Adjectives and Verbs with –ING and -ED
【はじめに】
このカテゴリでは、b わたしの英会話で使われているPhoto Journalという教材で扱われている英語文法の解説コーナーです。
b わたしの英会話は会話専門の英会話スクールですので、ここでの文法解説は「英単語」や「英語表現」に内在するイメージを直感的に理解する認知文法の考えを参照して作成されています。
従いまして、学生時代のような英語→日本語翻訳のための文法ではなく、「会話」として使えるように直感的理解を優先した解説となっています。もし、より詳細な文法解説を見られたい方は他のページをご参照くださいね。もし、英会話学習を検討されている方はb わたしの英会話のHPへどうぞ。
Day7では分詞形容詞を紹介します。
分詞とは、動詞の意味を持ちつつも、部分的に形容詞の働きをするものです(ム、難しい・・)。形容詞の働きをするので、名詞を修飾したり、補語になったりします。分詞には、現在分詞~ing「~している」と過去分詞done「~された」の2種類があります。
本日学ぶ分詞形容詞は、この分詞が完全に形容詞として働くようになったものですが、分詞と分詞形容詞の違いを意識する必要はそれほどありません。
問題は、現在分詞~ingと過去分詞doneの使い分けです。特に間違いやすいのが、感情をあらわす分詞(形容詞)の使い分けです。例えば、「わくわくするよ」が、どうしてI’m excited.となり、過去分詞「~された」が使われるのか。「わくわくする」わけですから、I’m exciting.としてもよいような気がしますね。
これは、感情をあらわす分詞の元となる動詞が、そもそも「~させる」という意味を持っているからです。動詞exciteは「わくわくする」ではなく「わくわくさせる」です。ですので、exciteの過去分詞excitedは「わくわくさせ」「られた」わけですから、結局日本語に直す時は「わくわくする」になるわけです。
日本語は感情を自発的なものとして捉えていますが(~する)、英語では、感情は外部から働きかけて生まれるものだと捉えられている(~させる)、というわけです。
簡単にまとめると、感情をあらわす分詞を用いる場面では、人が主語の時は過去分詞。人以外のものが主語のときは現在分詞、とすればいいでしょう。
過去分詞(+前置詞) |
意味 |
現在分詞:意味 |
amazed (at,with,by) |
びっくりして |
amazing:びっくりさせるような |
bored (by,with) |
うんざりして |
boring:うんざりさせる |
depressed (by,at,about,over) |
気落ちして |
depressing: 気落ちさせる |
disappointed (at,about,by,in,with,of) |
失望して |
disappointing:失望させる |
discouraged (at) |
がっかりして |
discouraging:がっかりさせる |
embarrassed (by,at,about,with) |
恥ずかしがって |
embarrassing:恥かしい |
excited (at,about,by,over) |
興奮して |
exciting:興奮させる |
frightened (at,by,with,of) |
ぎょっとして |
frightening:ぎょっとさせる |
frustrated (with,at,by) |
失望して |
frustrating:失望させる |
interested (in) |
興味を持って |
interesting:興味を引き起す |
moved (with) |
感動して |
moving:感動させる |
pleased (about,with,at,for) |
喜んで |
pleasing:喜びを与える |
satisfied (with,by,about,at) |
満足して |
satisfying:満足を与える |
surprised (at,by) |
驚いて |
surprising:驚くべき |
terrified (by,with,at) |
恐れて |
terrifying:恐ろしい |
thrilled (with,at,by) |
ぞくぞくして |
thrilling:ぞくぞくさせる |
tired (from,of) |
疲れて、うんざりして |
tiring:疲れさせる、うんざりさせる |
touched (by,with) |
感動して |
touching:感動させる |
Photo Journal – 英会話初心者向け教材の解説一覧に戻る