初心者に役立つ英語参考書7選をご紹介していきます。
大人の英語初心者に役立つ英語参考書7選
1)キクタン英会話【基礎編】
キクタンシリーズの中では最も初心者向けのものです。こちらの英語参考書では、旅行や日常で使える160個のフレーズを1日8フレーズに分けて、20日間でマスターすることを目標にしています。
音声メディアが付属でついており、隙間時間の勉強にも便利です。チャンツというリズムに合わせて英文→日本語→英文と繰り返されるので、楽しく覚えられそうですね。
2)世界一わかりやすい英文法
著者の関正夫さんは人気のある予備校講師です。ユーモアもあり、読みやすいので読んでいて飽きません。
図解を交えてわかりやすく英文法が説明されているので、初心者は楽しく基礎を学べるのではないでしょうか。
3)書いて覚える楽しいフォニックス
東京人気No.1のフォニックス英会話アカデミーの小学生向け教材です。
小学生用ですが、大人の英語初心者にも役に立つ英会話参考書です。
読みにフリガナがついていて、読めなかった単語も読めるようになります。
読み方、書き方について丁寧に学べるので、英語に苦手意識のある人でも安心です。
4)ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本
ブルーベリーパイが好物の太った猫が、受験英語ではない英語の仕組みを教えてくれます。物語仕立てになっているので、英語に触れながら楽しく読み進められるところもオススメです。物語があると、何度も読み返したくなりますよね。
「わからない部分があってもいい」という割り切りが感じられ、完璧に勉強しなければ!と思っていた気持ちが少し楽になるかもしれません。
5)99パターンでわかる中学英語文型の総整理
中学校で勉強する文型が99の基本パターンに分類、解説されています。
1パターンにつき1つの見開きで解説されており、左ページに日本語、右ページに英語とすっきりまとまっています。難しい表現も少ないので口に出すのも抵抗なくできそうです。
6)英会話ペラペラビジネス100
筆者はNHKの人気語学講座で講師を務めたスティーブ・ソレイシィさんです。ネイティブスピーカーの視点で、ビジネス英会話の表現を教えてくれます。
ビジネス英語も日常会話と同じコミュニケーションなので、堅苦しくなることはないのだと気づかされます。文法の解説などはありませんが、実践する為に役立つ英語参考書です。
7)一億人の英文法
英文法の「なぜこうなるの?」という疑問を丁寧に解説してくれています。日本語訳を覚えただけでは使いこなせないtheやthatなどの単語のイメージも説明されていて、わかりやすいです。
感覚的に英文法や単語の使い方を身につけることができます。ページ数が多い英語参考書ですが、イメージを膨らませて楽しく読めるのではないでしょうか。
まとめ
英語参考書は独学にはなくてはならないものです。書き込んだり付箋を貼ったりしながら、自分オリジナルのものにしていくと、愛着も湧いてきます。ぜひあなたにぴったりの英語参考書を見つけてみてくださいね。
英語の勉強はインプットとアウトプットを合わせて実践することが大切です。英語参考書で勉強したら、オンライン英会話や英会話カフェで実践してみることも挑戦してみてくださいね。
また、こちらの記事もあなたの英語力UPに繋がるので、ぜひチェックしてみてください。
香子
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