刑期を終えて出所した男が、偶然出会った若い男女と共に妻の元へ向かう姿をつづる山田洋次監督の名作『幸福の黄色いハンカチ』をリメイクしたロードムービー。舞台を北海道からアメリカ南部に移し、自信をなくし孤独を抱える人々が旅を通して再生していく様子を描く作品です。
◆Story of “The Yellow handkerchief ”◆
6年の刑期を終え、出所した中年男ブレット。そして、ミシシッピー川のほとりに佇んでいた彼は、そこで2人の若い男女ゴーディとマーティーンに出会う。鬱屈した気持ちを抱える若い娘マーティーンは、変わり者の青年ゴーディにドライブに誘われ、自暴自棄ぎみに応じていたのだった。はじめは戸惑うものの、意気投合した彼らと共にドライブへ繰り出すこととなるブレット。こうして3人のアメリカ南部の旅が続く中、彼はやがて自分の過去を語り始める・・・
◆One point English from “The Yellow handkerchief ”◆
Brett: Look at it this way, it can always get worse.
Martine: Yeah, well, I really don’t think so.
ブレット: 今はマシと思えばいい
マーティン: そんなのとてもムリ
「look at it this way」
“(ものの見方を変えて)こう考えてみたらどうかな” という意味で使います。
例えば・・・せっかく南の島に行ったのに雨続き。最終日しか晴れなかった!
こんなとき、
◎Look at it this way, at least we had last day of sunshine.
最終日だけでも晴れたからよかったと思えばいいんじゃない。
似たように「ポジティブに考えてみよう!」というフレーズでは
「Let's look at the bright side」
“肯定的な目で見る”という表現も使えます。
ネガティブからポジティブに!そう考えるとまったく気持ちが違いますよね。
Rico