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きみがくれた未来“Charlie St. Cloud”

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こんにちは、Tacchanです!

もうすぐ秋になりますね!時間が経つのは早いものです・・・。

Tacchanは約4年前、カナダのバンクーバーに一年間ワーキングホリデーで留学していました。

今でも昨日の事のように思い出せるのに、もうそんなに月日が経っていたなんて!

さて、その時はあまり知らずに住んでいたのですが、

バンクーバーは第三の映画産業都市と言われていて、「北のハリウッド」なんて言われているそうです!

バンクーバーで撮影された、最近の映画の中で有名なのは「トワイライト」でしょうか。

シリーズの2作目と3作目がバンクーバーで撮影されたそうです。

その他にも、「ネバーエンディングストーリー」や「X-Men」など本当にいろいろあるようです。

 

今回はそんな数ある映画の中でも、私が滞在中にロケが行われていた映画、ザック・エフロン主演の「きみがくれた未来(原題:Charlie St. Cloud)」を紹介したいと思います☆

 

◆ Story of “CHARLIE ST. CLOUD”◆

ヨットの才能に恵まれた高校生チャーリー・セント・クラウドは、スポーツ奨学金で大学進学も決まり、前途洋々。

だが卒業式の夜、助手席に11歳の弟サムを 乗せて車を運転していた時に大規模な衝突事故に遭遇、チャーリーが奇跡的に命を取り留める一方、サムは帰らぬ人となってしまう。

弟を守れなかった自責の念に駆られ、葬儀の最中も居たたまれずに墓地の裏手の森へ駆け込んでいくチャーリー。

そこは、夕暮れ時に兄弟で野球の練習をするのを日課としていた場所だった。

すると、そんな思い出に耽っていたチャーリーの前にサムが現われる。

そして、兄弟は再びこの日課を続ける約束を交わすのだった。

5年後、チャーリーは 進学もヨットも諦め、墓地の管理人となってサムとの約束を守り続けていた。

そんなある日、高校の同級生でヨットレースのライバルだったテスと再会。

これをきっかけに自らの人生を見つめ直すチャーリーに、やがて選択の時が訪れる・・・。

 

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◆ One Point English from “CHARLIE ST. CLOUD”◆

卒業したら軍隊に入る友人に強引に誘われたパーティーに義理で出席する為、弟を寝かしつけてから家を出るチャーリー。

しかし弟のサムはそれに気づき、付いて来てしまいます。

この会話は、パーティーに向かう途中の車内で交わされた会話。

二人の父親は、昔、プロ野球の入団テストを受けに行くと出て行ったきり、蒸発して戻ってきませんでした。

それ以来父親代わりのようだった兄のチャーリーが、大学進学の為に街を離れて行ってしまうのを弟のサムは寂しがっているのですね。

 

Sam: Just can’t wait can you?

(パーティーに行くのが)待ちきれないんだろ?

 

Charlie: Sully and Green leave for basic training in a week.

サリーとグリーン(軍隊に入るチャーリーの友達)は一週間後に基礎練習の為に(街を)離れるんだよ。

Sam: No, Charlie, I mean to get out here.

違うよチャーリー。ここから抜け出すのをってこと。

 

Charlie: C’mon I’m gonna see you all the time.

おいおい、しょっちゅう会いに来るって。

 

Sam: That’s what dad said.

パパもそう言ってた。

 

Charlie: Yeah, but I’m not dad.

そうだね、でも僕はパパしゃない。

 

Charlie: I’m not gonna ditch you Sam. I’m not gonna ditch you.

僕は君を見捨てたりしないよ、サム。見捨てない。

 

Sam: Whatever.

はいはい。

 

★“Just can’t wait, can you?”

ここでは付加疑問文が使われています。

「~ですね?」「~ではないですよね?」と念を押す言い方になります。

ここで注意していただきたいのが、否定文ならコンマの後が肯定系、肯定文なら否定形になるというところです。”not”が文の中に一つだけある状態にすればOKです。

「~だよね?」という話し方をよくするTacchanはこれ、よく使います!

 

★ leave for ~に向かって出発する

★ get out 外へ出る、出て行く、外出する、逃げ出す、出発する

★ C’mon = come on の短縮形 ほら、おいおい

★ All the time その間ずっと、四六時中、年がら年中、ひっきりなしに

★ That’s what dad said.直訳すると、「それはパパが言ったことです。」となります。

Thatはその前に言われた文章を指しています。

ここでは、チャーリーの“I’m gonna see you all the time.”と言う言葉に対して「パパも会いに来ると言ったのに結局来なかった、どうせチャーリーも来ないんだろ」というサムの寂しさと皮肉が込められていると思います。

 

その他にも、That’s what (someone) sayの形式で使えるフレーズをいくつか紹介いたします

 

That’s what I say.

言い方によってニュアンスが違ってきますが、誰かが言いたいことを代弁してくれたときなど、「それが私の言いたいことです!」と言うときに使えます。

 

That’s what they all say.

皆さんそうおっしゃいます。/みんなそう言うけどね。

 

That’s what you always say.

あなたはいつもそう言っていますね。/いつも同じことばかり言って…。
そればっかり。/その話は耳にたこができるほど聞きました。

 

★ ditch 見捨てる、見捨てて逃げる、置き去りにする、ほったらかす、見限る、厄介払いする

★ whatever(そんなことは)どうでもいい、何でもいいから、知るか
他人の言葉を聞き流す場合や無視する場合、自分が言いかけたことを「どうでもいいや」と取り消す場合などに使います。間投詞とも解釈できます。

 

いかがでしたか?

最愛の弟サムを交通事故で亡くしてしまった罪の意識から、自分の将来を犠牲にしてまでも弟との約束を守り続けるチャーリーと、弟サムの気持ちがとても切ないヒューマンドラマ(ファンタジー)です。

森のシーンやヨットハーバーでのシーンは自然の美しさも楽しむことが出来ます。少しマイナーな作品かもしれませんが、気になった方は是非、

チェックしてみてくださいね!

 

Tacchan

b わたしの英会話が運営する恋と仕事に効く英語執筆チームです。スクールで勤務するカウンセラー、外国人講師、そして、その他スタッフがお客様サポートを通じて「あ、このフレーズ使える!」「これって英語でなんていうんだろう?」と疑問に思ったことを記事を通じて解説しています。