ファミリー・ツリー(The Descendants)
ハワイを舞台にしたジョージ・クルーニー主演の家族の物語。
原題の「The Descendants」は“末裔たち、子孫たち”
邦題の「ファミリー・ツリー」は“家系図” という意味です。
どちらのタイトルも映画を観てみると納得できると思います!
Story of “THe Descendants” – 映画『ファミリー・ツリー』のストーリー
ハワイ・オアフ島で生まれ育った弁護士のマットは、妻と二人の娘たちと何不自由なく暮らしていた。
カメハメハ大王の血を引く彼は、祖先から受け継いだ広大な原野を所有しており、それを売却し巨額の富を得るか自然を守るかの決断に迫られていた。
そんな中、妻がボートの事故でこん睡状態に陥ってしまう。
さらに 妻には恋人がいて、離婚を考えていた事が発覚する。
そればかりか娘が妻の浮気を知っていたと告白、マットは動揺する・・・。
One point English from “The Descendants” – 映画『ファミリー・ツリー』のワンポイント英会話
Alexandra : I don’t wanna talk about Mom with anyone.
ママの話は誰ともしたくない。
Matt: Look, whatever you have two fought about over Christmas, you have to drop it. Grow up.
いいか、クリスマスのときに2人は何で喧嘩したかは知らないが、もう忘れろ。大人になるんだ。
・ Whatever=何があったとしても
・ Drop=やめる、中断する
・ Grow up=成長する・大人になる
Alexandra : You really don’t have a clue, do you?Dad….Dad, Mom was cheating on you.
パパは何も見当つかないんでしょ? パパ、、、ママは浮気してたのよ。
・ Clue=手掛かり、ヒント
・ Cheat on = だます、浮気する、カンニングする。
全寮制の学校に通う長女Alexandraを家に連れて帰り、母親の状況を伝える。
Alexandraは母親と喧嘩中。とても仲のよかった二人なのに。。。
もう回復しないと医師に言われ、この状況を家族で乗り越えようと話していたとき、
Alexandraはなぜ喧嘩したのかを告げるシーン。
仕事ばかりして家庭を顧みなかったMatt。
まさか、、、妻が浮気していたなんて、全く想像もしていなかったのです。
衝撃的な事実を知り、走って友達夫婦の家に行き、こう聞きます。
Who is he? I’d like to know who the guy is that my wife was…seeing?
誰なんだ?妻が、、、会っていた、、、男は?)
「cheating」ではなく、少し間を置いて「seeing(会う)」と聞いているところが、Mattのなんとも言えない感情をとても表している気がします!
仕事人間だったMatt。
2人の娘ともどう接したらいいのか分からない。
相続問題に妻の事故、その妻も実は浮気をしていた・・・。
いろいろなことが巻き起こるこの状況、かなりヘビーな内容なのですが、ハワイの美しい景色と音楽にどことなく癒される映画です。
終盤の病院でMattが妻Elizabethに語りかけるシーンはちょっとグッときます。
面白い表現のセリフもたくさんでてくるので、楽しんで観れると思います!
Marimekko