はじめまして、英語女子お助け編集部のエーコです。女性の英語学習、英語にまつわる悩みを解決すべく情報発信をしています。
エーコ
この記事を読んでいるあなたは「英語が読めない」「リーディングが苦手」と感じているのではないでしょうか。一文程度ならともかく、英単語だらけの長文だとハードルが高くなるものです。
そこで今回は、英語のリーディングができると得られるメリットとリーディング上達のポイントを紹介します。
リーディングができると得られるメリット
日本にいると、英語を読むことが必要となる機会はあまりないように思えるかもしれません。しかし、英語のリーディングができることのメリットは多くあります。
日常生活で出てくる英文に困らない
日本に住んでいても、英文を読めないと不便という場面はしばしばあります。
たとえば、日本語に対応していない海外製アプリやゲームを利用するときです。最近、話題のアプリClubhouseは英語のみなので、慣れるまでは使いづらい方もいるでしょう。
また、Amazonなどで買った商品の取扱説明書が英語表記のみということもあります。お得に商品を買えたものの、説明書の内容が理解できず苦労した経験がある方は意外といるのではないでしょうか。
このように、私たちの日常生活には意外と英文を読まなければいけない場面に出くわします。しかし、リーディングができれば、いちいち翻訳サービスを使わずとも海外のサービスを使いやすくなるでしょう。
得られる情報量が増える
英語のリーディングができると、英文表記の海外サイトも難なく読めるようになるので、現地の情報を入手しやすくなります。
ネットで使われている言語で一番多いのは英語です。日本語サイトはごくわずかなので、日本語だけに頼っていると得られる情報は限られたものになるでしょう。
その点、英語が読めれば、幅広く情報を集められます。考え方や文化の違いなどの知識も得られるでしょう。日本語ではたどり着かなかった情報も得られるのは英語を読めるメリットです。
また、現地に行く場合は旅行会社を通さず、自分自身で航空券やホテルを手配する選択もできます。自分で手配すれば、旅費を抑えたりホテルの選択肢が増えたりするなどのメリットもあります。
リーディング上達のための5つのコツ
「英語のリーディングを上達させたいけれど、何から始めたら良いのかわからない!」という方のために、上達のコツを紹介します。
1.英語の文型を思い出そう
まずは、英語の文型を思い出しましょう。
S(主語)、V(動詞)、O(目的語)、C(補語)の4つの要素の組み合わせでできる語順のルールです。
- 第1文型「SV」
- 第2文型「SVC」
- 第3文型「SVO」
- 第4文型「SVOO」
- 第5文型「SVOC」
英語と日本語では文の組み立て方が違います。
英語は「主語→動詞→目的語」の順です。
日本語は「主語→目的語→動詞」となります。
日本語は動詞が文の最後にくるので、その文法の感覚で英語を読むと、よく理解できません。英語のリーディング力を高めるためには、英語の文型(語順)をしっかり覚えることが大切です。
2.英文の構造「重要なことが先、説明が後」を理解する
日本語は、結論を最後にすることがよくあります。言い換えると、重要なことを最後に伝える傾向があります。
たとえば、「英語を学ぼうと思って、オンライン英会話と英会話スクールのどっちにしようと思って調べたのよね。どちらも良くて迷ったんだけど、体験レッスンを受けてみて英会話スクールに通うことにしたの」という感じです。
伝えたいポイントは、「英会話スクールに通うことにした」ことですが、その結論に伝えるまでに説明を入れるのが日本語の特徴といえるでしょう。
英語の場合は逆で、結論もしくは重要なポイントが先にきます。なので、文章もセンテンス(文)も、一番伝えたいことを最初に書き、それに付随する説明は後にくるのが特徴です。先ほどの話であれば、「英会話スクールに通うことにしたの。」から始まって、「なぜなら、…」と理由を説明します。
3.キレイに和訳しなくてOK!前から読んでいく
リーディングするときに、いちいちキレイに和訳すると、読み返す手間と時間がかかります。英語の語順は日本語と違うため、なおさらです。
とはいえ、英語を学び始めたばかりの人が英語を英語で理解するのは簡単ではないでしょう。なので、英語を理解する助けとして、最初のうちは日本語に訳しても構いません。
ただし、キレイな和訳にしようとすると時間がかかるので、英語の語順のままで訳することをおすすめします。
