こんにちは。
Oyakottoです。
「頑張って英語を学習しているのに、いざネイティブの人と話す時に伝わらなくてショック。。」なんて経験はないでしょうか?努力が成果に現れないと、なかなかモチベーションも上がりにくいですよね。
本記事では、山あり谷ありの英会話学習で挫折しないためのおすすめの方法をお伝えします。
学習の前に
本来、言語を覚えることは大変時間がかかることです。みなさんは自身が子供の時に、どのようにして日本語を習得したか覚えているでしょうか?
一般的に、ヒトは生まれてから3-4年で親が話す言語をある程度習得すると言われています。赤ちゃんは言葉を習得するまでの3年間、毎日言葉のシャワーを浴び続けます。常に周りの言葉を聞いて、口で真似して徐々に覚えていきます。単純計算で1日12時間言語を聞いているとすると、3年間で約13,000時間のインプットを経ているわけですね。
英語も同じと考えると、1日1時間毎日ネイティブと話したとしても、35年かかる計算になってしまいます。
何が言いたいかというと、「英会話を完全に習得するまでにはそれなりの時間がかかるので、その過程で失敗することは当たり前」ということです。
自分が言いたいことが伝わらなかったとしても、それは自分の母国語ではないので当たり前。そういった心持ちで英会話に臨むと、失敗しても前向きに捉えることができます。
また、ネイティブスピーカーの人たちは、こちらが、自分の言いたいことをしっかり伝えようとする気持ちで一生懸命話していると、理解しようと一生懸命聞いてくれます。
なので私は、英会話の習得の過程で伝わらなくて凹むことがあっても、諦めずに粘りつよくトライすることが、上達への一番の近道だと思っています。
英会話を効率的に学ぶ3つのポイント
ここからは、具体的に英会話の学習時に挫折しないための3つのポイントをご紹介します。
① 英語の番組を見て、気になる表現のメモをとる
ネイティブの話す言葉を聴き続けられる環境があれば周りにあれば良いですが、ない場合にオススメなのはDVDやネット配信の英語の作品を見ること。専門用語のあまり出てこない、日常系のドラマやドキュメンタリー番組を見ると、そこは英会話の活き活きとした表現の宝庫です。
英語の字幕をつけてみよう
このような番組を見る時、オススメなのが「英語の字幕」をつけて見ることです。英語の字幕をつけて見ると、単語と発音をセットで学習することができる上、イディオムなどの表現を、番組のシーンと結びつけて視覚的に見て覚えることができます。
さらに、ノートや単語帳に気になった表現をメモすることで記憶が定着しやすくなります。
気になった単語や表現が出てきたら、番組を一時停止し、メモをとったら再開、という手順を繰り返します。
番組の長さ
英会話に慣れていない方が、いきなり2時間くらいの番組を見続けることはなかなか集中力が続かないと思います。
おすすめなのは1回30分程度の番組。2時間の映画だったらチャプターで区切り、1回であまり長すぎる時間見続けない方が長続きすると思います。
おすすめの番組
見る番組については、基本的には自分の好きなジャンルの番組を見ても全く問題はないですが、あまり年代が古すぎる作品は、使われている表現が古すぎる場合があるので注意が必要です。(気づかずに使うと、日本語にしたときにおじいちゃんやおばあちゃんが話しているような印象を与えてしまうことも。。)
英語を学習するという意図を持って番組を選ぶ際には、「Friends(フレンズ)」や「glee」などのドラマがおすすめです。どちらも日常を舞台にしたドラマで、英語の発音もはっきり綺麗に話しているので、英語を学習するにはオススメの番組です。
メモした表現はなるべくすぐ使う
表現を集めたメモは、集めるだけでは記憶に定着しません。使うことで初めてその表現を習得できます。
例えば、「I will be right back(すぐ戻るよ)」という表現をメモしたら、何も用事がないけれどちょっと席を外し、去り際に「I will be right back」と言ってみるなど、なるべくすぐにその表現を使いましょう。
② 英語の発音方法を学ぶ
英会話を学習する上で欠かせないのが、発音。発音は学校の授業ではなかなか学びづらいものなので苦手意識を持っている方もいるかもしれませんが、ポイントを押さえれば大丈夫です。
母音と子音
