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それでも恋するバルセロナ“Vicky Cristina Barcelona”

 

それでも恋するバルセロナ“Vicky Cristina Barcelona”

 

 

こんにちは!
最近は空気も冷たくなり、すっかり季節は秋!ですね。

皆さま、いかがお過ごしですか?

ちょっと前までは、むしむしする暑さに「早く涼しくなれ~!」なんて思っていたのですが、秋が来たら来たで、夏が恋しくなったりするんですよね。

今日はそんな夏の思い出を思い出す今の季節にぴったりな

「それでも恋するバルセロナ(Vicky Cristina Barcelona)」

をご紹介したいと思います。

真夏のスペインの風景が印象的なこの作品で、ペネロペ・クルスがアカデミー賞助演女優賞を受賞しました。

監督はおしゃれな作品を撮らせたらピカイチ☆のウッディ・アレン。

ひと夏の恋の思い出をコミカルに描いています。

 

◆Story of “Vicky Cristina Barcelona”◆

アメリカ人のヴィッキーとクリスティーナは親友同士だけれど、恋愛に関する考え方は正反対。

堅実な婚約者のいるまじめなヴィッキーに対して、クリスティーナは自由奔放で情熱的な恋愛にあこがれている。

二人は夏のバカンスをスペインにいるヴィッキーの親戚の家で過ごすことになった。

夏のバルセロナを楽しむ二人はプレイボーイのフアン・アントニオと出会う。

クリスティーナはすぐに彼に夢中になり、最初は警戒していたヴィッキーもだんだんと惹かれていく。

クリスティーナはフアン・アントニオと過ごすようになるが、そこに感情の起伏の激しい彼の元妻マリア・エレーナも現れ、4人の関係はさらに複雑になり・・・。

 

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マンツーマン英会話教室、b わたしの英会話からのOne Point English from “Vicky Cristina Barcelona”◆

Vicky: This guy! He doesn’t beat around the bush.
Look senor, in a different life.

ヴィッキー:なんてヤツ!はっきり物を言うのね。いい?お兄さん、また違う人生でね。

 

Juan: Why not? Life is short. Life is dull. Life is full of pain.
This is a chance for something special.

フアン:なぜだい?人生は短い。人生は退屈だ。人生は痛みであふれている。これは何か特別なチャンスなんだよ。

 

レストランでヴィッキーとクリスティーナに会ったフアンが二人をオビエドという田舎町への旅行に誘った際の会話です。

フアンは二人に旅行中、3人で愛し合おうと提案します。

それに対し、潔癖症のヴィッキーは猛反撃、ありえないと返します。

「beat around the bush」は直訳すると「茂みをたたいてまわる」と訳せますが、「探りをいれる、遠まわしに物を言う」という意味です。

例えば、

「くどくどしないで、はっきり言いなさいよ!」というときは

Don’t beat around the bush!

と言います。

この場面では否定形で使われているので、「遠まわしに言わない=はっきりと、率直に物を言う 」と訳せます。

「senor」はスペイン語で「ミスター・旦那さん」といった意味の言葉です。

この場合の「look」は「見る」という意味よりかは感嘆詞として、

相手の注意を惹きつける「いいですか?」といった意味で用いられています。

 

ヴィッキーはフアンにはっきりと拒絶を表しますが、それに対してフアンはとても詩的な言葉を返しています。さすが芸術家!

 

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スペインの美しい町並みも必見のこの映画。スパニッシュギターの音色が哀愁を誘い、観終わった後には、美味しいワインが飲みたくなります!

秋の夜長のお供に、おススメの作品です☆

 

Yamolyn

b わたしの英会話が運営する恋と仕事に効く英語執筆チームです。スクールで勤務するカウンセラー、外国人講師、そして、その他スタッフがお客様サポートを通じて「あ、このフレーズ使える!」「これって英語でなんていうんだろう?」と疑問に思ったことを記事を通じて解説しています。