「should」の意味は大きく2つ!コアイメージと例文で使い方を分かりやすく解説

「should」の意味は大きく2つ!コアイメージと例文で使い方を分かりやすく解説

こんにちは!
「b わたしの英会話」のMaryです!

ネイティブとの何気ない会話だったり、映画やドラマでも耳にしないことがないほど日常会話で使用頻度大な「should」。
「should」は中学校で習う助動詞ですが、ふと、使い方や意味が本当に多いなあ・・・と思ったのでまとめてみました!

今まで実はなんとなくで使っていた方や分かったつもりだった方も多いかな?と思うので、ぜひ今回のエントリで一緒に「should」の意味と使い方を理解してネイティブとの会話で使いこなせるそうになっちゃいましょう!(^^)/

Mary
こんにちは!Maryです。
都内と横浜にある『b わたしの英会話』でカウンセラー(コンシェルジュ)として勤務しています。
私のエントリーでは、カナダのトロントの留学経験や、現在の職場で一緒に働くネイティブ講師達との会話の中から「日常会話でこんな英語が使えたら話しが盛り上がる!」そんなフレーズや文法をご紹介していきたいと思います★

実は現在形?助動詞「should」のコアイメージを覚えよう!

「should = ~するべきだ」と思いがちですが、「should = 複数の選択肢から、1つをオススメする」がコアイメージです。

英語では「may」を「might」、「can」を「could」と過去形にすると控えめで丁寧なイメージ(意味)になります。
そして「shall」と「should」の間にも同じ関係があります。

「shall」と「should」のニュアンスの違いはコレ!

POINT

shall:~しなければならない→「当然・義務」のイメージ
should:~したほうが良い・~するでしょ?→「提案」のイメージ

「shall」が「当然~すべきだ」と断定しているのに対し、「should」は、「(一般的には・今までの経験からして)~したほうがいいんじゃないかな」と控えめに丁寧に提案し、相手の背中を押してあげているイメージです。

ですので、助動詞のshouldはshallの過去形ではなく、同じ助動詞の仲間で、意味も似ているけど、shallの「当然~すべき」という強さはなく、「~したほうがきっといいと思うよ!」と相手を思いやる気持ちが伝わるニュアンスです!

Mary
次の例文で違いを確認してみましょう!

《外出先で仕事が終わり、「Is it ok if I wrap it up for the day? (このまま帰宅してもいいですか?)」と会社に電話を入れた時に・・・》

①You shall return. There was a complaint from a customer.
戻るべきだよ。お客さんからクレームがあったんだ。

②You should return. We’re all going to a bar after work, would you like to join us?
戻ってくれば? 仕事終わりにみんなで飲みに行くんだ。一緒にどう?

覚えておきたい「should」の大きな2つの意味

「should」で覚えておきたい大きな意味としては、こちらの2つを覚えておきましょう。

POINT

・~したほうがいい、~すべきだ
・おそらく~するだろう、おそらく~であるだろう

それでは、順番に解説します!

意味1:~したほうがいい、~すべきだ

 相手への好意的な助言や、自分がすべき望ましい行為について述べる時に使います。

You should study harder.
もっと勉強したほうがいい。

You should eat more vegetables.
もっと野菜を食べたほうがいい。

 この用法では、相手に対して親切なアドバイスをする場面でよく使われます。

意味2:おそらく~するだろう、おそらく~であるだろう

 相手の期待に沿う状況や事態が生じる可能性について述べる時に使います。

He should arrive soon.
彼はすぐに到着するはずだ。

The weather should be nice tomorrow.
明日は天気がいいはずだ。

 この用法では、ある程度の確信を持ちながら未来の出来事を予測する場面で使われます。

これらの用法を理解することで、英語での助言や予測をより自然に表現できるようになります。

英語ネイティブの会話によく出てくる「should」の使い方を例文でご紹介!

さてここからは実際の会話や映画やドラマのセリフによく出てくる「should」の使い方をみていきましょう!

should + 動詞の原形:~したほうがいいよ(オススメする時)

「should」は英語で「~したほうがいいよ」と助言や提案をするときに使います。
例えば、

You should eat more vegetables.
もっと野菜を食べたほうがいいよ。

She should study harder.
彼女はもっと勉強したほうがいいよ

と表現します。これにより、相手に何かをすることを勧めるニュアンスが伝わります。
英語ネイティブもとてもよく使う表現で、決して強制するわけではなくカジュアルにオススメするというニュアンスです!

Mary: I don’t have enough confidence to take the TOEIC test but I kind of want to try.
自信はないんだけど、TOEIC受けたい気持ちもあるんだよね。

John: You should go for it. I think you can do well!
受けた方がいいよ! うまくいくと思うよ!

