こんにちは!
コンシェルジュ・デスクのMeliaです★
海外の映画やドラマ、そして日常でネイティブが会話する際になどに“you know”と言っているのをよく耳にしませんか?
“you know”を直訳すると「あなたは知っている」という意味ですが、文章のどの位置に使われるかや会話の内容によって色々な意味を持つ便利なフレーズです!
この恋と仕事に効く英語の記事では、『you knowの意味ってなに?どのように使うの?』をわかりやすく理解いただけるようにまとめました!
Contents
文章のどこに置く?“you know”の意味と使い方をマスターしよう!
“you know”は文章のどの位置に使われるかによって意味が違ってきます!
文頭に“you know”を使う場合
文頭に“you know”を使う場合、次の3つのニュアンスがあります。
1、話し始めに話題を変えたい時
2、相手の同意や共感を求める時
3、自分や相手がど忘れしている時
文頭で使う“you know”はイントネーションが上がります。
具体的にみていきましょう!
1、話し始めに話題を変えたい時
日本語の「ねえ」「あのさ」「ところで」「ていうか」のニュアンスで“by the way”と似た感じです。
・You know, I’ve got to tell you the truth about this.
あのね、あなたに本当のことを話さないといけないの。
・You know, did you go on a date with Peter last night?
ていうか昨夜ピーターとデートだったんだよね?
2、相手の同意や共感を求める時
日本語の「でしょ?」「じゃない?」「だよね?」のニュアンスで、相手に「知っていると思うけど・・・」と軽く確認し、「そうだったね!」「うん、知ってるけどそれで?」と同意や共感して欲しい時に使います。
・You know that restaurant we went last week?
先週一緒に行ったレストランあるじゃない??
・You know, they are going out?
ほら、あのふたり付き合ってるじゃない?
・You know I got new bag on sale.
バーゲンで新しいバッグ買ったって言ったの覚えてる?
3、自分や相手がど忘れしている時
日本語の「ほら」「あれだよ、知ってるでしょ?」のニュアンスで、自分が思い出せない時、相手に思い出して欲しい時に使います。
Melia:What was the title of the TV show you told me about earlier?
この前あなたが教えてくれたドラマのタイトルなんだったっけ?
Peter:Which show are you talking about?
どのドラマのこと?
Melia:You know, you cried loudly.
ほら、あれだよ、号泣したって言ってた・・・。
会話の途中で“you know”を使う場合
・I had a good time with my family last night. We went to eat at that Italian restaurant, you know, Alancino!
昨夜は家族と一緒に過ごしたの。イタリアンレストランに行ったんだけど・・・あれっ、なんていうところだったかな・・・そうそうアランチーノ!
・Do you remember that movie we watched last month, you know that superhero movie? I can’t remember the name.
先月一緒に観た映画覚えてる?ほら、スーパーヒーローの映画!なんだっけ~、思い出せないんだよね、、
上記のように「ええっと・・・」「何だっけ・・・」「あれだよあれっ」と言葉が出てこない時に使います。
言葉が出てこない時のフレーズはyou knowの他にも
well…
well, let me see…
Um…(アム)
Uh…(アン(グ))
などがあります。アメリカ人のPeterに聞いたところ、日本語の「ええっと・・・」のような感じでUmとかUhをUmmmmm(あむ~~~)やUhhhhh(あ~~~)と伸ばして使うことが多いかなとのことでした。
またyou knowが口ぐせになっているネイティブって結構いるそうですが、あまり使いすぎると「てゆうか、てゆうか、てゆうか・・・」みたいで印象が良くないそうですよ。
文末に“you know”を使う場合
・It’s cold today,you know?
今日は寒いよね?
・We have to go on a diet,you know?
私達、ダイエットしなくちゃでしょ?
上記のように日本語の「~でしょ」「~だよね」のニュアンスで相手に同意や共感を求める時に使います。
Melia:Let’s check out the new restaurant! Do you want to go for lunch on Saturday?
新しいレストランを試してみようよ!土曜日のランチに行かない?
Peter:Oh…lunch time is pretty crowded, you know.
ええ~、土曜日のランチタイムって結構混んでるんじゃない?
Melia:Oh you’re right! Let’s go on Monday.
たしかに!そしたら月曜日に行こう。
色々使えて便利な“you know what?”
日本語の「あのさー」「あのね」「ちょっと聞いてよ」のように会話をスタートさせる時のイントロダクションのようなものです。
暗い話や真面目なトピックを切り出すためにも使われるので、“you know what?”と言われた時には相手の表情や声のトーンを意識して返事をしましょう!
・You know what? I bought a new iPhone!
聞いてくれる?新しいアイフォンを買ったんだ!
・You know what? Why don’t we grab some drink this Saturday?
あのねー、土曜日に飲みに行かない?
・You know what? I don’t wanna talk about it anymore.
あのさー、その話しはもうやめようよ。
・You know what? I’m going to tell him to come on time!
あーもう!彼に遅刻しないでって話してくる!
今回はネイティブの会話によく出てくる“you know”と“you know what?”の意味と使い方を学びました!
あまり頻繁に使うとウザいと思われてしまいそうですので、使い方をしっかり覚えて会話のクッションとして適度に入れていきたいですね!
===Melia===
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