こんにちは。ゴン太です。英会話頑張ってますか?
さて、2018年、ロシアワールド杯、ベルギーとのベスト8を懸けた壮絶な死闘を演じたことは、まだ多くの方の記憶には残っていることでしょう。
ベスト16という好成績を守備の要として支えたのが吉田麻也選手でした。彼は前回W杯を最後に代表を引退した長谷部誠選手より日本代表のキャプテンを引き継いだことから、実力面でも、精神面でも今後の代表を支えていく中心選手になっていくことでしょう。
ゴン太
現在、吉田選手はイングランドの1部、プレミアリーグのサウザンプトンというチームでプレイしています。皆さんご存知の通り、イングランドは英語圏なので彼も私生活、選手生活の両面において英語でコミュニケーションをとっています。
今回はそんな英語の本場、イングランドで生活をしている吉田選手の英語力とその勉強法についてお伝えします。
吉田麻也選手の経歴について
まずは吉田麻也選手の経歴について簡単に紹介します。
© https://www.jfa.jp/samuraiblue/member/yoshida_maya.html
・長崎県長崎市出身
・身長189cm 体重85kg
・クラブ経歴
・2007~2009年 名古屋グランパス(日本)
・2010~2012年 VVVフェンロー(オランダ)
・2012年~ サウサンプトン(イングランド)
彼にとって英語を勉強するきっかけとなった出来事は、名古屋グランパス時代に監督が「将来海外で活躍するためには何が必要か考えなさい」とアドバイスを受けたことでした。そこで当時チームメイトだったフローデ・ヨンセンというノルウェー人のチームメイトに分からない英語をよく聞きに行っていたそうです。
吉田選手自身のブログでも、
「名古屋時代プロ一年目だった僕は毎日フローデに勉強した英語をアウトプットするという鬱陶しいやつでした。笑」
https://lineblog.me/mayayoshida/archives/12413544.html
と言ってしまうくらいにしつこく聞きに行ってたそうですね(笑)。
その当時の英会話の記録はさすがに残っていないので、サウサンプトン時代の英語のインタビューの様子を見てみましょう!
吉田麻也選手の英語力
吉田選手は名古屋グランパス在籍一年目に英語を勉強し始めたときからイングランド・プレミアリーグ在籍中の現在まで、およそ10年間以上英語に触れる環境にいることになります。
以下の動画はプレミアリーグのリーグ戦にてゴールを決め、勝利した後のインタビューになります。数年前のものになりますがその時の様子をお聞きください!
アメリカ英語をベースに勉強してきた日本人にとって、ブリティッシュアクセントを聞き取ることはかなり大変なことなのですが、きちんとインタビュアーの質問内容も理解したうえで答えていることがわかりますね!
吉田選手の英語はオランダアクセントがあるともいわれていますが、日本人である私たちからするとあまり区別はつきませんね…笑
動画後半ではチームメイトの退場について、インタビュアーとジョークを交わせるくらい、吉田選手はの英語力はとても高いと思われます!
吉田麻也選手の英会話勉強法
1)英会話勉強の開始と海外移籍のチャンス
先に紹介した通り、吉田選手の英語学習のきっかけは名古屋グランパス在籍時の監督からの助言に始まりました。その後はヨンセン選手に分からない単語や表現などをその都度聞きに行き、英語力の基礎固めを行っていました。
Jリーグでは、本職であるサッカーの方でも高い才能をみせ常に中心選手として活躍していました。そして2009年シーズン終了後の12月にオランダリーグのVVVフェンローからのオファーを受けて完全移籍しました。
オランダの公用語はオランダ語ですが、他の主要EU国と同様にオランダ人も英語を話せる方が多いです。とはいえ、ネイティブイングリッシュスピーカーではない彼らとの生活は吉田選手の英語上達のための環境としては、大きなプレッシャーもなく、ベストな環境でした。彼自身も「最初、僕の英語は完璧じゃなかった。2年半の間オランダに居たが、彼らはとても簡単な英語を話す。それは最初のステップとしては良かった。」と言っており、オランダでの2年半はJリーグ在籍時に学んだ英語を使って実際に会話する、アウトプットの期間だったといえるでしょう。
2)本場プレミアリーグへの移籍と挫折
オランダリーグでも、パフォーマンスに厳しいヨーロッパの方たちも徐々に彼の才能を認めつつあった2012シーズン途中、吉田選手は世界最高峰のリーグの1つでもあるイングランド・プレミアリーグのサウザンプトンへ移籍し、サッカー選手として大きなチャンスを掴むことになりました。そしてそれは同時に、英語圏での生活が始まることを意味しており、より高いレベルのコミュニケーション力を求められることになりました。しかし彼はそこで英語とはそう単純な物ではないことを再確認させられます。
「しかし、サウサンプトンに来たときには、誰もがとても速く話していた。もしリッキー・ランバートと話しても、全てを理解することは出来なかっただろう。アイルランドから来たシェーン・ロングやダヴォ(スティーヴン・デイヴィス)、サミー・リー達もとても難しかった。」
