小さい頃からディズニー・チャンネルが大好きで、いつかはオリジナル音声でディズニーの世界を楽しめるようになりたいと思ったのが英語に興味を持ったきっかけです。
現在は『b わたしの英会話』で英語学習をキッカケに、世界観が広がった経験を活かし、お客様の英会話力UPのためのお手伝いをしています!
私は海外のドラマやYoutubeを英語音声&英語字幕で観ることが好きなのですが、英語の字幕を観ていて、日本語に直訳すると全く意味が分からないけど、実際の意味を調べると素敵な表現と感動する事がよくあります!
先日もこんなセリフに出会いました!
A: Did you know about the surprise party for John?
ジョンのサプライズ・パーティーのこと知ってた?
B: Yes, a little bird told me about it. I hope it’s a great party.
ええ、小鳥が教えてくれたの。素敵なパーティになるといいわね。
字幕を読んだ時には「小鳥が教えてくれたってどういうこと?」と思いましたが、A little bird told meは日本語で言う『ちょっと小耳に挟んだ/風の便りで聞いた』の意味なんです。
確かに小鳥が耳元でささやく感じが、ちょっとした秘密や情報を知っているよ!というニュアンスにぴったりですね!
今回は、日本語に直訳すると全く意味が分からない英語のイディオムをいくつかピックアップし、ご紹介します!
生き物が登場するイディオム
Butterflies in my stomach:ドキドキする・緊張する
「Butterflies in my stomach」を直訳すると「私の胃の中の蝶々」ですよね。
緊張したり、ドキドキするとお腹のあたりがソワソワしたりしますよね!その感覚をバタフライがお腹にいるという例えで表現しているそうです。
Joshua:Are you alright? You look so nervous.
大丈夫?緊張しているように見えるけど。
Emily:I have important presentation in a few hours. I always get butterflies in my stomach when I give presentations in front of so many people.
数時間後に大事なプレゼンがあるの。大勢の前でプレゼンするときは毎回緊張しちゃうのよ。
Joshua:It’s gonna be fine! You can do it!
大丈夫だよ!君ならできる!
Boyfriend:Babe, do I still give you butterflies after 5 years ?
ベイビー、5年たった今でも僕にドキドキする?
Girlfriend:Every single time I look at you, I still get butterflies.
あなたを見つめるたびに、今でもドキドキしちゃうわ。
上記の会話では”in my stomach”は含まれていませんが”give butterflies”でも使うことができます!
The elephant in the room:見て見ぬふり・気まずい話題・触れてはいけない話題
「The elephant in the room」は直訳だと「部屋の中の象」ですね。
例えば、引っ越しの挨拶に行った際にお隣さんの部屋の中をちらりと覗いたら象がいた・・・けど、怖くてそのことに触れられない・・・そんな感じです!
「The elephant in the room」はその場にいる人が全員認識しているけど、敢えて触れることを避けているタブーな内容や重大な問題のことを指します。
部屋の中に巨大な象がいたら誰もが気付くはずなのに、誰も話題にしない・・・という状況を指し、『巨大な象=タブーな内容」と見立てているのです。
Joshua: I heard Sarah and John broke up, but nobody’s talking about it.
サラとジョンが別れたって聞いたけど、誰もそのことを話題にしないんだ。
Emily: It’s like the elephant in the room. People are avoiding the subject to avoid awkwardness.
部屋の中の象みたいなもの(気まずい話題)なのよ。気まずくなるのを避けるために、みんなその話題を避けているの。
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Joshua:Did you notice how messy the office has become?
オフィスが散らかっているのに気づいた?
Emily:Yes, it’s the elephant in the room. Nobody wants to talk about cleaning up, but we definitely should.
ええ、部屋の中の象(見て見ぬふり)なのよ。誰も片付けについて話したがらないけど、絶対に片付けるべきだわ。
いつか私もこのフレーズを使ってみたい!と使う機会をうかがっているのですが、今のところこのフレーズを使うようなシチュエーションに遭遇していないのが現状です(笑)。
食べ物が登場するイディオム・フレーズ
It’s a piece of cake:楽勝・朝飯前
「It’s a piece of cake」の直訳は「一切れのケーキ」ですよね。
なぜ「一切れのケーキ」が「楽勝・朝飯前」になるのか初めて耳にしたときは理解できませんでしたが、よくよく考えると一切れのケーキなんてペロッと食べることができて簡単なことだからなのでは!と気づいた時にはとても感動したのを覚えています。
Mother:Are you worried about the upcoming math test?
今度の数学のテストは大丈夫なの?
Son: Not at all. It’s a piece of cake for me. I’ve been studying for weeks.
全然。楽勝だよ。何週間も勉強してきたんだから。
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Emily: Can you help me fix my computer? I have no idea what’s wrong with it.
パソコンの修理をお願いできますか?どこが悪いのか全然わからなくて。
Joshua: Sure, no problem. It’s a piece of cake for me to troubleshoot computer issues.
いいよ、問題ない。コンピュータのトラブルシューティングなんて朝飯前だよ。
Couch Potato:だらだら・ゴロゴロ・ゆっくり過ごす
「Couch」は「ソファー」、「Potato」は「じゃがいも」を意味しますが、この二つの単語を合わせると「一日中ソファーの上でテレビを見たりして、ダラダラ過ごす人や状態」を指すことができます。
私自身がCouch Potatoな人間なのでこの表現を聞いたときは私にぴったりな表現に出会うことができて嬉しかったです(笑)
Emily: You are watching TV all the time. Stop being such a couch potato!
あなたずっとテレビ見てるじゃない。ゴロゴロしてないでよ!
Joshuad: I can’t help it, the show is so interesting! But I’ll take a break soon, I promise.
しょうがないよ、番組が面白いんだから!でもすぐ休憩するよ、約束する。
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Joshua: I want to start working out, but I always end up being a couch potato.
ワークアウトを始めたいんだけど、いつもカウチポテトになっちゃうんだよ(ゴロゴロしちゃうんだ)。
Emily: It’s important to stay active. Don’t be a couch potato all the time.
アクティブでいることは大事よ。いつもカウチポテトにならないでね(ゴロゴロしないでね)。
今回は生き物・食べ物にまつわるイディオムをいくつかご紹介しました!
b のレッスンパートナー(ネイティブ講師)に聞いたところ、日本語のイディオム「鶴の一声」や「雀の涙」「絵に描いた餅」などはとっても面白く感じるそうですよ!
皆さまもたまにはCouch Potatoになって海外の映画やドラマ、動画から、面白いイディオムやフレーズをGetしてくださいね!
また、こちらの記事でもあなたの英語力UPに繋がることを解説しているので、ぜひチェックしてみてください!
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・「used to」と「be used to」の意味の違いとは?例文付きで徹底解説!
===Rita===