中上級者で目的のはっきりしている人にはマンツーマンの英会話がオススメ

こんにちは。
英会話ハンターNAOです。

いま現在、ある程度英会話ができる、英会話中上級者にとって、一体どんな英会話スクールが最適なのでしょうか？

ある意味、中上級者が英会話スクールを選ぶことは、難しいことでもあります。

すでにある程度の英語力があるため、英語学習を最適化するマネジメントの良し悪しが成否を左右するからです。

先に結論を申し上げると、英会話中上級者で、かつ目的がはっきりしている人には、マンツーマン英会話レッスンがオススメです。この記事では、その理由や、英会話スクールを選ぶ際のポイントについて、解説していきたいと思います。

目的によって必要になる英語は全然ちがう

第1の理由として、その人の目的によって、必要になる英語は全然ちがう、ということがいえます。

英会話レッスンを受ける目的は、大きく、ビジネス英会話と日常英会話の2つがほとんどです。そしてそのそれぞれは、さらに細かいジャンルに分けることができます。

〜ビジネス〜

お仕事で英会話が必要な人が属する業界や職種などをまとめるとこのようなパターンが多いのではないでしょうか。

・業界（IT、自動車、アパレル、物流、人材派遣、建築土木、飲食店）
・職種（営業、事務、生産管理、経理、人事、商品企画、研究開発）
・役職やポジション（経営層、管理職、プロジェクトリーダー）
・ミッション（受注獲得、経営合理化、M&A、人材の採用活動）

〜日常英会話〜

また、英会話の中でも人気があるのが日常英会話。日常英会話いえばこのような目的で英会話を始める人が多いのではと思います。

・海外旅行で英会話が使えるようになりたい（旅行先の国や地域、やりたいことや行きたいスポット）
・外国人の友達をつくる
・趣味のダンスやヨガ、サーフィンを海外でやる
・オリンピックでボランティアがしたい

まだまだ、あげればきりがない程無数にあるでしょう。

例えばビジネス英語などでは、業種のちがいはもちろん、商談の対策、プレゼンの対策、ビジネスメールの書き方などと、仕事上のシーンによっても、必要な英語はかなり変わってきます。

さらに日常会話も、例えば旅行ひとつとっても、旅行先でアウトドアがしたい人ならば自然や地理関係の語彙、お買い物が大好きならばブティックで交わされるような洋服の色・形・サイズ・生地の語彙などと、その人のやりたいことのジャンルによって、全く異なってくるわけです。

当然、オールジャンルのグループレッスンよりも、マンツーマンレッスンで会話のトピックを限定して、自分の必要としているジャンルの語彙やフレーズを集中的に叩き込むようにした方が、大きな効果を得ることができます。

自分の弱点に特化したカリキュラムを選べる

マンツーマンレッスンでは、その人の現状の英語力を客観的に分析し、まずコーチやコンサルタント、コンシェルジュと言った日本人スタッフが最適な学習カリキュラムをつくってくれます。

この効果は非常に大きいです。

よく英語が聞き取るのが苦手という人がいますが、よく観察してみると、音を聞き取る耳の力が不足していることもあれば、前後の文脈を推測する理解力が不足している場合もあります。

また自分の言いたいことが上手く表現できない、という弱点にしても、そもそもインプットの量自体が足りていない場合もあれば、インプットは十分だけれども、話すときに必要以上に正しく言おうとし過ぎてしまって、せっかく覚えたはずの表現が出てこなくなる、というケースもあります。

マンツーマン英会話スクールの講師やコンサルタントは、こうした弱点を見抜くのが得意です。ピンポイントで、その人の弱点を洗い出して、最短で底上げする方法を提案してくれます。

これに対してグループレッスンでは、各生徒の弱点を個別に分析などはせず、あらかじめ決められたカリキュラムに沿って、みんなで同じトレーニングをしていくことになります。

自分で自分の弱点を客観視し、上手にマネジメントできる人なら、それでもいいかもしれませんが、そうでない場合には、いつまでも自分の弱点の本質的な原因に気づけないまま、効果の乏しいトレーニングメニューをしつづける、といったことになってしまいます。

中上級者は、すでにある程度英語力があるがゆえに、どうしても、そこからさらなるステップアップというのが、なかなか難しいことが多いです。

よって、中上級者で、英会話力アップによって到達したい目標が明確である場合には、このような、痒い所に手が届くマンツーマンレッスンの方が適しているといえます。

目的に特化した講師を選ぼう

3つ目の理由は、講師による違いです。

英会話スクールの講師には、英語の先生以外にも、様々な会社で働いたことのある、社会人経験豊富な人も多いです。

当然、経験した業界については、語彙や頻出表現はもちろん、その業界ならではの慣習、マナー、会話のテンポ感など、ありとあらゆる生きた英語を知っています。教材で家で自習するのでなく、せっかく高いお金を払って英会話スクールにいくのなら、こういったリアルなナレッジ、リテラシーなどの貴重な知的資源の恩恵を受けない手はありません。

ぜひ、体験レッスンや申し込み相談の段階で、自分の英会話の目的を詳しく説明し、ぴったりな講師がいるか、聞いてみることをオススメします。

ちょっと欲張りかもしれませんが、場合によっては、現地の業界の勢力図や裏情報など、英語以外のビジネス的な特ダネも掴めるかもしれません。

これに対して、グループレッスンでは、例えばせっかく元IT企業出身という先生がいたとしても、レッスン中にその話ばかりさせてもらえるわけではありません。当然、他の生徒たち一緒に、広く世間一般的なジャンルの話題でレッスンをしていくことになります。

自分の目的やジャンルに特化した講師を選ぶという点でも、やはりマンツーマンレッスンの方が、より適しているのです。

グループレッスンのディスカッションは効果あり

グループレッスンでディスカッションを徹底的に訓練する講座には、一定の効果があります。

これは、一定以上のレベルの英語力のある人たちが一堂に会し、激しい舌戦を繰り広げるため、自分もなんとか負けまいとして本気になり、頭も心もドライブがかかる効果がある点がメリットといえます。

他の参加者の発言から、良い表現をメモして自分のものにしてしまうのもよいでしょう。また何より、英語脳の回転するスピードを上げる効果が大きいことが、非常に魅力的です。

ただし、こういったことをしたいのであれば、英会話スクール以外にも選択肢はあります。スクールではなく、英会話サークルや英会話カフェなどです。

これらのなかには、まったりとした趣味的なものから、ツワモノ揃いの本気系のものまで、かなり幅がありますので、いろいろなサークルへ行ってみるとよいと思います。

中上級者にオススメのマンツーマン英会話スクール

それでは、NAO的にオススメのマンツーマンの英会話スクールを紹介させていただきます。こちらのページはb わたしの英会話さんのサイトのスペースをお借りして執筆させていただいていますので、bさんも紹介させていただきます。（グループレッスンや男性サラリーマン向けの英会話スクールは対象外ですので除外しました）。