はじめまして。「b わたしの英会話」のエーコです。
女性の英語学習、英語にまつわる悩みを解決すべく情報発信しています。
いつか海外旅行をしたり、身近にいる英語圏の人と話したりするために「日常会話レベルの英語を話せるようになりたい」と思う人は多いのではないでしょうか。
とはいえ、どの程度の英語が話せれば「日常会話レベルの英語力がある」といえるのでしょうか。
そこで今回は
・どのくらいの期間、勉強すれば良いの?
・どんな学習が必要なの?
といった疑問にお答えしていきたいと思います。
英語の日常会話レベルはどれくらい?
「日常会話レベルの英語」というと、一般的には「基本的な意思疎通ができる」「家族間や友人との会話に加えて、公共の場や学校、職場での会話にも対応できる」といったイメージかもしれません。
しかし、英語力を数値化した各種英語検定においては、それぞれ基準が異なります。
この項では、各種英語検定における日常会話レベルの定義について解説します。
日常会話レベルの定義
「日常会話」という言葉を辞書で調べてみると、「日常の何でもないときに交わされる会話」や「普段の生活における会話」などと定義されています。
つまり「普段の生活で困ることのない、必要最低限のコミュニケーションができる」が、日常会話レベルだと解釈できます。
では、今度はそのレベルを英語の検定ごとに見ていきましょう。
英語の日常会話レベルを各試験に例えると?
各試験における日常会話レベルについて解説します。
英語の日常会話レベルとTOEIC(L&R)の関係性について
TOEICは「一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会」が運営しています。
協会の公式ホームページに公開されている「スコアの評価」と「統計」を見てみると、日常会話レベルは470~730点となっています。
英語圏への滞在経験がない日本人のTOEIC平均点が446点なので、最低ラインの470点を取るのはそこまで難しいことではないといえるでしょう。
英語の日常会話レベルと英検の関係性について
TOEIC(L&R)のように、英検の級にも幅を持たせて換算した場合、準2級~準1級が日常会話レベルといえそうです。
TOEIC(L&R)と同じく、就職や転職活動において有利になる場合もありますが、英検は日本独自の資格のため、外資系企業への就職・転職を考えている人はTOEIC(L&R)も受けておくと良いでしょう。
英語の日常会話レベルとCEFRの関係性について
CEFR(セファール)とは「ヨーロッパ言語共通参照枠」という意味で、欧州を中心に世界的に使われている英語技能の評価基準です。
外国語のレベルを測る目安として、EU内では広く使われています。
CEFRはA1~C2までの6段階で判定され、ややB2よりのB1が日常会話レベルだといえます。
また、TOEIC(L&R)や英検よりも試験のレベルが非常に高いのが特徴です。
英語の日常会話レベルを話せるようになるための期間は?
では、日常会話レベルを満たすためには、一体何をどれくらい勉強すれば良いのでしょうか。
基本的には音と単語にアプローチする学習を積み上げていけば、日常会話レベルの英語は習得できます。
ここからは、TOEIC(L&R)を例に、最低ライン470点の人が730点を取れるようになるまでの時間的コストをシミュレーションしてみます。
英語の日常会話レベル習得の時間は500~1,000時間が目安
一般的に、TOEICのスコアを100点アップさせる場合、200~300時間の学習が必要だといわれています。
例として「意思を伝えられるくらいの英語力470点」から、「どのような状況でも適切なコミュニケーションができる英語力730点」までアップさせるのであれば、500~750時間必要となります。
「簡単な会話を理解できるくらいの英語力230点」の場合、1,000時間以上かかる計算となるでしょう。
スクール+自習が必要
英会話スクールにおける時間的コストも確認してみましょう。
英会話スクールといっても、「オンライン英会話スクール」や「通学型の英会話スクール」など、形式もさまざまです。
参考としていくつかのスクールを調べてみたところ、一番短いオンライン英会話スクールでも4年半以上かかる計算になります。
通学型の英会話スクールであれば、さらに時間がかかります。
また、英会話スクールの場合、週に1回・1時間程度では、次のレッスンまでに覚えたことを忘れてしまっている可能性があります。
レッスンの内容を忘れないためにも、自宅での勉強やアウトプットすることが大切です。
海外留学で英語力を習得する場合、時間的コストは1年が目安となります。
ただし、英語圏にいるからといって、何もしないで英語力が自動的に伸びていくわけではありません。
留学先でも日頃から基礎的な英語力の勉強を行わなければ、身につくものも身につかないでしょう。
