はじめまして。「b わたしの英会話」のエーコです。
女性の英語学習、英語にまつわる悩みを解決すべく情報発信をしています。
「英語がスラスラと口から出るようになれば良いな…。」
そんな願いをもっている方も多いでしょう。
英語を話せるようになるために必要となるのが語彙力です。
今回は英語初心者の方のために
・英語を話すために必要な語彙力の目安
・英語の語彙力をアップさせるための、とっておきの勉強法2選
・英単語を覚えるための2つのコツ
などを分かりやすく解説していますので、ぜひご参考にしてくださいね。
英語を話すなら語彙力が必要!
英語を話せるようになるために必要なのが語彙力です。
ここでは、なぜ語彙力が必要なのか、どれくらいの語彙力を目標とすべきなのか紹介します。
なぜ英語を話すのに語彙力が必要なの?
英語を理解したり、英語でコミュニケーションを取ったりするうえで、語彙力は欠かせません。
語彙力が高いということは、それだけ知っている単語が多いということです。
そのため、英文を読んだときに「どんな意味だろう?」と考え込む必要がなく、スラスラと理解することができます。
また、語彙力はリスニングにおいても必要となります。
英語初心者が英語を聞き取ることができない理由のひとつに、語彙力が低いことが挙げられます。
知らない単語が多いと、相手が発していることを聞き取るのは難しいからです。
しかし語彙力が高ければ、相手の話す英語を正確に聞き取ることも可能です。
さらに、語彙力が高いと、自分の意思を英語で伝えることもできます。
話す前に「これは何と言うのだろう?」などと考える必要はありません。
自分の気持ちを英語で伝えることができるので、円滑なコミュニケーションを取ることが可能です。
英語の語彙力で必要な目安は?
ネイティブとの円滑なコミュニケーションを目指すなら、10,000語くらいが必要といわれています。
これはTOEIC860点に相当する単語数です。
TOEIC860点は英語上級者レベルに相当するため、初心者がいきなり英語上級者レベルの10,000語を目標にするのはハードルが高いでしょう。
これから英語を学ぶ人は、まずは日常生活でよく使われる単語を中心に2,000語前後を目標に覚えることをおすすめします。
2,000語の語彙力があれば、日常のコミュニケーションには不自由がないからです。
ただし、単語を2,000語覚えたからといって英語を話せるようになるとは限りません。
語彙には「認識語彙」と「運用語彙」の2つの種類があります。
英単語を2,000語程度覚えているのに話せない人は、認識語彙が多いと考えられます。
話せるようになるためには、運用語彙を増やすことが欠かせません。
運用語彙が2,000語くらいになるのを目標に、英語の勉強を行いましょう。
英語の語彙力を高めるとっておきの勉強法2選
英語の語彙力が低いと、いつまで経っても英語を理解したり、話したりすることができません。
英語でのスムーズなコミュニケーションができるようになるためには、英語の語彙力を高めることが大切です。
英語の語彙力を高めるために効果的な学習法が、「意図的学習」と「偶発的学習」です。
学習の第1段階として意図的学習を行い、第2段階として偶発的学習を行うことが、効率良く英語力を高めるのに効果的です。
勉強法1:まずは英単語を集中して覚える
コミュニケーションを取るのに必要となる最低限の単語がわからないと、英語を理解することはできません。
語彙力を高めるために、まず必要となるのが単語を覚えることです。
「意図的学習」という方法で、しっかりと英単語を覚えていきましょう。
単語帳やフラッシュカードなどを使って、どんどん単語を覚えていきます。
この学習法では、単語を使って文章を作るとか会話するといったことを意識する必要はありません。
とにかく、ひたすら単語のみを覚えていけば良いです。
単語を覚えることだけに集中するので、短期間で多くの単語を覚えることができるのがメリットです。
勉強法2:文章や会話から新しい単語を覚える
語彙力を高めるために第2段階として取り入れたいのが、「偶発的学習」です。
例えば、英文を読んでいると、知らない単語や表現を目にすることがあるでしょう。
そんなときに、文章の前後の文脈などを見て、その単語や表現の意味をつかんでいくのが偶発的学習です。
新しい単語は一度目にしたり、耳にしたりしただけではなかなか覚えることができません。
記憶に留めるためには、何度も同じ単語に触れる必要があります。
偶発的学習を効率良く行うために取り入れられているのが、多読や多聴です。
多読や多聴では何度も同じ英文を読んだり、聴いたりすることで、新たな単語や表現を覚えていくことができます。
意図的学習は短期間で多くの単語を覚えることができますが、その分、記憶に残りにくいのがデメリットです。
それに対して偶発的学習は単語を覚えるために時間がかかるものの、文章や表現も同時に覚えられるため、記憶として定着しやすいのがメリットといえます。
「英語の語彙力が身につかない…」覚えるためのコツを知ろう!
