BUT and EXCEPT
【はじめに】
このカテゴリでは、b わたしの英会話で使われているPhoto Journalという教材で扱われている英語文法の解説コーナーです。
b わたしの英会話は会話専門の英会話スクールですので、ここでの文法解説は「英単語」や「英語表現」に内在するイメージを直感的に理解する認知文法の考えを参照して作成されています。
従いまして、学生時代のような英語→日本語翻訳のための文法ではなく、「会話」として使えるように直感的理解を優先した解説となっています。もし、より詳細な文法解説を見られたい方は他のページをご参照くださいね。もし、英会話学習を検討されている方はb わたしの英会話のHPへどうぞ。
Day6では、butとexceptを紹介します。どちらも簡単な単語だけどどうしてわざわざ??と思われるかもしれません。
特にbutについては??と思われるかもしれません。もっとも、これまで見たことのあるbutは「しかし」の意味をもった「接続詞」でしたが、本日学ぶのは、「前置詞」として働くbutについてです。前置詞の but / except / except for は、強い限定語(every / all / any /no / the last ) とセットで使用されると、「~以外に」、「~を除いて」という意味になります。
まず例文を見てみましょう。
■基本パターン
例1:Everybody arrived there but/except her.
(彼女以外全員がそこに到着した。)
例2:No one but/except me agreed to the plan.
(私以外誰もその計画に同意しなかった。)
■応用パターン
but の後には、動詞の原形や不定詞がくることもあります。
例3:I had no choice but to go there.
(そこに行くこと以外に選択の余地が無かった→そこへ行かざるをえなかった。)
例4:There was nothing for it but to leave NY.
(NYを去ること以外には何も無かった→NYを去るより他になかった。)
また、応用でexcept for は “但し書き”のような用法もあります。
例5:This is a great refrigerator, except for the design.
(デザインを別にすれば、これは素晴らしい冷蔵庫だ。)
例6:The copying of this CD is prohibited except for personal use.
(このCDの複製は禁じられています。なお、個人で楽しむ場合は除かれます。)
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