こんにちは。ゴン太です。英会話頑張ってますか?
2007年のプロ転向後、翌年、若干19歳という若さでツアー初優勝を飾った錦織選手。
その後も2014年の四大大会の一つである全米オープンでの準優勝、2016年にはリオオリンピックでの銅メダルも獲得し、長らく日本人では難しいとされてきた、四大大会優勝や世界ランキング1位も期待できる超一流のアスリートです!
ゴン太
今日は未だに世界のトッププレーヤーとして活躍を続ける錦織選手と彼がどのように英会話をものにしたのかについて紹介していこうと思います。
錦織圭選手 – 経歴について
まずは彼の経歴について簡単に紹介します。
・1989年12月29日生
・島根県松江市出身
・身長178㎝ 体重70㎏
5歳でテニスを始める
2003年:フロリダIMGアカデミーに入学
2008年:デルレイビーチ国際選手権でATPツアー初優勝
2014年:全米オープン準優勝
2015年:ランキング自己最高4位
2019年:手首のケガを乗り越え、3年ぶりにツアー優勝
錦織圭選手の英語力
彼にとって英語に取り組むきっかけとなった出来事は、中学生の時にアメリカにあるプロテニス養成学校のIMGアカデミーの特待生として選抜されて渡米したことでした。それから約10年間、1年間通して世界各国の大会を転戦し、様々な国の人とコミュニケーションをとる彼は次第に英語力も上達していきました。
こちらの映像は2019年の全豪オープンで自己最長の試合時間5時間5分に及ぶタフな試合を制した後のインタビューとなります。観てみましょう!
https://www.youtube.com/watch?v=7SP1f89x9Yw
映像から疲れ切っている様子が伝わってきますね…。実際この翌日に行われた対ジョコビッチ戦は試合途中で棄権となってしまいました…。
錦織選手の英語力についてですが、言いたいことをスラスラと表現できているように見えますね!試合で勝った後には必ずこういったインタビューは行われるので、たくさん英会力を鍛える機会はあったように思えます。
アクセントについては、テニスの拠点がアメリカだったこともありUSアクセントの影響を受けているのかなとも思われますが、「t」の発音だったり所々はジャパニーズアクセントが混ざっているのが分かります。
そして、オーストラリア人の英語もかなりくっせが強いですよね…。それでも、きっちりと内容を理解している錦織選手はさすがですね!
ちなみに、2011年の試合前インタビューの映像もありました!
比較してみると、上達の様子がより分かりますし、何より自信をもって英語を話すようになりましたね!
錦織圭選手の英語勉強法
IMGアカデミー時代に味わった孤独感
彼のテニスの才能を見込まれ、13歳の時にアメリカへの留学を開始した事が英語触れる最初の機会でした。しかし当然この当時、錦織選手は英語が話せる状態ではなく、テニス以前に言語という壁にぶつかってしまいます。渡米した当初は、錦織選手とともに4選手が海を渡りましたが、そのうち2人は2年で帰国。日本語で会話できる機会も徐々に減り、15歳の時には日本人が彼1人という状況になってしまいました。
15歳という年齢で単身外国に住むということは並大抵の事ではないですよね。錦織選手はホームシックにも陥ることが多々あり、練習後に部屋に引きこもりがちになってしまいます。
IMGアカデミーでの一人の選手との出会い
そんなメンタル的に厳しい状況に追い込まれていた錦織選手を、1人のカナダ人選手との出会いが変えました。当時ジュニア最強といわれたフィリップ・べスター選手は、錦織選手のルームメイトでもあり、またいいライバルでもありました。彼と練習を共にすることが錦織選手の英語力を上げるいいきっかけとなりました。
カナダは公用語が英語とフランス語で、フィリップ選手もネイティブのイングリッシュスピーカーでした。我々日本人が外国人の片言の日本語を聞いたとき、自分の経験だったり、聞こえた単語から推測して理解してあげることってできますよね?
