こんにちは。ゴン太です。
今回は国民的俳優である渡辺謙さんの英語力に迫っていきたいと思います。
渡辺謙さんは大河ドラマ『独眼竜政宗』で伊達政宗役を演じて、一気に人気俳優としての地位を確立しました。
その後も数々のヒット作に出演し続け、2003年公開の『ラストサムライ』でトムクルーズと共演し、華々しいハリウッドデビューを飾り、アカデミー賞やゴールデングローブ賞などでノミネートされるなどその高い演技力が海外からも評価されました。
今回は第一線で活躍する渡辺謙さんの英語力と、その勉強法についてご紹介していきたいと思います。
渡辺謙さんの経歴について
まずは渡辺謙さんの経歴を見ていきましょう。
©https://talent.thetv.jp/person/0000000373/
出身:新潟県魚沼市
1979年:演劇集団 円入団
1987年:『独眼竜政宗』で主役を務める
1989年:急性骨髄性白血病発症
2003年:『ラストサムライ』でハリウッドデビュー
2019年:『名探偵ピカチュウ』
渡辺謙さんはもともと音楽大学に入学することを夢見ていましたが、家庭の経済的状況から難しく、たまたま観た演劇集団 円の演劇に感銘を受けて同劇団に入団することを決めました。
その後10年も経たずに舞台やテレビドラマで次々と大役を演じるようになり、俳優として順風満帆な生活を送っていましたが、白血病との闘病を強いられることとなりました。
長年の闘病生活を経た後、見事カムバックを果たした彼は、現在国内だけではなく海外にもその活躍の場を広げています。
渡辺謙さんの英語力は高い?
彼は多くのハリウッド作品に出演していることから、当然レッドカーペットでのインタビューに答える場面もたくさんあります。
こちらは、2010年公開の『インセプション』についてのインタビュー映像です
アップだとなおさら渡辺謙さんの迫力が増しますね…笑
インタビュアーのナチュラルな英語を聞き返すことなく理解している様子なので、英語力はとても高いと思われます。
アクセントについては、日本人訛りが強い気がしますがインタビュアーともきちんとコミュニケーションを取れている点を見ると、あまり彼にとっては関係のないことなのかもしれませんね。
こちらの映像は今から9年前の映像ですし、今はこの頃と比べ物にならないくらい伸びていることでしょう!
渡辺謙さんの英語勉強法がスゴい!
渡辺謙さんは通訳がなくとも外国人とコミュニケーションをとれる英語力があります。
その英語力をどうやって身につけたのか気になりますよね!
ここからは渡辺謙さんの英語勉強法をご紹介したいと思います。</span >
渡辺謙さんが英語の勉強を始めたのはいつから?
渡辺謙さんが俳優人生をスタートした劇団時代から、白血病から復活を遂げて再び一流俳優としての人生を歩み始めた1900年代後半は全くと言っていいほど英語とは無縁の生活を送っていました。
しかし転機となったのは2003年に公開された映画『ラストサムライ』です。
この映画はハリウッド映画ながらも、日本の武士道を描いた作品でそれにあたって多くの日本人キャストも起用されました。
渡辺謙さんが演じることとなった勝本盛次役は、英語も話せる人物であるという設定だったので、英語で役を演じることを要求されました。
しかし前述の通り、渡辺謙さんの当時の英語力は皆無といっても過言ではないくらいでした。
そして極めつけはオーディションで配役が決まった後から撮影が始まるまでの期間はなんとたったの半年!
つまり渡辺謙さんは「42歳にして初めて英語を学び始め、約半年で英会話を習得した」という普通では考えられないようなことをやってのけたのです。
ドラマメソッド(R)で飛躍的に英語力を向上
もちろん、半年足らずで彼が英会話を習得できた理由の一つに、「圧倒的な勉強量」は欠かせない要素だと思います。
実際に勝本役を演じることが決まってから、彼は膨大な時間を英語勉強に費やしました。
それは朝から晩まで…スケージュールの合間を縫って時間の許す限り英語に時間を費やしていました。
しかし、どれだけ英語の勉強にたくさん時間を使っても、勉強法が間違っていれば(その人に合った勉強法でなければ)、英語力とは簡単に伸びてはくれませんよね。
そこで、彼が英語講師であった奈良橋陽子さんが取り入れた勉強法は『ドラマメゾット(R)』という方法でした。
ドラマメゾット(R)とは、対話形式の練習で場面設定やお互いの演じるキャラクターの関係性や状況などを細かく設定し、まるでドラマのように役を演じながら英会話を行う方法です。
職業が俳優の渡辺謙さんにとってはまさにぴったりの勉強法ですよね!笑
この英語の勉強方法は俳優だけではなく、すべての英会話を勉強している人にとっても、ものすごく効果的な方法だったりするのです。
日本語の英語教育で問題となっているのは、「実践的な英会話で使えるような表現を教えないこと」「英会話をするような機会を授業中に与えないこと」とも言われたりします。
(語彙力や英文法のレベルについては世界的に見ても高いとされてはいます)
ドラマメソッド(R)ではその二つの問題を同時に解決します。
ドラマメソッド(R)では自分が好きな洋画のシーンを切り取って、台本を作って複数人でその役になりきります。
つまり、実際にネイティブスピーカーの日常会話の中で使われている内容を覚えて、まねることでより効率的に必要な表現を覚えることが可能となるのです。
そして、ドラマメソッド(R)を行う上でもう一つ重要な要素が「その役になりきること」です。
