「 わたしの英会話」がオリジナルで開発したレッスンテキスト『PhotoJournal』。
のメンバーの皆さまにはもうお馴染みですね。
このテキスト、スタッフの熱意がぶつかり合って完成した、とっても熱い内容なのです。
その誕生秘話を少しだけご紹介しますね。
『PhotoJournal』に登場する主人公のBelleはイギリス出身。
Big Apple(ニューヨーク)に憧れて単身渡米し、現地で暮らすいたって普通の女性です。
モデルではなく、俳優と結婚したりもしません。皆さまと同世代の、等身大の大人の女性です。
ニューヨークを舞台に、恋に仕事に奔走し、背伸びをせずにキャリアを積み上げていく日々。
『PhotoJournal』では、そんなBelleの奮闘ぶりがダイアリー形式で綴られています。
カナダの新鋭フォトグラファーが現地ニューヨークで撮影した写真が各ページに散りばめられ、彼女の過ごす毎日が想像できる内容になっています。
さかのぼること2006年夏。 の教材開発チームは激論を交わしていました。
代表の大山、ファウンダーの高橋、創業メンバーのトニーら男性陣と、 を愛するエヴァンジェリストのヘレンや協力メンバーを加えた女性陣。
あれは忘れもしません、うだる暑さの続く青山のオフィス。
「女性を応援する英会話スクールにしたい」
そんな熱い思いがオリジナルテキスト開発のきっかけでした。
テキストのネーミング、ストーリー構成、主人公の生活スタイルまで。
ああでもないこうでもないの議論が夜を徹して行われたのです。
方向性を見失い、主人公Belleの設定が日本人だったり、
舞台がニューヨークではなかったときもありました。
なかなか意見がまとまらず、ケンカになったこともありました。
徹夜続きのトニーがで疲れ果てて
“I am at my absolute limit.(もう体力の限界だ!)”
と叫んだことも懐かしい思い出です。
そんな状態が数ヶ月に及び、ようやく
「イギリス人のBelleがニューヨークを元気に駆け抜けるストーリー」が出来上がりました。
印刷された初版があがってきたときは「絶対にお客さまに楽しんでもらえる」と
手応えを感じ、チームで抱き合ったものです。
教材開発チームの女性が話し合いの中で、ぽつりとこんなことを言いました。
「女性なら、英会話をどのようなシーンで話したい?」
幸い、私たち日本人は英語の「Input(単語や文法の知識)」に長けています。
決して他国の方たちに引けを取りません。
ただ、問題なのは「Output(会話)」を置き去りにしてきたことです。
外国人の言っていることは単語ベースでは理解できる、
でも返すことができないからフラストレーションが溜まる。
そして英会話から遠ざかる。その繰り返しでした。
【関連エントリ】
英会話が上達しない3つの大きな理由
『PhotoJournal』が目指していたのは、まさにココでした。
英会話って、つい英会話教室!って印象で学校的に難しく考えてしまいがち。
でも大切なのは、英語をどう使いたいの、どういう場面で使いたいのってこと。
学んだ英語をどのように使うかではなく、使いたい場面に必要な英語を学ぶ。
学校の教科書で学んだこととは、本当は順序が逆なんです。
言葉って本来は「会話→文法→読み書き」の順に覚えるもの。
私たちが日本語を話せるのも、親や兄弟、友だちとの会話を始めたからですよね。
そんな反省から『PhotoJournal』は、
「どのようにOutput(会話)できるようになるか」を徹底的に考えて開発されました。
私たちはもう、ある程度の英語力を持っています。
奥底に眠っているだけで、単語や文法の知識はふとしたきっかけでよみがえります。
なので「何を新たに覚えるか」ではなく、
「今ある知識をどのように思い起こし、日常のシーンにどのように応用するか」
に集中しましょう。
これまで詰め込んだ知識が「使える」ようになったとき、
初めて学生時代の先生に御礼が言えるかもしれません。
Belleの生き様を通して英会話が学べるオリジナルテキスト『PhotoJournal』。
ページをめくれば日常会話やビジネス会話、旅行のときに使える会話が
バランス良く紹介されています。
Belleのこと、自分のこと、レッスンパートナーと和気あいあいに語りながら、
自然と英語力を高めてみて下さい。
気がつけば、自由に英語を使いこなせるようになっているはずですよ。
Photo Journalの教材で学ぶ文法はすべて私達が中学・高校で学ぶレベル。つまり、英会話初心者の方も安心して学生時代を思い出しながら学べるように作成されています。文法テーマを思い出しながら学びたい方はこちらのページから閲覧できます。 → Photo Journal – 初心者向け英文法解説。
「 わたしの英会話」コンシェルジュより
ビジネスにおける英会話は、 のもうひとつの得意分野。
『PhotoJournal』のように熱い思いで開発されたオリジナルテキスト
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