「英文法って学生のころから苦手…」
「英文法の効果的な覚え方ってないの?」
このような悩み、疑問をお持ちではないでしょうか。
確かに、英文法が苦手で英語から離れてしまう人も多いですよね。
また「こんな知識が英会話のどこで役に立つの?」と思う方もいるでしょう。
しかし、ご安心ください。
英文法は、適切な方法で学べばしっかりと身に付きます。
そして英文法は、英会話や英文読解をスムーズにするのにとても役立ちます。
この記事では、学生時代に英文法が苦手だった人にもわかりやすいように、効率的な英文法の覚え方をお伝えします。
【知っていると劇的に変わる】効率的な英文法の覚え方のコツ6選!
英文法を効果的に覚えるために、6つのステップで勉強するのがおすすめです。
- ディクテーション
- 音読
- 英作文
- 演習問題
- 他人に教えることを想定した勉強
- 計画的な復習
順番にお伝えしましょう。
英文法の覚え方のコツ1.ディクテーション
ディクテーションとは、英語の音声を聞き取り、一語一句書きとっていくトレーニング方法です。
ディクテーションを行うことで英文法の基本である語順やルール(時制の一致や3単現など)に慣れることが出来ます。
初心者でもわかりやすいディクテーションの解説をしている「ディクテーションとは?英語のプロが教える効果的なやり方とコツ」という記事がありますので、ぜひそちらも参考にしてみてください。
ディクテーションとは?英語のプロが教える効果的なやり方とコツ
英文法の覚え方のコツ2.音読
音読とは、記載されている英文を声に出して読むトレーニング方法です。
ただ音読するだけではなく、音読するスピードと同じ速さで、英文を英文の語順のまま理解する意識で取り組むことが大切です。
音読するスピードと同じ速さで理解する力を養うことは、返り読み(※)を防ぐことにつながります。
そのため、英文法力と、英語の処理能力を同時に養うことが期待できます。
※返り読みとは:英文を読んだ後に、もう一度読み返すこと。英語の初心者や中級者は、英語を日本語に翻訳してから理解しようとするため、返り読みをすることが多い。
エビングハウスの忘却曲線に則り、最初に音読した翌日、その一週間後、30日後など定期的に復習するとより効果的です。
エビングハウスの忘却曲線とは、ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスが発表した、記憶の中でも特に中期記憶(長期記憶)の忘却を表す曲線のことです。
カナダのウォータールー大学の発表によると、「記憶の24時間以内、7日以内、そして30日以内の復習が記憶の長期定着を促す」とされます。
英文の音読について、初心者にもわかりやすく、かつ詳細にお伝えしている別記事の「英語の音読のおすすめ練習方法とは?コツを掴んでリスニング力、スピーキングUP!」を、ぜひそちらも参考にしてください。
英語の音読のおすすめ練習方法とは?コツを掴んでリスニング力、スピーキングUP!
英文法の覚え方のコツ3.英作文
英作文は、文字どおり英語で作文をするトレーニング方法を指します。
英語で作文をすることで、日本語と英語の語順の違いを意識することができます。
何かひとつのテーマを決めて英作文をしたり、ノートに英語で日記を書いたりしてみましょう。
自分の書きたい内容を、英語で表現するために調べて書くのも、文法知識を身に着けるのに役立ちます。
英文法の覚え方のコツ4.演習問題
実際に参考書や問題集に取り組むことを、「問題演習」と呼びます。
問題演習をすることで、自分が理解出来ていないポイントを明確にすることが出来ます。
英文法が苦手な人は、英語を読むときに「なんとなく、センスで」読んでしまう(読めてしまう)傾向があります。
(今これを書いている筆者がそうでした。)
「読めてしまう」ことは良いことに聞こえますが、実はここが落とし穴です。
最初はセンスでなんとなく読めてしまっても、少し文構造が複雑になると、急に読めなくなります。
「この英文、全部単語の意味はわかるのに訳せないぞ!」という奇妙な事態に陥るでしょう。
そのときに、「自分が理解出来ていないポイントが、どこかわからない」状態になり、理解が妨げられてしまいます。
問題演習をする際には、間違えた問題にチェックをつけ、先述したエビングハウスの忘却曲線に則って1日~1週間の時間をおき、また解き直してみましょう。
間違えた問題をチェックしておくことで、自分が理解していないポイント”だけ”を集中して勉強できます。
チェックがなくなるまで繰り返せば、その参考書の文法知識の9割は理解できるでしょう。
おすすめなのは、参考書を頭から順番に実践することです。
というのも、参考書は意図的に関連性のある構成となっています。
それに沿って進めることで、参考書の意図どおりに効果的に知識を吸収することができ、学習効率が高まるからです。
英文法の覚え方のコツ5.他者に教えることを想定
学習を進めるときは、学ぶ内容を他人に教えることを想定すると、学習効率がよくなります。
ポイントは、教える相手からどんな疑問、質問が投げかけられるかを考えて、それに答えることです。
自分が学ぶ視点だけでなく、さまざまな視点から疑問を持ち、それを解決することで、より理解を深めることが期待できます。
もしこれをお読みのあなたが社会人の方なら、会社でプレゼンをする気持ちをイメージするのがおすすめです。
英文法の覚え方のコツ6.計画的な復習
最後に、計画的な復習についてお伝えします。
人間の記憶は、脳内で短期記憶、中期記憶、長期記憶に分けられます。
繰り返しインプットされていない知識は、記憶から消えてしまうでしょう。つまり、短期記憶のまま抜け落ちるということです。
短期記憶で終わらせずに、長期記憶として定着させたい場合、特に計画的な復習が重要です。
例えば目標とする試験が3ヶ月後にある場合、試験の前日に10時間詰め込み学習をするよりも、1週間ごとに2時間勉強した方が、記憶を定着させるのに効果的です。
また、先述したエビングハウスの忘却曲線に則り、24時間以内の復習、7日以内の復習、30日以内の復習をすることで、より短時間で効果的な長期記憶への定着を図ることができます。
英文法の勉強ならマンツーマンの英会話教室もおすすめ
ここまで英文法の学び方で大切な6つのポイントをお伝えしましたが、英文法の勉強なら、マンツーマンの英会話教室を利用することもおすすめします。
1人で英文法を勉強していると、自分が理解出来ていないポイントを客観的な視点で見てもらう機会がありません。
マンツーマンの英会話教室を受講することで、自分が理解出来ていないポイントを指摘してもらうことが可能です。
もしあなたが英会話教室の受講をお考えなら、「bわたしの英会話」がおすすめです。
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また、レッスン中にわからなかった点を、レッスン・パートナーがレポートとしてまとめてくれます。
これにより、あなたの弱点・理解が追い付いていないポイントを客観的に分析して、最適な解決策を提案します。
もし本気で英文法を理解して、英語を話せるようになりたいと思うなら、ぜひ「b わたしの英会話」を受講してください。
まとめ
この記事では、英文法が苦手な人でも、英語が話せるようになるまでの道筋をかなり具体的に把握できるように、わかりやすく、かつ詳細にお伝えしました。
ここまでお読みのあなたは、英文法を学ぶ上で大切なこと、挫折を誘う落とし穴、そして効果的な学習法を理解しています。
あとは実行するのみです。
ぜひこの記事でお伝えしたことを活かして、英文法をバッチリと理解してくださいね。
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