体全体で表現しながら、抑揚をつけて話しながら演技すると、表現力が身につき棒読みで文を読むよりも頭に文が入ってきやすくなります。
日本人はもともと表現力を意識しながら会話をすることに慣れていない国民性だと思います。
しかし、英語ではボディランゲージや表現力という要素が、会話にとっても重要な役割を果たします。
ネイティブスピーカーになりきったつもりで英会話の練習をするというのはたくさんの要素を一度に取り入れることができる効率的な勉強法なのです。
渡辺謙さんが英語の勉強を通して伝えたいこと
もともと、ラストサムライのオーディションのオファーが来たときは渡辺謙さん自身も無理だと断りをいれたそうです。
それもそのはず、英語力を鍛えるには、語彙力を増やしたり表現のレンジを広げたりするのにも記憶力という要素は少なからず必要になってきます。
渡辺謙さんが英語の勉強を開始したのは「42歳」です。
一般的に20歳が記憶力のピークといわれていることから考えてもかなり遅めだったことがわかります。
しかし彼はラストサムライで見事に勝本役を演じきるほどの英語力を身に着けることができました。
たった半年間で…。
渡辺謙さんの生き様からは『挑戦するのに年齢など関係ない』ということがひしひしと伝わってきます。
その後、渡辺謙さんはブロードウェイでミュージカル「王様と私」で主演を演じるという大役もこなし、アメリカ演劇界の最高峰トニー賞にもノミネートされました。
ミュージカルは映画撮影とは異なります。
100ページを超える台本を頭に叩き込み、それを観客に届けます。
さらに撮影のように、セリフが飛んだり、噛んだりしてしまってもカットはできない一発勝負です。
もうどれだけのプレッシャーが渡辺謙さんの肩にのしかかっていたか。
想像するだけで恐ろしいです…。
それでも彼は新しいことに挑戦し続けます。
「とりあえず来てみたらと思うんです。やみくもにでも。僕だって『うわぁ、これ本当に何もできないや』と55歳にして思ったからね。そういう自分の中で突きつけられるような環境を求めていかないと得られるものはないよね。そういうことをもっとトライして欲しいと思いますね」
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3664/index.html
「挑戦なくして成功なし」
まさにその生き方を体現している方だと思いますし、42歳から英会話に挑戦したことで、その後の彼の俳優人生をより華やかなものにしたと思います。
さらにドラマメソッド(R)はもともと役者さんの渡辺謙さんにとってはとても楽しい勉強法であったと思います。
英語学習は机に向かってたくさんの単語とにらめっこしても続きません。大切なのは「楽しく英語を勉強する」ことです。
ドラマメソッド(R)は2人いれば成立する勉強法です。
初めは恥ずかしく感じるかもしれませんが、慣れてくるころには英語の楽しさも徐々に感じることができると思います!
ぜひ仲間を集めてトライしてみましょう!
英語学習の土台は独学から!
いかがでしたか?
英会話教室やオンライン英会話で自己投資をすることも大事ですが、いずれにせよ、まずは独学で英語を学ぶ習慣を身につけることが大事ですね。
ゴン太
英語独学者必見!できる人はみんな使ってる英語学習ソフト・アプリ
【完全ガイド】英語独学 – 大人になってからのムダのない独学用教材!
渡辺謙さんに負けられない!おすすめのマンツーマン英会話スクール
それでは、ゴン太がオススメの英会話スクールを紹介させていただきます。
こちらのページは企画として、マンツーマン英会話の学校のみとなりますので、ご留意ください。
また、このエントリでは『b わたしの英会話』さんのサイトのスペースをお借りして執筆させていただいていますので、bさんも紹介させていただきます。(グループレッスンや男性サラリーマン向けの英会話スクールは対象外ですので除外しました)。
ビジネスなどに強いオススメの英会話スクール
マンツーマンの英会話スクールとして老舗といえばGabaさんです。
私も体験レッスンを受けたこともありますし、ほぼ、都内であれば主要駅にスクールを構えていますので便利でおすすめです。
トラベル英会話としても、少しハイレベルなシチュエーションなどに対応する必要がある方にはオススメです。
女性、英会話力に自信のない人が英会話を学ぶ時にオススメ
こちらのスペースをお借りしていますが、女性で英会話に自信のない初心者にはオススメです。
特に学生時代英語を勉強したのはうん十年前で、英会話話せるようにはなりたいけど、とにかく英会話スクールって敷居が高い!という人にオススメします。
学生さんや安めの単価で英会話を検討している方にオススメ
単価優先であれば、イングリッシュビレッジさんがおすすめです。
まずは、英会話を学びたいけどマンツーマンがいい!という方、でも、単価優先で、と思っている人はイングリッシュビレッジさんがオススメです。
まとめ
渡辺謙さんは42歳から英会話勉強を始めましたが半年足らずで英会話を習得し、ラストサムライの出演後もたくさんのハリウッド作品や演劇に出演しています。
つまりアメリカ人からその英語力を評価されている証です。
「英語を勉強したいけど今からじゃ遅いだろうし…」
「高校で習った英語もほとんど覚えていないし…」
と悩んでいる人は、渡辺謙さんの考え方をぜひ取り入れて一歩踏み出してみてくださいね
ゴン太
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