「えっ、マジで?」「そんなことある⁉」
日本語でよく言う「意外!」って、英語ではどう言えば自然でしょうか?
実は英語にも「意外だった!」を表す便利なフレーズがたくさんあります。でも、“surprising” だけじゃ足りないのがリアルな英会話。シーンや感情の強さに応じて、ちゃんと使い分けるのがポイントなんです!
今回はネイティブがよく使う「意外!」系英語表現を5つ、シチュエーション別にわかりやすくご紹介します。この記事を読めば、「え、それ意外だったね!」を自然な英語でサラッと言えるようになっちゃいますよ♪
Contents
【英語で「意外!」ってなんて言う?】ネイティブが使う5つのリアル表現!
Surprising:シンプルに「意外だった!」
「surprising(サプライズィング)」は、「びっくり!」とか「思ってたのと違った!」というような驚きの気持ちを表すときによく使う英語です。特に、感情にフォーカスした言葉なので、「えっ⁉」「まさか!」というリアクションを伝えたいときにぴったりです。ふだんの会話でもよく使われる、定番の表現ですよ!
・It was surprising to find out how much I enjoyed the movie.
この映画がこんなに面白いなんて意外だった。
・The news was surprising.
そのニュースは意外でした。
・This is surprisingly* tasty.
これ、意外と*美味しいですね。
*副詞の「surprisingly(意外にも)」を使って「美味しさ」に驚いていることを表しています
Haru:Did you hear? Justin Bieber dropped a new acoustic version of Ghost!
ねえ聞いた?ジャスティン・ビーバーが「Ghost」のアコースティックバージョン出したよ!
Jessica:What?! That’s surprising! I thought he was taking a break from music.
えっ⁉ それは意外!音楽活動ちょっと休んでるかと思ってた!
Unexpected:「まさかの」「予期せぬ出来事」
unexpected(アンエクスペクティッド)」は、予想していなかったことが起きたときに使う英語で、日本語でいう「まさかの!」や「予期せぬ出来事」という意味に近い表現です。「surprising =気持ちの驚き」に対し、「unexpected は =出来事が予想外」というニュアンスです。
・The ending of the movie was so unexpected.
映画の結末が意外すぎた。
・The sudden rain was totally unexpected.
急な雨は全く予想外だった。
・It was unexpectedly* warm today, and I didn’t need to wear a coat.
今日は意外に暖かいのでコートは必要なかった。
*unexpectedlyは、unexpected の副詞形で、「予想外に/思いがけず/突然」という意味で使われます
Haru:How was the movie?
映画はどうだった?
Jessica:Good, but the ending was totally unexpected. I did not see that coming.
よかったわよ。でも結末が全く予想外だった。そんなの予想してなかった!
Haru:Seriously?! Don’t spoil it, but now I have to watch it tonight.
マジ⁉ ネタバレしないでね、でもそれ聞いたら今夜絶対観るしかないね!
Amazing:いい意味での「意外性」+感動!
「Amazing(アメージング)」は「すごい!」「感動した!」というような、いい意味での“意外さ”や驚き<を表すときによく使います。
うれしい気持ちやびっくりした感情をしっかり伝えたいときにぴったりの言葉です!
・The view from the top of the mountain was amazing.
山頂からの景色は、想像以上に素晴らしかった。
・Her performance was amazing, I didn’t expect her to be that good!
彼女のパフォーマンスは、正直びっくりするほど良かった!あんなに上手だなんて思わなかったわ。
・This curry is amazing! I wasn’t expecting much, but it’s full of flavor.
このカレー、思ってたより美味しい! そんなに期待してなかったけど、味に深みがあってびっくり。
Haru:I heard you ran the Tokyo Marathon last weekend!
先週東京マラソン走ったんでしょ!
Ran:Yeah, it was amazing! I honestly never thought I could do it.
うん、まさかの感動体験だったよ!! 自分でも走れるなんて思わなかったよ〜。
Haru:That’s amazing! Like, amazing amazing!
それはすごい!っていうか、予想以上にすごい!
Astounding:強めの「驚き」=想像以上!
「Astounding(アスタウンディング)」は「びっくりしすぎて言葉が出ない…!」そんな時にぴったりの英語表現です。ものすごく驚いたときや、信じられないくらいすごかったときに使います。驚きのレベルでいうと、「surprising」や「amazing」よりもさらに上!まさに「予想をはるかに超えた!」っていうときにぴったりの言葉です。
・It was astounding how fast she learned Japanese.
