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ウォール・ストリート ”Wall Street | Money Never Sleeps”

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こんにちは、SPです。

いつもは「恋と仕事に効く英語」ということで主に日常の英会話で使える表現を主に紹介していますが、今日は、仕事に効く英語としてSPが最近観た映画ウォール・ストリートから。

皆さんマイケル・ダグラスが主演のこの映画は観たことがありますでしょうか?

SPも普段はラブコメ系の映画が好きなのですが、この映画だけは以前、公開を心待ちにしていた映画です。

★今日の表現★
「(a) No-Brainer」:自明の理

映画、ウォール・ストリート(Money Never Sleeps)
この映画は続編で、1987年に公開された第一作はSPの人生を大きく変えたほどの影響がありました。

そして、今回の第二作。

この映画に出てきたマイケル・ダグラス演じるウォール街の巨人、ゴードン・ゲッコーがかっこ良すぎです。
本当はインサイダー取引で捕まってしまう悪者役で、どちらかというと過度な資本主義を嫌う社会派系監督のオリバー・ストーンがその負の点を強調したかったのがあまりにマイケル・ダグラス演ずるゲッコーがカッコ良すぎて、ウォール街に入る人材が殺到しそれが昨今のサブプライムローン問題に繋がったとさえ言われています。

細かいことはここではさておき・・・・

皆様にご紹介する表現は「no-brainer」。

映画の中では、Shia LaBeouf(シャイア・ラブーフ)演ずるジェイコブが中国の投資家向けに彼が支援しているグリーン(環境)テクノロジーの会社への投資を呼びかけるときにジェイコブはパワーポイントを使ってあれこれ説明を行います。

第一作では日本の期間投資家の買いが入る話など、1987年当時は"Japan as No.1"の時代でしたが、今は、出てくる投資家も中国系だったり中東系だったりと時代の変化も感じざるをえないのですが・・・

そして最期にジェイコブが中国の投資家に言った言葉が、

「The decision is a no-brainer」。
(その環境技術の会社への投資は自明の理だ)

今日の言葉はスラングではありますが、最近のアメリカのビジネスマンが
とてもよく使う表現でもあります。

「no-brainer」を分解すると「脳を使う」という意味の「brainer」が
「no」なので「頭を使うまでもなく」ということで「自明の理」とか「考えるまでもない」と
いう感じの意味です。

ビジネスでは電話会議だったり相手を説得するときに、少し、強気の立場で話すとき。

特に相手を諭すようなスタンスで使うことが多い気がします。

ですので使い方は気を付けないといけないですが、外資系企業の社内電話会議のシーン。
もしくは、営業や交渉のシーンで最期の人押し、なんかだととても使える表現です。

 

☆例文☆

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もちろん、ビジネスに限らず「no-brainer」の表現は使えます。

Making a strawberry cake can be a no-brainer

苺ケーキを作るのは超簡単だ

I'm not sure why you can't see it. It's a no-brainer!

なんでわからないかなあ。簡単じゃん!

The last test question was a complete no-brainer.

最期の質問は答える必要もないくらい自明の理だ!

どうですか?

苺ケーキの例文ではないですが、[a no-brainer]と似た表現をもう少しカジュアルな
シーンで話すときには、[a piece of cake]も使えますね。

It's a piece of cake.
そんなの朝飯前さ!

「no-brainer」は自分に自信のあるトピックの時じゃないと使えない表現ですが、
「piece of cake」は、ちょっとしたカジュアルな会話でも使えます。
頭の中にインプットしておいてここ一番で使ってください!

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b わたしの英会話が運営する恋と仕事に効く英語執筆チームです。スクールで勤務するカウンセラー、外国人講師、そして、その他スタッフがお客様サポートを通じて「あ、このフレーズ使える!」「これって英語でなんていうんだろう?」と疑問に思ったことを記事を通じて解説しています。