語彙力を高めるための勉強をやっているのに「なかなか単語を覚えられない」「語彙力が高まらない」と感じている方もいるかもしれません。
そんな方は学習方法を工夫することで、語彙力アップを目指せます。
イメージで覚える
ひたすら単語のスペルと意味だけを覚えるよりも、単語をイメージしながら覚えるほうが忘れにくいです。
例えば、リンゴは英語でappleですが、ただ文字を見て「apple=リンゴ」と覚えるのではなく、実際に赤いリンゴをイメージしてappleと覚えてみましょう。
そうすると、赤いリンゴを見ただけでappleと口にできるぐらい、記憶に残りやすくなります。
頭の中でイメージするだけでなく、絵や実物の写真などを使いながら学ぶのもおすすめです。イラスト付きの単語帳などを使うと、イメージしながら覚えるのに役立ちます。
音で覚える
英語を学ぶときは、音で覚えることも大切です。
音で覚えることは時間短縮につながります。
例えば、美しいという意味のbeautifulという単語は、スペルが長いので書くのに時間がかかります。
しかし、口に出すと一瞬です。
同じ単語を10回書くのは大変でも、10回口にするのは難しいことではありません。
書いて覚えるのが習慣になっていると、音だけで覚えられるのかと疑問に感じるかもしれませんが、会話を優先するのであれば、特に音で覚えることをおすすめします。
書く学習は正しいスペルを覚えるのに役立つとはいえ、会話においては正しいスペルで書けるかどうかはさほど重要なことではありません。
正しく書けなくても、正しく発音できればコミュニケーションを取ることができるからです。
音で覚える際は、音声を耳にして、それを自ら声に出すまでが1セットです。
英語を聞き流すだけでなく、耳にした単語や表現を口にするようにしましょう。
正しい音を覚えるために、音声付きの教材を準備して学習するのがおすすめです。
英単語の覚え方については、以下の動画も参考になります。
英語を聴いて、発音する練習をするのに役立つのが、英会話スクールでのレッスンです。
外国人講師の英語を聴いて、発音する練習ができるので効率良く英語を覚えていくのに役立ちます。
これから英語を学ぶ方は、初心者向け英会話スクールを選びましょう。
「b わたしの英会話」は女性限定の初心者向け英会話スクールなので特におすすめです。
レッスンは外国人講師によるマンツーマンで、自分のペースで英語を学んでいけます。
無料の体験レッスンも用意してあるので、お気軽にご相談ください。
まとめ
英語力を上げるのに欠かせないのが語彙力です。
語彙力があると、英語を読んで理解するだけでなく、外国人とのスムーズなコミュニケーションもできます。
英語初心者がまず目標としたいのは、2,000語を覚えることです。
その際、覚えるだけでなく、覚えた単語を使えるようになることを目指しましょう。
語彙力が高まると、英語を学ぶのがどんどん楽しくなります。
ぜひ、この記事で紹介した方法で、語彙力アップを実現してください。
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