Past Progressive: WAS + Verb + -ING
【はじめに】
このカテゴリでは、b わたしの英会話で使われているPhoto Journalという教材で扱われている英語文法の解説コーナーです。
b わたしの英会話は会話専門の英会話スクールですので、ここでの文法解説は「英単語」や「英語表現」に内在するイメージを直感的に理解する認知文法の考えを参照して作成されています。
従いまして、学生時代のような英語→日本語翻訳のための文法ではなく、「会話」として使えるように直感的理解を優先した解説となっています。もし、より詳細な文法解説を見られたい方は他のページをご参照くださいね。もし、英会話学習を検討されている方はb わたしの英会話のHPへどうぞ。
Day 16では、過去進行形(進行形を伴った過去の表現)を紹介します。Day3では、未来進行形(未来の場面の進行形の表現)を学びましたが、今回は、それが過去の場面だとイメージして下さい。まず、進行形の形を思い出しましょう。(良い機会ですので、Day3の未来進行形も併せて復習しましょう。
進行形は「be動詞(am、are、is)+動詞のing形」をとり、意味は「~している」となり、何らかの動きや、まだ何も終わっていない一時的な状況が感じられます。いわゆる「現在進行形」というのは、be動詞が主語にあわせて現在形(is/am/are)の形をとったものです。
いわゆる「過去進行形」は、進行形を伴った過去の表現で、be動詞が主語にあわせて過去形(was/were)の形をとったものです。ここで進行形が用いられる現在の場面と過去の場面を比較してみましょう。
She is waiting for the taxi.(彼女はタクシーを待っている)[現在進行形] She was waiting for the taxi.(彼女はタクシーを待っていた)[過去進行形]
進行形を伴った過去の表現の否定文と疑問文
進行形を伴った否定文と疑問文の作り方は、be動詞の否定文と疑問文の作り方と同じです。すなわち、否定文はbe動詞の後ろにnotを置き、疑問文はbe動詞を主語の前に出します。なお、疑問視を伴う疑問文の場合は、さらに疑問詞が文頭に置かれます。
例1:She was not waiting for the taxi. (彼女はタクシーを待っていない。)
例2:Was she waiting for the taxi? (彼女はタクシーを待っているの?)
例3:What was she waiting for?(彼女は何を待っていたの?)
それでは、進行形を伴った、現在・過去・未来の表現を復習しましょう。
現在進行形…am、is、are+-ing(~している)
過去進行形…was、were+-ing(~していた)
未来進行形…will be + -ing(~しているだろう)
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