鮫洲という地名は、かつて漁師町であったという歴史に由来しています。江戸時代、御菜肴八ヶ浦と呼ばれる徳川の歴代将軍に魚介類を献上する役目を担っていた港があり、ここもその一つでした。鮫洲駅を出たところに鮫洲八幡神社がありますが、この神社は長い間、この地域の漁港や漁師たちを守るお社でした。境内には漁師たちが寄進したという灯籠などが今も残されていて、当時の様子を偲ぶことができます。
鮫洲八幡神社から駅を挟んで反対方向に旧越前鯖江藩・真部家下屋敷跡があります。今は碑があるのみですが坂の高台にあり、広大な敷地からさぞ素晴らしい眺めが広がっていただろうと思わせる場所です。江戸時代、旧東海道の面影が今なお残っているのが、ここ鮫洲駅といえます。歴史が好きな人なら、レッスンの合間に、きっと興味深く散策できるにちがいありません。
このエリアは公園施設が多いのが特徴で、野球場もある大きな鮫洲運動公園、水辺を持つ鮫洲入江広場、子どもが遊べる遊具が揃った鮫浜公園、子供達の遊ぶ声が聞こえる東大井公園などが徒歩圏内です。英会話レッスンに通うなら、その日の気分に合せて、いろいろな公園へ足を運んでみるのも楽しいことでしょう。品川近辺で英会話を受けてバスでもすぐに移動できるのが便利ですね。