SHOULD HAVE and SHOULDN’T HAVE
【はじめに】
このカテゴリでは、b わたしの英会話で使われているPhoto Journalという教材で扱われている英語文法の解説コーナーです。
b わたしの英会話は会話専門の英会話スクールですので、ここでの文法解説は「英単語」や「英語表現」に内在するイメージを直感的に理解する認知文法の考えを参照して作成されています。
従いまして、学生時代のような英語→日本語翻訳のための文法ではなく、「会話」として使えるように直感的理解を優先した解説となっています。もし、より詳細な文法解説を見られたい方は他のページをご参照くださいね。もし、英会話学習を検討されている方はb わたしの英会話のHPへどうぞ。
Day 12では、should have / shouldn’t haveを紹介します。
Day9でも触れたように、過去から現在へ何かが迫ってくるような出来事に対して、何らかの心理を働かせたい場合、助動詞+have+過去分詞とします。ここでは助動詞shouldを用いて、should have+過去分詞で「~するべきだったのに」、shouldn’t have+過去分詞で「~するべきでなかったのに」となり、どちらも何らかの出来事に対して後悔する気持ちを表すことができます。
should have+過去分詞は、自分が主語の時は、「しておくべきだった」という自分自身の強い後悔を表します。一方、相手や第三者が主語の時は、「するべきだった」とその第三者を責めた感じになります。
例1:I should have called her last night.
(昨晩彼女に電話をかけるべきだった(後悔)。)
例2:You should have called me last night.
(あなたは昨晩私に電話をかけるべきだった(叱責)。)
なお、shouldの他の代表的な助動詞を以下に列挙します。
can( ~ することができる )
should( ~ するべきだ)
may( ~ してもよい )
shall( ~ するべきだ/shall I(~しましょうか))
must( ~ しなければならない )
need( ~ する必要がある )
used to( 以前はよく ~ したものだ )
なお、助動詞に続く説明が、現在の事柄であろうと、過去の事柄であろうと、そこには必ず動詞の原形が置かれます。例えば、He should be rich.という文章の場合、「彼はリッチに違いない」という現在の事柄に対してshould(ここでは、「~のはず」という確信の気持ち)という心理が働いており、shouldに続くbeはisの原形です。一方、He should have been rich.という文章の場合、「彼はリッチだったに違いない」という過去の事柄に対して確信の心理が働いており、shouldに続くhaveもまた原形になっています(なお、beenはbeの過去分詞です。)。
いかがでしたか!?
Day12までくるとなかなか難しくなってきますね!
せっかくマンツーマンのレッスンで受講されていますので、1つ1つレッスン・パートナーに聞きながら進んでいきましょう。