言葉の音には、「母音」と「子音」の2種類があります。日本語で言えば「あ」「い」「う」「え」「お」が母音です。日本語の場合は、50音のうち、あ行以外は全て母音と子音の組み合わせで成り立っています。(たとえば、「か」という言葉は「K(子音)+A(母音)の組み合わせ」。なので、私たちは日本語を聞く場合、母音を意識して聞く傾向にあるようです。
一方で、英語を聞いたり話したりするときに重要になってくるのは子音です。筆者自身、海外留学時に、最初は自分の話している英語が聞き取れなくて悩みましたが、子音の発音を意識するようになったら劇的に会話が繋がるようになりました。また、リスニング力も向上し、知らない単語のスペリングを正確にできるようになりました。このように、子音のトレーニングは非常に重要です。
発音の学習法
発音の学習については、口の動きを目で見て確認しながら行うと効率的です。身近にネイティブスピーカーがいる場合はその人の助けを借りて、いない場合は英語の発音に関するDVDを見ながら話すことがよいでしょう。英会話スクールで講師の先生にゆっくり発音してもらうことも良いと思います。
子音学習の例
ここで、子音の発音について一例を挙げてみます。発音記号(単語をどう発音するかを記したもの。)「s」と「sh」を例に挙げて見ます。「s」の方は、上の歯と下の歯をくっつけ、口を広く開けながら、歯に息をぶつけるイメージで発音します。一方、「sh」の発音は、歯は同じく上と下はくっつけた状態ですが、唇を前に突き出しすぼめながら息を出して発音します。いかがでしょう?だいぶ音が違うのがわかると思います。「s」の方は「ス」と切れる感じで、「sh」の方は「シュ」とちょっと濁る感じになると思います。
英単語で、「sip」と「ship」というものがあります。これはどちらもカタカナ発音すると「シップ」になりますが、頭の子音の発音の構造を理解したら、全く別の発音になることがわかるのではないでしょうか。
LとRの違い
日本人にとって鬼門と言われている「L」と「R」の区別も、一回発音の構造を学習してしまえば怖くありません。「L」の方は、舌の先を上顎の前歯の裏側あたりにつけ、唇は少し開き、舌を震わせるように発音します。(イメージ的には「うー」という音になると思います。)
一方で、「R」の発音は、下は口の中で浮かせたまま、唇をすぼめて前に突き出しながら、舌を震わせるように発音します。文章にすると少しわかりづらいのですが、実際に画像でみたら違いは一目瞭然、音も全く違うのがわかります。
③ はっきりゆっくり話す
3つ目のポイントは「はっきり、ゆっくり話す」ということです。慣れない言葉で会話をするとき、人は緊張してつい早口になってしまいがちです。しかし、それではネイティブの人にとって余計に聞き取りづらいもの。相手に聞き取って理解してもらうために、元のうちに意識をすればいいことは、一つ一つの単語をはっきり、ゆっくり発音することです。
ゆっくりはっきり話すときは、初めは「こんなにゆっくりで大丈夫かな?」というくらい遅いスピードから始めると良いです。その際に意識するのは、先ほど説明した「子音」です。子音と最初の母音の発音をはっきり発音するようにすると、聞く側がぐっとわかりやすくなります。
また、アクセントとイントネーションも大事。日本語は比較的長い文章でも平坦なイントネーションで続きますが、英語は結構起伏を作るイメージで話すと伝わりやすくなると思います。
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女性、英会話力に自信のない人が英会話を学ぶ時にオススメ
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まとめ
いかがだったでしょうか。今回は英会話の学習で挫折しないための心構えと、効果的な学習の3つのポイントをご紹介しました。
最後にもう一度、この時で一番伝えたいことを言います。それは、、「英会話を完全に習得するまでにはそれなりの時間がかかるので、その過程で失敗することは当たり前」ということ。少し伝わらなかっても深く気にせずに、どーんとした気持ちでいればOKです。自信を持って、こつこつと学習することが、上達への近道だと確信しています。
この記事が皆さんのお役にたち、英語学習のモチベーションを高めることができれば嬉しいです。
Oyakotto
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