こんにちは!
コンシェルジュ・デスクのPamです。
bのレッスン・パートナー(外国人講師)は、日本語も上手な人が多く英語も
日本人のことを考えてゆっくり話してくれるので、ほとんど聞き取りで困ることはありません。
でも、ときどきなんですが??
と思う単語が出てくることってあります。
こうした単語の多くは、学生時代の英語のクラスでは習わないけれどもネイティブの日常会話では頻出するものなんです。
そこで、今回の恋と仕事に効く英語では、ネイティブが日常会話でよく使う”stuff”についてご紹介します。”stuff”の意味、使い方から、私達日本人にもおなじみで意味が似通っている”thing”との違いまでわかりやすくまとめましたので、最後までお読みください!
Contents
ネイティブのお気に入りワード!“stuff”の意味と使い方をマスターしよう!
さて、この”stuff”という単語。
スペルも発音も簡単なんですが、中学で学ぶ単語ではないのです。
ただ、驚くぐらいに映画や海外ドラマなどでもよく出てくる表現で、日常会話でも使用頻度大★です。
“stuff”の発音について
まずは、発音です。
発音記号は【stˈʌf】になります。
音声を聞いてみましょう。
カタカナで「スタッフ」に近い発音になります。
“stuff”ってどんな意味?
stuff=モノ・コト
モノ?コノ?抽象的で分かりにくいですよね。
(何かの元となる)材料、原料、資料、要素、素質
(特定のものをささない、漠然とした)モノ、物質、食物、飲み物
漢字でいうと「物事」を意味します。
うーん?まだ分かりにくいですね・・・。
例文を見てみましょう!
・Don’t put your stuff on my desk.
私の机に物を置かないでください。
・I have stuff to do.
私にはすることがあるんだ。
・I went to see the “Lion King” musical.It was great stuff!
ライオンキングを観に行きました。素晴らしい内容だった!
・I don’t care about all that stuff.
そんなことちっとも気にしない。
ちょっと掴めてきましたか?
・I like spicy stuff.
私は辛いものが好きです。
上記の例文の“stuff”は、「カレーライス」とか「キムチ鍋」とか具体的な品名を出さず、「辛いモノ全般が好き」と表現しています。
具体的に何かを指すのではなく、“stuff”は「モノ・コト」と抽象的な表現なので、いろんな場面で使える便利な言葉です。
ちなみに“stuff”は不加算名詞(数えることができない名詞)なので、前に“a”や後ろに複数形の“s”をつける必要はありません。
どう違うの?“stuff”と“thing”の使い分け!
「“モノ・コト”を英語で言ってみて!」と言われたら、最初に思いつくのは“thing”ではないでしょうか?
ここでは“stuff”と“thing”の使い分けを学んでいきます。
まずは2つの違いから抑えていきましょう!
大きな違いは名詞の種類にあります!
名詞には、「可算名詞」と「不可算名詞」がありますね!
先程、“stuff”は不加算名詞(数えることができない名詞)とお伝えしましたが、“thing”は可算名詞(数えることができる名詞)です。
例文で確認していきましょう!
・I have some stuff to do.
やらなきゃいけないことがあるの。
・I have two things to do.
やらなきゃいけないことがふたつあるの。
「“stuff”は不加算名詞なので前に“a”や後ろに複数形の“s”をつける必要はありません」とお伝えしましたね。
“stuff”は個数を限定したり複数形のモノ・コトには使えない!のです。
「やらなきゃいけないことがふたつある」と個数を限定する場合は、上記のように“two things”を使います。“thing”は“a thing”や“two things”と1つ、2つと数えられるものや、“things”と複数形にして使うこともできます。
・Where are your things?
持ち物はどこ?
・I have to do only one thing for tomorrow’s meeting.
あと1つだけ明日のミーティングのためにやらなきゃいけないことがあるの。
“stuff”だっけ?“thing”だっけ?と迷った時には“thing/things”を使うと良いでしょう。
また、“stuff”には可算名詞専用の“many”という単語は使えませんので要注意です!
NG: I have many stuff to give up.
OK: I have a lot of stuff to give up.
捨てたい物がたくさんあるの。
簡単&便利!“stuff”を使った表現、スラング
上記のように“stuff”は“thing”に比べて「モノ・コト」を曖昧に表現します。
そのため、フォーマルシーンではあまり耳にせず、カジュアルな場面やスラングとしてよく使われます。
日常会話で使えば会話が盛り上がる“stuff”を使った表現、スラングをいくつかご紹介します!
good stuff:いいですね!いいものですね!
Pam: Where did you buy this furniture?
この家具どこで買ったの?
Joy: I bought it at IKEA. There was a lot of good stuff.
イケアで買ったの。いいものがたくさんあったわよ。
Pam: Oh, really? I’m shopping for my new house lately.
本当に?新居のために買いに行くわ。
Joy: You should go to the one in Shinjuku.
新宿にあるイケアに行ってみて。
stuff my face:たくさん食べる
Pam: What did you do yesterday?
昨日は何したの?
Joy: I went to eat Barbeque with my friend. It’s been a while since we’ve had it. So, I stuffed my face.
友達と久しぶりに焼き肉に行ったから、たくさん食べちゃった。
Joy: Sounds good!
いいね!
…and stuff:~など、とかいろいろ
Pam: What will you do in New York?
ニューヨークでは何する予定なの?
Joy: We have not decided yet …we are just thinking about going shopping, seeing Broadway musicals, and stuff.
まだ決まってないんだけど、考えてるのが買い物したりブロードウェイ観たりとかいろいろなの。
stuff with~:~を詰める
Pam: I can’t choose what outfit to wear on our next week trip.
来週の旅行に来ていく服が選べないの。
Joy: Me too. My luggage is stuffed with all kind of clothes and shoes.
私もよ。スーツケースには色んな服と靴が詰めてあるわ。
try new stuff:新しいことにチャレンジする
Pam: I have a lot of free time lately because of Pandemic.
コロナのせいで最近すごく時間があるんだよね。
Joy: Me too. I wanna (want to) try new stuff like some new sports.
私もよ。何か新しいスポーツにチャレンジしたいわ。
nose is stuffed up:鼻が詰まっている
Pam: How did you feel? Do you have a fever?
体調大丈夫?熱は?
Joy: I’m good. I don’t have a fever, but my nose is stuffed up.
大丈夫、熱はないんだけど鼻が詰まってるだけなの。
I’m stuffed:お腹がいっぱい
Pam: Would you like some more?
お代わりはいかが?
Joy: No thank you. I’m stuffed.
もう大丈夫です。お腹いっぱいです。
いかがでしたか?
“stuff”は日常会話でよく使える表現はなので、ぜひマスターしておきましょう!
レッスンでも早速使ってみて下さい☆彡
===Pam===
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