たとえば、I work in Yokohama.なら、「私は横浜で働きます」ではなく、「私は 働きます 横浜で」と訳すと良いでしょう。英語の順番で前から訳していくことで、英文を英語の語順のまま理解するためのステップにすることができます。
4.始めは主語・動詞・助動詞が分かるようになればOK
長い英文を見ると、圧倒されそうになるかもしれませんが、最初のうちは英文の頭にくる主語・動詞・助動詞を把握できるようになればOKです。
主語
I、you、we、he、she、it、theyなど
動詞
am、are、is、play、take、have、getなど
助動詞
can、will、mayなど
この3つが正しく把握できれば大きく読み間違いはしないでしょう。
5.英文の中の「意味上のかたまり=句」を意識しよう
英文の中の単語の集まりを「句」として認識できるようになると、文章の意味上の切れ目がわかり、英文が読みやすくなります。
なので、英文を読むときは単語ひとつひとつで区切るのではなく、意味上のかたまりで区切って理解できるようになることを目指しましょう。
そのためのトレーニングがスラッシュリーディングです。スラッシュリーディングとは、英文を意味上のかたまりで区切って、そこにスラッシュ(/)記号を入れながら読む方法です。
たとえば、I work in Yokohama.の場合は、I work / in Yokohama.と分割します。こうすることで、英文をかたまりごとに理解できるようになります。
リーディングにおすすめの勉強法3選!
リーディングを勉強するのにおすすめの方法を紹介します。継続がリーディング力を高めるカギです。継続できるように、あなたに合った方法やレベルの教材を選んでください。
1.本
リーディングの勉強法の基本ともいえるのが、本を使った勉強法です。英文法の参考書や中学英語の教科書、洋書絵本などで勉強できます。
英文法の参考書
英文法の基礎を学ぶのにおすすめ。英文法が理解できないと、英文を英語の語順のままに理解することは困難だからです。
中学英語の教科書
中学英語レベルの単語力・文法力があると、簡単な英文は問題なく読めるようになります。中学英語の教科書を使ってリーディングの勉強をするのもおすすめです。
洋書絵本
文法の基礎や簡単な単語を身に付けた上で、実際に英文を読んでみるのに洋書絵本は役立ちます。いきなり英字新聞を読むのは難しくても、英語の絵本なら読みやすく理解しやすいので、初心者におすすめです。
2.アプリ
英語ニュースのアプリを使ってリーディングを勉強できます。
たとえば、NHK WORLD-JAPANは、日本のニュースが多いため知っている情報がほとんどでしょう。多少知らない単語が出てきてもわかりやすいため、英語初心者の人にもおすすめです。
3.英会話教室
一人で英語を勉強しているとモチベーションを維持するのが難しく、途中で挫折してしまうことがあります。その点、英会話教室へ通うことをあなたの中のタスクとすれば、勉強し忘れることはありませんし、上達度がわかるので達成感もあります。
とはいえ、「リーディングができるようになれば良いから、英会話の勉強まではしなくてもいいんじゃない?」という人もいるでしょう。
しかし、「海外のインスタグラマーが口語で書いている文章が、翻訳ツールを使ってもいまいちわからない」ということはないでしょうか。普段から英会話でいろいろな英語に触れておくと、口語調の文章も読みやすくなります。英会話教室はリーディングにも役立つのです。
bわたしの英会話は初心者向け・女性限定の英会話教室です。
- 文法をしっかり学びたい
- ナチュラルな言い回しをたくさん覚えたい
- 留学を目標に集中してレッスンを受けたい
など、あなたの要望やレベルに応じてプログラムをカスタマイズできるので、リーディングに必要な文法もしっかり勉強できますよ。
英語のリーディングスキルを身に付けたい方は、お気軽にご相談ください。
まとめ
英語のリーディング力を身に付けるコツは、以下のとおりです。
- 英語の文型を思い出す
- 英文の構造を理解する
- 英語をキレイな和訳にせず、前から読んでいく」
- 英文を意味上のかたまりで区切って理解できるようになる
継続した学習が大事なので、続けやすい勉強法を選んでリーディング力を高めていきましょう。
エーコ
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