錦織選手にとってネイティブのフィリップ選手はそれにあたりました。日本人1人という環境は「英語を話さなければいけない」という意味でもあります。錦織選手はジェスチャーや簡単な英語を交えつつ、必死に彼やコーチ陣とコミュニケーションをとるように努力しました。
世界のトッププレイやーたちとしのぎを削って優勝を目指すプロテニスの世界では、できるだけ若いうちから質の高い環境で、トッププレイやーたちとの練習環境に身を置くことが必須となってきます。錦織選手の場合、それは13歳で叶うこととなりました。
しかし、普通の13歳は中学1年生で、これから英語の勉強を受けようという時期。プロ野球選手のように、高校教育を受けてからプロにそしてメジャーリーガーになるのとは異なり。彼の場合は英語の知識は「ほぼゼロ」で渡米したことになります。
基礎英語力に乏しかった彼でも、現在流ちょうに英語をしゃべることができます。そんな彼を支えた英語勉強法は「とにかく英語に触れること」です。何かを自分のスキルとして身に着けるには効率性も重要ですが、スキル習得にかける絶対量が必要だということがわかります。
錦織選手はフィリップ選手と多くの時間を共にしながら、自身の英語力に磨きをかけていきました。できるだけ多くの時間英語をしゃべることを心掛けました。
これはよく考えると当たり前のことだということに気づくと思います。私たちが日本語を当たり前のようにしゃべれるのは、小さい頃から家族や友達と繰り返し会話を続けてきたという絶対量が理由だと思います。誰かから日本語の文法について教わったわけでもなく、単語帳を開いて語彙力を増やしたわけでもなく、ほぼ会話の中で日本語力は培われてきました。
日本人が1人だけという状況が、彼に英語を話す環境を与え、純粋なテニスがうまくなりたいという向上心が彼の英語力上達につながったといえるでしょう。
錦織選手が伝えたいこと
母国語が通じない異国の地に居住の拠点を置くということは見た目以上にハードで精神的にも辛いことです。
錦織選手のジュニア時代のコーチである米沢徹コーチは当時の錦織選手についてこう語っています。
決して錦織選手自体、メンタルが強いわけではなくアメリカで日本人が1人という状況に陥った時に、どれだけ辛かったかも想像がつきますよね…。
しかし、彼がたとえアメリカで1人になっても、日本に帰ることはせずにその場にとどまらせたのは、彼のテニスがうまくなりたいという気持ちがあったからでした。
米沢コーチは続けてこう語っています。
錦織選手は自身のブログでも語っている通り、アメリカでトレーニングを積むことは日本にいることよりも遥かにプロテニスプレーヤーになる近道だと理解していました。その為にはコーチ陣とコミュニケーションをとるためにも、英語力が必要だということが分かっていました。
つまり、錦織選手は海外に長く滞在しているから英語力が向上したのではなく、「自分の夢の実現のために英語力に磨きをかけた」ということです。
英語力を伸ばすために海外留学を考えたとき、ワーホリでの留学がポピュラーなオーストラリアやカナダ、学生留学のアメリカやイギリスといった場所が候補に挙がると思いますが、どの地にも日本人コミュニティが存在します。なのでモチベーションがうまく保てない人は、居心地の良さを求めて、現地の日本人と過ごす時間が増えて、結果留学失敗というケースも多いです。
「外国人の友達が欲しい」や「TOEICでいいスコアをとりたい」など、英語を勉強するモチベーションは何でもいいと思います。そういった目標を本当に達成したいという気持ちがあれば、錦織選手のようにたとえ英語力に乏しい状態で勉強を開始したとしても、目標は叶うということを心に留めて勉強に励むと、きっと明るい未来が見えてきますね!
英語学習の土台は独学から!
いかがでしたか?
英会話教室やオンライン英会話で自己投資をすることも大事ですが、いずれにせよ、まずは独学で英語を学ぶ習慣を身につけることが大事ですね。
ゴン太
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有名人には負けられない!おすすめのマンツーマン英会話スクール
それでは、ゴン太がオススメの英会話スクールを紹介させていただきます。こちらのページは企画として、マンツーマン英会話の学校のみとなります。ご留意ください。また、このエントリではb わたしの英会話さんのサイトのスペースをお借りして執筆させていただいていますので、bさんも紹介させていただきます。(グループレッスンや男性サラリーマン向けの英会話スクールは対象外ですので除外しました)。
ビジネスなどに強いオススメの英会話スクール
マンツーマンの英会話スクールとして老舗といえばGabaさんです。私も体験レッスンを受けたこともありますし、ほぼ、都内であれば主要駅にスクールを構えていますので便利でおすすめです。トラベル英会話としても、少しハイレベルなシチュエーションなどに対応する必要がある方にはオススメです。
女性、英会話力に自信のない人が英会話を学ぶ時にオススメ
こちらのスペースをお借りしていますが、女性で英会話に自信のない初心者にはオススメです。特に、学生時代英語を勉強したのはうん十年前で、英会話話せるようにはなりたいけど、とにかく英会話スクールって敷居が高い!という人にオススメします。
学生さんや安めの単価で英会話を検討している方にオススメ
単価優先であれば、イングリッシュビレッジさんがおすすめです。まずは、英会話を学びたいけどマンツーマンがいい!という方、でも、単価優先で、と思っている人はイングリッシュビレッジさんがオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「技術は文句無しなくらいトップレベルだけれども、メンタル面に問題があるため大事な試合を落としてしまう」といわれるほど、錦織選手自身も決してポジティブな性格ではありませんが、「英語力=テニスの上達」ということに気づいてからは、英語学習に対してもたくさん努力するようになりました。
何かを成し遂げたいという強い気持ちはきっとプラスに働きます!是非皆さんも目標に向かって頑張ってみてください!
ゴン太
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