こんにちは。Mouth Enshi Canyonです。
フィリピン語学留学、人によっては数ヶ月と長期留学できる方もいますが中には2週間、いや、もっと短く1週間なんて短期での留学を考えている方もいらっしゃることでしょう。実際、お仕事をされていて有給を使っての留学なら1週間~2週間というのがギリギリですよね。
でも、そんな短期ではたして英会話力は上達するのだろうか?
そんなことが気になりますよね。
私は5ヶ月間、フィリピンのセブにある英語学校に留学していました。ですので長期留学のクチです。ただ、その間、1週間留学の方にも何人もお会いしましたし、その方たちの上達具合を見てきました。
(( 1週間留学は果たして効果があるのかないのか ))
私が思ったことを書かせて頂きたいと思います。
フィリピン短期留学 – 1週間留学後の学力変化
私が出会った1週間留学の生徒さん達は、大学や、仕事の長期休暇を利用して留学されていました。
皆さん、長期の方よりも熱心に興味を持って授業に参加されている様に見えましたよ。
〈学力の変化(私の実感)〉
英語学力の進歩について、実際に1週間留学をされた方の変化を確認していないので、私の入学後1週間での変化を書きたいと思います。
授業は週5日で、私の場合、1日6クラス、以下の様な授業がありました。
マンツーマンを4クラス + グループ学習を2クラス
1限目:文法学習
文法を習います。内容的には中学の英語授業と同じですが、英語で英文法を教えてもうのが新鮮です。
2限目:英単語の発音とアクセント
日本語であまり馴染みが無かった発音、C・ F・ L・ R・ T・ V・THの発音を重点的に習いました。発音をマスターした後は、アクセントを含め、単語を覚える授業になります。
自分の場合、特にTとTHの発音が難しく、授業の後も、YouTubeで発音を教えている動画を探して、練習していました。発音をマスターした時の達成感は中々です。
マスターした発音を、得意になって披露出来るので、他の授業でも、英文を読むのが楽しみになりました。
3限目:グループ授業1
イギリス人講師の授業でした。6人から8人の生徒で毎回ゲームをして、笑いが起きる楽しい授業でした。先生は昔ラッパーで、90年代のメジャーなグループの中でラップしているミュージックビデオが、YouTubeに上がっていました。
4限目:グループ授業2
カナダ人講師の授業で、挨拶や自己紹介の練習、グループに分かれて芝居を作って発表したりしました。
グループ授業は、一緒になった生徒と仲良くなれます。
〜ランチ休憩〜
食堂でお昼ご飯。1時間あったので、近所のスーパーに買い物に行ったり、ロビーや休憩場所で他の生徒と喋ったり、部屋で休んだりしてました。
5限目:英会話の学習
テキストに書いてある会話形式の文章を先生と読み合って、英会話を勉強しました。
ショッピングセンター、空港、レストラン、誕生会、ホテルなど、シチュエーション別の英会話テキストを、先生と一緒に登場人物になりきって、実際に会話している感じで、演劇の様にセリフを読み合わせます。
6限目:リーディング
物語やエッセイの音読と、内容の理解です。
毎回宿題として、次回の授業で読むページの読み込みと、文章毎に準備されている理解度のテストを行います。
授業では、先生の前で音読をして、発音とアクセント、イントネーションをチェックしてもらい、理解度テストの答え合わせをします。長い文章の音読は、初めは恥ずかしかったですが、段々と英語の発音が馴染んでくるのが実感出来て、楽しみになりました。
フィリピン短期留学 – 特に感じた変化
英語で英語を教えてもらう初めての体験に感動しつつ、熱心に授業を受けていました。
入学時に英会話初心者だった私が、最初の1週間で一番進歩を感じたのは、発音です。R、T、TH の発音が上手く出来なくて、授業が終わってからも部屋で練習したり、だいぶ努力しました。
私の個人的な感想として、1週間で、発音が大分良くなった事、英会話に対する抵抗が薄まった事と、英語だけが発せられる授業を毎日6クラス、5日間受ける事が、かなり刺激になり、その後の英語学習への下地が出来た気がします。
ただ、学力としての英語には、あまり変化が無かったかもしれません。
あくまで、中学英語レベルで入学した私の感想ですので、留学される方の、入学時の学力によっても、変わってくると思いますが、私の場合、学力としての英語には、1週間でそれほど変化を感じませんでした。
フィリピン短期留学 - 1週間(短期)留学のメリット
〈留学は、初めてのフィリピンにおすすめです〉
まず、私がいた学校は、海沿いの場所にあり、英語の勉強と並行して、南国のリゾートを楽しむことができました。
私は、初めてフィリピンを訪れるなら、旅行よりも留学をおすすめしたいです。
フィリピンに来るのは初めてという生徒が、1週間留学に限らず、私も含め、ほとんどでした。
初めてで、現地の事情がよく解っていなくても、留学で来た方が、旅行で来るよりも濃い体験ができますし、安全に過ごせると思います。
学校にいると、先生や、先に入学している生徒から、現地で役立つタイムリーな情報を収集できるからです。
例えば以下の様な情報です・・・
・出金に利用できるATMや、両替できる場所、便利なスーパーマーケットやショッピングモール・どこで、どんな物が、いくらで買えるか
・おすすめのレストランや、娯楽施設、レジャースポット、ローカルイベント
・フィリピンの公共交通手段である、タクシー、バス、ジプニー、トライシクル、バイク等の乗り方と料金
・目的地への行き方、最適な交通手段
・現地で過去にあったトラブル、危険な場所
・(1週間留学には直接関係ないですが)ビザの更新方法と料金等、行政手続きの情報
それに、学校で知り合った生徒や先生と、学校の外へ一緒に出掛けるのは楽しいです。
もちろん滞在コストは、普通に現地でホテルを取るより割高になりますが、それだけのメリットはありますし、日本の感覚でいくと充分リーズナブルです。
フィリピン短期留学 - 日程を決める前に、確認しておきたいこと
1週間留学の方を含む、短期留学の日程を決める前に、確認しておきたいのが、休校日です。
フィリピンは祝日が多く、地方によっても独自の祝日があります。
短期留学の方で、日程の半分近くが祝日で休校日だったことに、入学してから気づく方もみえました。
祝日でも授業を行っている学校もあるようなので、学校がある地方のカレンダーと、学校のホームページを確認してみてください。
フィリピン短期留学 - 最後に、私の1週間留学の捉え方
私はフィリピン留学で初めて一人の海外を経験しました。飛行機の乗り継ぎにも不安になっていましたが、一度経験してしまうと、後は何でも無くなってしまいます。
私の個人的な意見になりますが、1週間留学は、英語の勉強よりも、生活の中の英語と、異文化に触れる1週間の体験として捉えた方が良いかもしれません。
その体験は、言語に対する態度と、その後の英語学習に小さくない影響を与えると思います。
英語の学力が、その場で大きく伸びなくても、後から効いてくるかもしれません。
コストに関しては、飛行機代もありますし、1ヶ月くらいはいた方が、お得だと思いますが、1ヶ月の時間を作るのはなかなか大変です。
1週間であれば、何とか捻出できるのではないでしょうか。
卒業時には、フィリピンという国が身近に感じられると思います。いつかまたフィリピンに来たくなった時、気軽に来る事が出来るはずです。
以上、私が感じた1週間留学の効果です。お読み頂きありがとうございます。
Mouth Enshi Canyon
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