はじめまして。英語女子お助け編集部のエーコです。
女性の英語学習、英語にまつわる悩みを解決すべく情報発信をしています。
英語学習のひとつの方法が、聞き流しです。
多くの聞き流し教材がある一方で、聞き流しには効果がないとの声もあります。
そこで今回は、英語の聞き流しには効果があるのか解説します。
また、これから英語を学習する人は何から学ぶと良いのか提案しますので、参考にしてみてください。
エーコ
オンライン英会話からフィリピン留学まで経験してきました。
未だ、英会話力は中の上くらいなんですが、英会話を学ぶことがとにかく大好きです。
英語の聞き流しに効果はあるの?
「英語を聞き流しているだけで、ある日、突然英語が話せるようになる。」
聞き流し教材でよく目にするキャッチコピーです。
確かに、英語を聞き流すだけで自然と習得できるなら、英単語や文法を苦労して覚える必要がないので楽ですよね。
とはいえ、本当に英語の聞き流しには効果があるのでしょうか。
英語の聞き流しに効果はなし!
結論からお伝えすると、英語を聞き流すだけでは習得することはできません。
英文法や英単語など基本的な知識がない状態で英語を聞き続けたとしても、それはただの雑音になってしまいます。
また聞き流しの英語学習では、移動しながら、料理をしながら、掃除をしながら、というように何かをしながら英語を聞くことが多いです。
英語を話せない人、英語の音に慣れていない人が、英語を聞き流すだけでリスニング力を向上させるのは難しいでしょう。
英語学習者は、集中して聞かなければリスニング力をアップさせることはできません。
英語を聞き流すだけでは上達しない理由
英語を理解できるようになるためには、単語や文法の知識が必要となります。
単語や文法の知識がないのに英語を聞き続けても、自然と意味が理解できるようにはなりません。
英語学習でよくいわれるのが、海外で生活していれば自然と英語が話せるようになるということです。
そのため、聞き流し教材を使ってずっと英語を聞き続ければ、自然と英語が話せるようになると考える人もいます。
ただし覚えておきたいのが、英語の聞き流しは英語圏での生活の代わりにはならないことです。
英語圏で生活する場合は、人との関わりの中で自然と英語を学んでいきます。
わからない単語やフレーズはジェスチャーなどを使って相手が教えてくれるので、単語や文法の知識がなくても理解できるようになるのです。
しかし、聞き流しの場合はそうはいきません。
自分と関わりのないストーリーが流れているだけなので、基本的な知識がなければ何について話しているのかも理解できないでしょう。
英語を習得するためには、英語の聞き取り以外の学習も必要です。
英語の基本的な知識を学ばなければ、いつまで経っても英語が理解できるようにはなりません。
英語の聞き流しはまったく効果がないの?
英語の基礎知識もないのに、ただ聞き流しだけで英語を習得しようとしても効果は得られないでしょう。
しかし、聞き流しにはまったく効果がないわけでもありません。
英語の上級者には効果あり!
リスニングは英語の学習には欠かせないものです。
英語が聞き取れるようにならなければ、英会話は成立しないからです。
英語を耳にしたときに理解できるレベルの英語上級者であれば、英語を聞き流すだけでも英語力アップが見込めます。
新たな単語や表現をどんどんキャッチすることができるので、語彙や表現力が豊かになる助けとなるでしょう。
学習法のひとつとして取り入れる
英語初心者が聞き流しだけで英語を習得するのは無理ですが、英語学習法のひとつとして取り入れるのはありです。
英語のラジオやストーリーを聞き流すだけではハードルが高いので、視覚からも情報を取り入れるものを選ぶと良いでしょう。
英語の聞き流しでおすすめは、子ども向けのアニメです。
子ども向けのアニメなら、映像を見ているだけでも内容が想像できます。
そのため、英語の基礎知識があまりなくても意味が理解しやすいため英語学習の助けになるでしょう。
次々といろんな作品を見るよりも、同じ作品を何度も繰り返し見るほうが英語学習には効果的です。
なぜなら、何度も同じ作品を見るうちに、聞き落としていた単語を聞き取れるようになったり、英語のフレーズを覚えたりすることができるようになるからです。
そのようにして覚えた単語やフレーズは記憶に残るので、実際に必要とされるタイミングで使えるようになります。
英語を聞きながらほかの作業をすれば効果がなくなる
英語を聞き流すときは、聞くことに集中しましょう。
英語学習のために聞き流しをする場合は、文章の意味や構造、発音などに注意して聞く必要があります。
英語に関係のない本を読んだり、誰かと話したりしながら聞き流しをしても、効果はありません。
聞き流しの時間は、しっかりと音声に集中しましょう。
初心者が英語をはじめるなら何から勉強すれば良い?
