◆Story of “Shallow Hal” – 『愛しのローズマリー』のストーリー◆
JPS投資信託に勤めているハル(ジャック・ブラック)は、父親の遺言が原因で、外見でしか女性の価値を判断しない男。
親友のマウリシオ(ジェイソン・アレクサンダー)にバーで飲みながらモテモテぶりを自慢するが、現実は隣人のセクシー美女ジル(スーザン・ウォード)にフラレてばかり。
そんなある日、偶然出会った精神治療の大家アンソニー・ロビンスが、彼に催眠術をかける。
その時からハルの目には、心の美しい女性が美しく見え、そうでない女性はいくら美人でも醜く見えるようになった。そして病院のボランティア活動をしながら平和部隊への再入隊志願を待っている、
体重が136キロの女性ローズマリー(グウィネス・パルトロウ)と出会い、恋におちる。
最初ローズマリーはバカにされているように思い困惑するが、ハルの熱心さが彼女の心を変えていく・・・
◆One Point English from “Shallow Hal” – 『愛しのローズマリー』のワンポイント英会話◆
腹を立てたローズマリーがハルの前から立ち去ろうとするシーンでのやりとりです。
Hal: Oh,.. sorry. It seemed so funny seeing someone like you holding up a pair of old-lady trou.
Rosemary: Someone like me?
Hal: Yeah, you know, someone so fit.
Rosemary:…You are a jackass.
Hal: Miss, please. I’m sorry. I didn’t mean to offend you.
ハル: ああ、ごめん、君みたいな人がおばさんのズボン持ってるから面白くて。
ローズマリー: 私みたいな人?
ハル: それがピッタリな人ってこと。
ローズマリー: あんたってサイテー
ハル: ああ、ごめん。気を悪くさせるつもりじゃなかったんだ。
◎ I didn’t mean to offend you. (気を悪くさせるつもりはなかった)
mean には本来の「意味」というほかに、「mean to do」で、(~するつもりである)という意味があり
◎ I didn’t mean to hurt you. (傷つけるつもりじゃなかった)
◎ I didn’t mean to piss you off. (からかうつもりじゃなかった)
※ piss off~「~をからかう」
と、本来の意図を実際の結果と対比するときに用いることができます。
◎ I don’t mean to be rude, but… (失礼なことを言うつもりはないのですが…)
と言いづらいことを伝えるときにも使えますね。
また、「mean」の使い方として知っておくと便利な表現が
◎ I don’t mean it. (そういう意味じゃないんです。そんなつもりはありません。)
◎ I don’t mean it like that. (そういう意味じゃないんです。)
自分の言いたいことを相手に英語で伝えるのは難しいものです。
自分の言ったことが相手にうまく伝わっていないことが分かった場合、それが自分の言おうとしたことではないということを伝える必要がありますね。
これは、単に自分の言いたいことが伝わらなかった時だけでなく、自分の言葉で相手を不快な思いにさせてしまった場合に「そんなつもりで言ったんじゃないんだよ」というニュアンスで使うこともできます。
早めに誤解を解くこともコミュニケーションのポイントですよね。
さて、いつもの原題のお話・・・
邦題の「愛しのローズマリー」を英語にすると、「Rosemary My Love」という感じですが、実際の原題は、「Shallow Hal」。
Shallow = 浅い、浅はか、浅薄な
Hal = ハル (主人公の名前)
ルックスの良い女性にしか興味を持たない「浅はかなハル」という意味合いのタイトルになります。
個人的には「愛しのローズマリー」のほうが親しみやすくて好きだなと思いました。
ロマンティックコメディ好きの方はぜひ観てみてくださいね!
Rico
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★関連エントリ – ★
・ 愛しのローズマリー”Shallow Hal”
Lillyがエントリしてくれたものです。同じ映画ですた少し違う表現を紹介しています。
・ “to” or “~ing”(慣れたもの勝ち!たくさん使ってモノにして)
”mean to”を使った表現を紹介しています。