はじめまして。英語女子お助け編集部のエーコです。
女性の英語学習、英語にまつわる悩みを解決すべく情報発信をしています。
これから英語学習に取り組みたいと考えている方の中には、英語でコミュニケーションをとれるようになることを目標としている方もいるのではないでしょうか。
英語で自由にコミュニケーションをとれるようになると、外国人の友達をつくりやすくなる、仕事に活かせる、海外旅行の楽しみが広がるといったメリットがあります。
とはいえ、英語をひたすら勉強しても、なかなかコミュニケーションをとれるレベルにならないため、どうすれば良いのかと悩んでいる方もいるようです。
そこで今回は、外国人と英語でコミュニケーションを取れるようになるための方法を紹介しますので、参考にしてみてください。
英語力だけではコミュニケーションスキルは向上しない
英語でコミュニケーションをとるためには、ある程度の英語力が求められます。
英単語や文法の基礎知識がないと、英語を理解したり、話したりすることはできないからです。
しかし、英語力を高めればそれに比例してコミュニケーションスキルも自動的に向上するわけではありません。
なぜなら、英語の知識をもっているのと、英語を耳で理解して答える能力とは別のことだからです。
英語力を測るための指標のひとつがTOEIC(R)ですが、TOEIC(R)で高得点を獲得できたとしても、英語でコミュニケーションをとれるとは限りません。TOEICではスピーキングテストもありますが、コンピューターを使って受験するため、人と会話をする必要がないからです。
よって、スピーキングテストのスコアが高い人でも、実際に外国人を目の前にするとコミュニケーションがうまくとれないことはあります。
英語でコミュニケーションをとれるようになるためには、英語力に加えてそれ以外の知識やレッスンが必要となることを覚えておきましょう。
外国人と英語でコミュニケーションをとるために大切なこと
英語でコミュニケーションをスムーズに行うために大切なことを紹介します。
自分の考えを明確に伝える
自分の言いたいことを明確に伝えないと、誤解や聞き間違いが生じることがあります。
そのため、言いたいことをはっきりと伝えることが大切です。
日本の文化では、自分の考えをはっきりと伝えるのはあまり好まれず、遠回しに伝えて相手に察してもらうのが良いとされています。
しかし、英語でのコミュニケーションでは、物事を曖昧に伝えると誤解される可能性が高いです。
また、相手に自分の考えが伝わらず「何を考えているのかわからない人」と判断されてしまうかもしれません。
そのため、英語でコミュニケーションをとるときは、論点や結論を整理して、はっきりと話すよう意識しましょう。
わからないときは質問する
理解できていないのに相手に質問するのをためらって、わかったふりをしてしまうのは良くありません。
相手が話していることがわからないのに、うなずいたり適当に返事したりしてしまうと、相手はあなたが話を理解しているとみなします。
もしも相手の話の内容があなたへの頼み事だった場合、理解していないのに「OK.」などと返事をしてしまうとトラブルにつながるかもしれません。
そのため、わからないことがあれば遠慮することなく、「もう一度言ってもらえませんか?」「○○とは何ですか?」などと質問しましょう。
そうすれば、相手がもっとわかりやすい言葉を使って説明してくれるはずです。
また、質問することは、相手の話を意欲的に聞いていることを示すひとつの方法でもあります。
話の途中で適度に質問をすると、相手も自分の話に興味をもってもらえていると感じるので、あなたとの会話を楽しく感じるでしょう。
相手が何を伝えたいのかを理解する
コミュニケーションは話すだけでなく、相手の話をしっかりと聞くことが大切です。
自分の話をすることで一生懸命だと、相手の話を聞く気持ちのゆとりがなくなることがあるかもしれません。
しかし、コミュニケーションは相手がいて成立するものです。
一方的に話すのではなく、相手の伝えたい内容をよく聞いて、理解するように努めましょう。
外国人と英語でコミュニケーションがとれるようになる方法
英語でコミュニケーションをとる上で大切なポイントを理解したら、早速英語でコミュニケーションをとってみましょう。
ここでは、英語でのコミュニケーションをとれるようになる方法を紹介しますので、実践してみてください。
丁寧な言い回しや尊敬表現を覚えておく
日本語は敬語や丁寧語、謙譲語などいろんな表現があるのに対し、英語には尊敬表現がないといわれることがあります。
しかし、実際には英語にも丁寧な言い回しや年長者に使ってはいけない表現などがあるため、スムーズなコミュニケーションのためには知っておくことが大切です。
何かをお願いしたいときの表現を例に説明しましょう。
相手にドアを開けてほしいと言うときの表現方法は複数あります。
シンプルに「Open the door.」だと命令形で「ドアを開けて!」という意味になります。
相手に意思は伝わりますが、親しい間柄でも失礼な表現になるため使わないようにしたい表現です。
では「Please open the door.」だと丁寧なのでしょうか?