初心者は、聞き流しだけでは英語を習得することはできません。
初心者が英語を学ぶなら、以下の勉強からはじめるのがおすすめです。
単語と発音を覚える
まずは英語の基礎を身につけましょう。
そのために必要なのが単語力です。
日常英会話のほとんどは中学卒業レベルの単語を知っていれば成立します。
中学英語を復習すれば、日常英会話で必要なことはある程度話せるようになるでしょう。
また、このときに一緒に覚えたいのが発音です。
日本人が英語にコンプレックスをもっている大きな理由は、正しい発音ができないことで、英単語や文法の基礎があっても、発音が悪いと相手に通じません。
また、英語を話しても通じないことが続くと、話す意欲も失ってしまうため、英語力を伸ばすのが難しくなります。
単語を覚えるときに一緒に正しい発音を覚えておけば、英語を話すことへのコンプレックスをなくせるので、英語力向上につながります。
音声付きのテキストや発音練習用の教材などを使って学んでみましょう。
文法を理解する
英語と日本語の文法は異なります。
日本語は主語が文頭にきて、動詞は文末にくるのに対し、英語は主語が文頭であるものの動詞は主語の次にきます。
また、日本語は主語を省いて話すことが多いのに対し、英語は必ず主語が必要です。
そのため、英語の文法を理解しないと、英単語を知っていたとしても英語を話すことも理解することもできません。
英語でコミュニケーションを取るためには、文法を理解することが大切です。
リスニング力とリーディング力を鍛える
英文を読むことができなければ、英語を話したり、聞き取ったりすることはできません。
そのため、リスニング力だけでなくリーディング力を鍛えることが大事です。
とはいえ、はじめから分厚い英語の小説を読んでも意味がわからないため、挫折する可能性が高いでしょう。
英語初心者は絵本や児童書などからスタートして、徐々にリーディング力を鍛えていくのがおすすめです。
音声付きの本であれば、自力で呼んだ後に音声を聞いたりして、リスニング力も鍛えることができます。
インプットとアウトプットを繰り返す
英語を習得するためには、リーディングやリスニング、また単語や文法の学習でインプットするだけでなく、アウトプットをすることも重要です。
学んだ英語を使って話さなければなりません。
インプットとアウトプットの両方を繰り返すことで、効率良く英語を学んでいくことができます。
とはいえ、周りに外国人の知り合いがいないと、英語を使う機会はありませんよね。
そんな場合は、英会話スクールに通うのがおすすめです。
英会話スクールに通うと、英語を勉強しつつ話す機会も作れるので、英語を効率良く身につけることができます。
英語初心者の方は「b わたしの英会話」をご検討ください。
「b わたしの英会話」は英語初心者の女性専用の英会話スクールです。
一人ひとりの英語レベルや学習速度を考慮して、その人に合った学習法を提案するので、自分に合ったペースで英語を学べます。
しかも、マンツーマンレッスンなので、疑問点なども気兼ねなく尋ねることができますよ。
体験レッスンも受講できるので、英会話スクールへの入会を考えている方は、ぜひ「b わたしの英会話」にご相談ください。
まとめ
今回は英語の聞き流しに効果があるのかを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
英語初心者は、聞き流しだけで英語を習得することは難しいものです。
しかし、学習法のひとつとして聞き流しを取り入れることはできます。
英語の聞き流しをするときは、子供向けのアニメなどの簡単なものから始めてみてくださいね!
コメントを残す