Mary: Thank you. I will do my best.
ありがとう。頑張ってみるわ!

should + not + 動詞の原形:~しないほうがいいよ(オススメしない時)

「should not」は英語で「~しないほうがいいよ」と助言や警告をするときに使います。
具体的な英語例文を見てみましょう。

You should not eat too much junk food.
ジャンクフードを食べ過ぎないほうがいいよ。

He should not skip his homework.
彼は宿題をさぼらないほうがいいよ。

これにより、相手に何かをしないように勧めるニュアンスが伝わります。
「should not」を使うことで、やや強い否定の提案やアドバイスを自然に伝えることができます。

《When they are in a mall.:ショッピングモールにて》

Mary: Look at this brand new bag from Zara. I want this.
見て!このザラの新作のバッグ!欲しいな。

John: Mary, you shouldn’t buy it. You just got a new bag recently.
マリー、買わないほうがいいよ。最近新しいバッグを買ったばかりじゃん。

Mary: I know I did. Yeah, I shouldn’t buy it.
そうだった。買わないほうが良いね

否定形の「should not」は「shouldn’t」と省略されるケースが多いです。

should be~:きっと~のはず!(推測)

「should be」は、英語で「きっと~のはず!」と推測や予測を表現するときに使います。
例えば、下記のようなときに使うことができます。

The train should be on time.
電車はきっと時間通りのはず!

She should be at home now.
彼女は今、きっと家にいるはず!

これにより、状況や情報に基づいた推測を自然に伝えることができます。
「should be」を使うことで、確信度の高い予測を丁寧に表現できます。

「It should be alright. (たぶん大丈夫なはず)」 のように「(断定はできないけど)きっと~なはず!」というときに使うことが多いです。

John: Is everyone already here? Our bus is coming anytime now.
みんな集まってる? もうすぐバスが来るよ。

Mary: Alex is not here yet but he should be coming soon.
Alexがまだだけど、もうすぐ来るはず

John: Are you sure?
本当かな?

Mary: Yes! Here he is! He made it.
うん、あ、来たわ! 間に合った。

What should+主語+動詞:(主語は)何をしたらいいの?・どうしたらいいの?(提案を聞きたい時・相談したい時)

「What should」は、英語で「何をしたらいいの?」や「どうしたらいいの?」と提案や相談を求めるときに使います。

例えば、下記のような場面です。

What should I do?
私は何をしたらいいの?

What should we eat for dinner?
夕食に何を食べたらいいの?

「What should+主語」を直訳すると「(主語)は何をするべきか?」です。
ここに「should」の持つ「控えめに!丁寧に!」のニュアンスを持たせ、「(主語)は何をしたらいいの?どうしたらいいの?」という意味になるます。

こちらの例文のように「何食べたい?どこで待ち合わせが良いかな?」と提案を聞きたい時や相談したい時にも使います。

Mary: What should we eat for dinner tonight?
今晩は何を食べようか

John; I feel like I want to eat some Japanese food like Sushi.
日本食がいいな、お寿司とか!

Mary:That sounds good to me. Where should we meet up?
いいね!どこで待ち合わせる

John:Let’s meet up at Shibuya station.
渋谷駅にしよう。

should + have + done(過去分詞):(過去に)~するべきだった(しなかったことへの後悔の気持ち)

「should have done」は、英語で「~するべきだった」と過去の行動についての後悔や反省を表現するときに使います。
まずは英語例文を見てみましょう。

I should have studied harder.
もっと勉強するべきだった。

They should have called us.
彼らは電話をするべきだった。

これにより、過去の行動や決定についての後悔の気持ちを自然に伝えることができます。
「should have done」を使うことで、過去の選択に対する反省を丁寧に表現できます。

Mary:How was the party last night?
昨夜のパーティーはどうだったの?

John: It was so fun! A famous DJ came to the party. You would have loved him if you had come.
最高だったよ!有名なDJも来てたよ。君も来てたら絶対楽しんでたよ。

Mary: Really? Oh, that sounds awesome. I should have gone there.
ほんとに? いいなー、行くべきだったわ!

John: You definitely should have.
ほんとに!

should + not + have + done(過去分詞):(過去に)~するべきじゃなかった(したことへの後悔の気持ち)

「should not have done」は、英語で「~するべきじゃなかった」と過去の行動についての後悔や反省を表現するときに使います。

I should not have eaten so much.
そんなに食べるべきじゃなかった。

He should not have said that.
彼はそれを言うべきじゃなかった。

これにより、過去の行動や決定についての後悔の気持ちを自然に伝えることができます。
「should not have done」を使うことで、過去の選択に対する反省を丁寧に表現できます。

Mary: I‘m so tired. 
疲れた~。

John: What’s up? 
どうしたの?

Mary: I went out last night with my friends from college. We had too much drink.
昨日夜大学の友達と出かけて、飲みすぎちゃった。

John:You shouldn’t have drunk so much. You know you are a light weight.
飲み過ぎちゃダメじゃない。弱いんだから。

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まとめ

いかがでしたか?
身近な人との会話に使う分には失礼が少ない「should」ですので、上記の例文を参考にご自身のシチュエーションで文章を作って練習し、使いこなせるようになってくださいね♪

また、こちらの記事もあなたの英語力UPに繋がるので、ぜひあわせてご覧ください!

===Mary===

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