彼はサウザンプトンへ移籍後、選手や監督とのコミュニケーションに苦戦しました。しかしそれもそのはず、仮にネイティブイングリッシュスピーカーであるアメリカ出身の人がイギリスで生活したとしても、慣れるまでの時間の違いはあれどコミュニケーションを成立させるには苦労するらしいです。。。おそらく九州出身の人が東北訛りを聞き取るのが難しいということと同じだと思います。
当然ですが、オランダに比べてイングランドの方が英語の語彙のレベルも高くなります。英語力を伸ばすために吉田選手は日々のコミュニケーションも欠かさず行っておりましたが、もう1つ彼の英語力を上達させた方法が「スマホ翻訳アプリを使った単語インプット」にありました。
通常の単語帳を使った勉強と決定的に異なる点は、「無駄な単語は覚えず、私生活で出てきた分からない単語をその都度調べて覚えていく」という勉強法だという事です。
「(中略)英単語と日本語の意味を紙に4、5回書き出す。10分くらい後に、自分で小テスト。完全に覚えたら、アプリの履歴から消します。」
彼いわく、この勉強法を確立してから英語力が格段に伸びたそうです!
私生活での使用頻度の高い単語に絞り、覚えてはすぐに日々の英会話でアウトプットして自分の語彙のレパートリーに加えていく。学習の基本はインプットとアウトプットのバランスが重要だということが彼の勉強法からよく伝わってきますね!
3)吉田麻也選手が伝えたいこと
© https://whoistheone.net/maya-yoshida-soccer-english/
最初はイングランドでの生活に苦労していた吉田選手でしたが、2年半を過ぎたころから生活にも慣れたようです。
元々、周囲には吉田選手はまじめで、非常に努力家であることで知られています。それゆえに、将来を見据えて英語の勉強に早々に取り組み、イングランドに生活拠点を移した後も勉強を続けています。彼は日本人選手が活躍するために必要なことは語学力だとインタビューで語っています。
「人々が英語を話すことが出来ないというのは、日本の教育の問題だ。12歳から中学、高校と英語を学んだ。しかし、6年間勉強しても、人々は英語を読めず、少ししか理解できず、話すことも出来ない。英語は試験のためのもので、話すためのものじゃない。そして、もし英語が話せなければ、チャンスがないことを意味する。それは残念なことだ。何人かの日本人選手は怠けているよ」
チームスポーツであるサッカーにおいてコミュニケーション能力は必須であり、特に細かな指令を必要とするDF陣にはさらに高いレベルの英語力が要求されます。そういった語学力の壁の解消が日本サッカー界の未来明るくしてくれることでしょう!
吉田選手は同時に日本の英語教育の問題点を指摘しているものの、教育の質、特に英語の文法については評価しています。
「日本の義務教育って、やっぱりちゃんとしているんですよ。特に文法。僕は中学の頃から、英語だけは勉強していたから、文法はわりと頭に入っている。(中略)日本で義務教育を受けた人ならば、誰でも知っている文法だけど、これが役立つんです。」
つまり、『文法をベースに会話文を組み立て、分からない単語は調べてその文の中に組み込んでいく』
こういった方法で吉田選手は地道に英語力を鍛え上げていったんですね!継続は力なり!
英語学習の土台は独学から!
いかがでしたか?
英会話教室やオンライン英会話で自己投資をすることも大事ですが、いずれにせよ、まずは独学で英語を学ぶ習慣を身につけることが大事ですね。
ゴン太
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有名人には負けられない!おすすめのマンツーマン英会話スクール
それでは、ゴン太がオススメの英会話スクールを紹介させていただきます。こちらのページは企画として、マンツーマン英会話の学校のみとなります。ご留意ください。また、このエントリではb わたしの英会話さんのサイトのスペースをお借りして執筆させていただいていますので、bさんも紹介させていただきます。(グループレッスンや男性サラリーマン向けの英会話スクールは対象外ですので除外しました)。
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まとめ
いかかでしたでしょうか。吉田選手自身も、かなり現地の生活に慣れるまで苦労した感じですが、コツコツと努力を積み上げていくことで英会話力を伸ばしていることがわかりますね。
英会話の勉強において吉田選手が伝えたいことは
・単語を覚えるときは単語帳を使うのではなく、分からないときに覚えること
・積極的に覚えた内容をアウトプットできる環境を作ること
日本でも英会話教室などを利用すればたくさん英語を話す機会は作れます!
ぜひみなさんもチャレンジしてみてください!
ゴン太
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