「Please」をつけたことで少し丁寧にはなるものの、「ドアを開けてください」とお願いしているだけなので、年長者や目上の人、初対面の人に使うのにはふさわしくありません。
年長者や目上の人には、このような表現がおすすめです。
・Would you open the door?
・Would you mind if I asked you to open the door?
「Could you~?」は「~していただけますでしょうか?」、「Would you??」は「~していただけますか?」と相手に尋ねていることになります。
そして「Would you mind if I asked you to~?」は「~をお願いしてもお気を悪くなさらないでしょうか?」と尋ねているため、とても丁寧な表現です。
あらかじめ話題をいくつか用意しておく
相手が興味をもちそうな話題をいくつか準備しておくと、スムーズに会話ができるのでおすすめです。
例えば、相手の趣味が旅行であれば、これまでどんな所に旅行に行ったのか、一番印象に残った場所はどこかといった質問を準備しておけるでしょう。
また、○○に行ったことがあり、とても景色が美しく感動したなどと自分が体験した旅行のエピソードなども話せるようにしておくと、話が弾みます。
さらに、旅行の話題で使う単語を調べておくと、相手の言っていることが理解しやすいですし、補足的な質問をするときに使えるので便利です。
しかし、初対面の相手や、たまたま合った外国人の人に話しかけるときは、話題の準備ができません。
そんなときは、相手に質問してお互いの共通点を探し出し、そこから話題を広げていくと良いでしょう。
遠慮せずに会話に参加する
自分から積極的に会話に参加することは大切です。
欧米では個人の意見を尊重するため、どのような意見でも「あなたは、そう考えるんだね。」とか「そんな考え方もあるんだね。」というように一度は受け入れてくれます。
そのため「こんなことを言うと否定されるのでは?」などと不安に思わずに、思ったことを素直に口にしてみましょう。
また、相手に質問したいことがあるのに、whatではじめるべきか、それともhowなのかなどと考えてしまい、うまく言葉が出てこないときは無理して疑問文を作る必要はありません。
肯定文でも語尾を上げることで質問していることは伝わるため、勇気を出して口に出してみましょう。
会話以外の要素も大切にする
ボディランゲージやアイコンタクトもコミュニケーションをとる上で重要な要素のひとつです。
特にまだ流暢に英語でコミュニケーションをとれない間は、ボディランゲージが会話の内容を補足するのに役立つため、意識して使っていきましょう。
日本では、相手の目をじっと見ながら話すよりも少しそらすほうが好まれることもありますが、欧米ではアイコンタクトをするのがマナーです。
相手の話を聞いているときに目をそらすと、話を聞いていないと思われてしまうこともあるため、相手の目をしっかりと見るようにしましょう。
コミュニケーションのコツは会話を意識すること
英語を話すことばかりに意識を向けすぎてしまうと、一方的に話してしまい、会話にならないことがあります。
コミュニケーションのコツは、会話を意識することです。
自分のことを話すのも必要ですが、質問して相手の考えを聞くことや、相手が話している内容を理解しようと努めることも欠かせません。
また、正しい英語を話そうと意識しすぎると話せなくなることもあります。
英語はコミュニケーションの手段にすぎないため、正しい文法でなくても伝われば良いという気持ちをもつことも大切です。
英語でのコミュニケーションに自信がもてない方は、英会話教室に通うのがおすすめです。
「b わたしの英会話」は、女性専用、初心者専門の英会話教室なので、英語が苦手な方も安心して学べます。
マンツーマン形式のレッスンなので、自分のペースで学べるのもおすすめポイントです。
まずはお気軽に「b わたしの英会話」にご相談ください。
まとめ
英語でコミュニケーションをとるためには、ある程度の英語力が必要です。
しかし、英語でのコミュニケーションスキルの向上は英語力に依存しているわけではありません。
この記事で紹介したように、一方的に話すのではなく適度に質問しつつ相手の考えを聞くこと、また相手が話していることを理解するよう努めることが大切です。
そして、自分の考えを明確に伝える能力を磨くこと、ボディランゲージやアイコンタクトを意識することも実践してみましょう。
英語力に自信がなくても、勇気を出して積極的に会話に参加することで、徐々にコミュニケーションスキルも磨かれていくはずです。
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