せっかくの海外留学が無駄になってしまうので、現地でも勉強は怠らないことが大切です。
英語の日常会話を「早く、正確に」覚えられる勉強方法
日常会話レベルの英語力に達するためには、しっかりと勉強に取り組む必要があります。
とはいえ、いきなり難易度の高い勉強をしようとすると、途中で挫折する可能性が高くなります。
そこで、この項では、継続しやすく自身の成長を感じられる勉強方法について紹介します。
語彙力を高める
日常会話レベルの必要語彙数は、一般的に3,000語程度といわれています。
例として、高校生で覚える語彙数が単語・イディオム含めて3,000~4,000語です。
ただし、TOIECで730点レベルを目指す場合は、5,000~6,000くらいの単語や慣用句を覚える必要があるでしょう。
並行して文法の学習も進めた方がより効果的です。
難しい文法を覚える必要はありませんが、最低でも「基礎文型+文法の基本ルール」くらいは理解しておくと良いでしょう。
とはいえ、社会人にとって、まとまった学習時間を確保するのは容易ではありません。
スキマ時間に参考書やスマホの英語学習アプリなどを活用するなど、いつでも学習できるような環境を整えておくと効率的に勉強を進めることができます。
語彙力の重要性と増やし方については「なぜ英語の上達に語彙力が必要?身につけたい目安と勉強法のおすすめをご紹介」の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧になってみてくださいね。
なぜ英語の上達に語彙力が必要?身につけたい目安と勉強法のおすすめをご紹介
英会話スクールを利用する
日常会話が上達するもっとも効果的な方法は、相手と実際に話すことです。
とはいえ、外資系の会社に勤務していたり、外国の友達でもいたりしない限り、国内では日常的な英会話ができる機会はそう多くはありません。
身近に英会話ができる環境がない場合、英会話スクールに通うのがおすすめです。
英会話スクールは、アウトプットの場としてもっとも適している場所だといえるでしょう。
英会話スクールであれば、体験レッスンでスキルレベルを診断した上で、最適なレベルから学習ができますし、目的に合わせたプランが用意されています。
グループレッスンかマンツーマン、どっちを選ぶか迷う人もいるかもしれませんが、通学型英会話スクールであれ、オンライン英会話スクールであれ、おすすめはマンツーマンです。
理由としては、講師と1対1のレッスンの方が英語の上達が早いからです。
グループレッスンの場合、自分以外の生徒が喋っている時間も含まれるため、短期間の上達には向いていません。
スクールの受講形式や体験レッスンの内容などをチェックしたうえで、自分に合った英会話スクールを選びましょう。
継続が大事
前述したように、英語の勉強は途中で挫折するケースも少なくありません。
最初はモチベーションが高くても、伸び悩んだり壁にぶつかったりすることで、次第に意欲を失ってしまうことが主な挫折の原因です。
挫折しないためには、いきなり大きな目標を立てるのではなく、自分のレベルから少し上のレベルを目標に設定するのがポイントです。
さらに、勉強を継続させるためには「1日15分」など、無理のない計画を立てることが重要です。
短期間でも勉強する習慣を身に付け、短期間の目標を細かく設定します。
上記を繰り返せば短いスパンでも達成感を感じられるようになるため、結果として継続的なモチベーション維持につながるでしょう。
そのほか、人によっては、互いに意識し合う勉強仲間を作ることも、モチベーション維持に効果的です。
また、こちらの「英語は●●で話せるようになり、速攻でペラペラになる方法とは?」という動画に、英会話を話せるようになるヒントがたくさん詰まっています。
ぜひご覧になってみてくださいね。
まとめ
日常会話レベルの英会話力を身に付けるためには、継続的な勉強と、学んだら実際に喋ってみるアウトプットが重要です。
本記事でも紹介したように、国内でアウトプットの環境を探すのであれば、英会話スクールがおすすめです。
「b わたしの英会話」は女性限定の対面式スクールです。
モチベーションの維持を重視しており、講師とコンシェルジュのサポートで、自分のレベルや目標に合ったレッスンが受けられます。
日常的な英会話を習得できるまで、講師とスタッフがしっかりとサポートします。
マンツーマンの英会話スクールをお探しであれば「b わたしの英会話」まで、お気軽にお問い合わせください。
また別記事の「独学で英語を話せるようになりたい!おすすめ勉強法の4ステップをご紹介」で、独学で英語を話せるようになるための勉強法をご紹介していますので、
合わせてご覧になってくださいね。
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