彼女が日本語を覚えるの、信じられないくらい早くてびっくりした!
・The amount of plastic waste in the ocean is truly astounding.
海にあるプラスチックごみの量は本当に衝撃的だよ。
・His piano performance was astounding. I had no idea he was that talented.
彼のピアノ演奏、本当に圧巻だった。あんなに才能あるなんて知らなかったよ。
Haru:At lunch today, a guy ate five bowls of ramen, three rice bowls, two plates of karaage, gyoza, and dessert — all by himself. It was absolutely astounding.
今日のお昼、ラーメン5杯、丼3つ、唐揚げ2皿、餃子にデザートまで…全部ひとりで食べてた人がいた!マジで圧巻だった。
Ran:What!? That’s not lunch—that’s a food challenge!
えっ⁉ それランチじゃなくて大食いチャレンジじゃない!
Haru:I thought so too… but turns out, he’s a competitive eater.
私もそう思ったけど…まさかの大食いチャンピオンだったのよ。
Unbelievable:「信じられない!」リアクション強め
「Unbelievable(アンビリーバブル)」は「信じられない!」っていう時にぴったりな、リアクション強めのフレーズです。
予想もしてなかったような出来事が起こったときや、びっくりしすぎて言葉が出ない時など、「そんなことある⁉」って言いたくなるようなシーンでよく使われます。
ちょっとオーバーリアクションっぽく驚きたいときにも使ってみてくださいね!
・I actually won the lottery!? This is unbelievable!
本当に宝くじ当たったの⁉ 信じられない!
・They lost the game in the last five seconds. Unbelievable.
残り5秒で試合に負けたよ。マジかよ…。
・He ate 10 burgers in one sitting. Unbelievable!
彼、一度にハンバーガー10個食べたの。ありえないでしょ!
・You forgot your passport? Again? That’s unbelievable.
またパスポート忘れたの⁉ ありえないんだけど…。
Ran:Guess what? I got Taylor Swift tickets… and one’s for you.
ねえねえ、テイラースウィフトのチケット取れたんだ…しかも1枚はハルの分!
Haru:No way.Are you serious?You got me a ticket?That’s… unbelievable.Like, truly unbelievable.You’re the best human ever.
うそでしょ…?ほんとに?私の分も⁉それって…信じられないよ。ほんとに、信じられない。あなたって神?
5つの「意外」表現の使い分けまとめ
今回はネイティブの会話でよく使われる「意外!」の表現をご紹介しました。5つの単語の使い分けを下記の表でおさらいしましょう!
英単語 | 日本語の意味 | 驚きの種類 | ニュアンス/使いどころ |
---|---|---|---|
Surprising | 驚き・意外なこと | 比較的軽い驚き | 「えっ、そうなんだ!」という日常のちょっとした驚き。感情にフォーカス。ポジティブ・ネガティブどちらでもOK。 |
Unexpected | 予期せぬ/まさかの | 客観的な驚き | 「思ってなかった」「想定外」という意味。surprisingより冷静・フォーマル。感情より事実に焦点。 |
Amazing | すごい!感動した! | ポジティブな驚き | 「意外に良かった!」「思ったより感動した!」など、嬉しい驚きに使う。気持ちをしっかり伝えたい時に◎ |
Astounding | 圧倒されるほどすごい | 驚きレベル高め | 「言葉を失うくらい衝撃的だった」時に使う。amazingよりさらに強い。感動・スケールの大きさを表現。 |
Unbelievable | 信じられない! | 強烈な驚き・リアクション重視 | 「そんなことある⁉」「うそでしょ⁉」という強い驚き。口語的。大げさなリアクションやSNSっぽい表現にも◎ |
まとめ:あなたの「意外!」はどの英語?
いかがでしたか?
「意外!」を表す英語にも、場面や感情によって使い分けがあるって、ちょっと面白いですよね。英語では、驚きの度合いやシチュエーションによって表現を使い分けると、グッとネイティブっぽくなります✨
どれもよく使われる単語なので、まずは自分のリアクションに合わせて一つずつ使ってみるのがおすすめ!
ぜひ、今日から会話の中で試してみてくださいね♪
===Haru===