こんにちは!Aikyです。
最近文法の違いについてをご紹介するまとめをやっていませんでしたので、ここで久しぶりに、ご紹介したいと思います!
今回は、「each/every/all」の単数形・複数形の使い分けについてです!
それぞれの意味やなんとなくの違いは皆様ご存知かとは思いますが、
・「全て」という意味で使うのは「all」なのか「every」なのか?
・同じ単数形でも「every」なのか「each」なのか?
など、使い分けが難しいとこがありますので、そこを解明して行こうと思います。
まずは、それぞれの基本的な使い方について説明したいと思います。
「each/every/all」の単数形・複数形の使い分けを超分かりやすく解説
それでは、まず「each/every/all」の使い方から、見ていきましょう。
「each」は単数系で使う
「each」は単数形で使います。
「each」と「every」の意味は似ていますが、「each」のほうがより個々に考えます。
・each + 単数形 「各々の~」
Each member wants to see you.
各メンバーとも、あなたに会いたがっています。
Each girl has her own book.
どの少女も自分の本を持っています。
「every」は、単数系・複数形で意味が違う
「every」は「every」の後に、単数形がくる場合と複数形がくる場合で意味が違います。
・every + 単数形 「どの~も」「すべての~」
Every student passed the test.
すべての生徒が試験に合格した。
Every dish on this menu is delicious.
このメニューの中のどの料理もおいしい。
これらは複数形にして「All students…」、「All dishes…」で言い換えることもできます。
「all」は複数形で使う
「all」は基本的には複数形で使います。
・all +(the) + 複数形
・all + of the + 複数形
All (of) the rooms are full today.
本日は全室満室です。
All (of) the books I have were written by Haruki Murakami.
私が持っている全ての本は村上春樹が書いた本です。
「all」の後は複数形、「every」の後は単数形と覚える
「all」の後は複数形、「every」の後は単数形と覚えると良いです。
・ every + 複数形 「~ごとに」
こちらは単数形での表現ほど、あまり多くは使われませんが例文としては、このようなものがあります。
例: I have to take this medicine every 6 hours.
6時間ごとにこの薬を飲まなければいけない。
The bus comes every 10 minutes.
バスは10分ごとにやってきます。
「every」と「each」の違いとは?
「every」と「each」の違いについては、まずこちらの例文を見てみてください。
①The president presented a diploma to every student.
学長は全ての生徒に卒業証書を渡した。
②The president presented a diploma to each student.
学長はそれぞれの生徒に(一人ずつ)卒業証書を渡した。
①の「every」は、全ての学生に渡したが、それはそれぞれに手渡しではないという意味です。
「all」に意味は近いです。
②の「each」は、学長がそれぞれに手渡しで渡したという意味になります。
まとめ
最後に、「each/every/all」の単数形・複数形の使い分けをまとめておきます。
all:全部、全体について述べられるもの
every:個々を意識しながら全体について述べているもの
each:個々を個別に述べているもの
単数、複数は日本語にはないものなので覚えるのは難しいですが、この3つの使い方だけでも覚えれば英文を書く時なども迷わず、「everyの後だから単数だ!」とすらすら書けるかもしれません。
この記事で、「each/every/all」の単数形・複数形の使い分けを理解して頂けたなら、幸いです。
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Aiky