・自己紹介のときの挨拶は、英語でどのように伝えればよいの?
・自己紹介で自分の名前・出身地・仕事など。なんて言ったらいい?
・とにかく英語で自己紹介ってなに話せばいいんだろう?
こんな悩みはございませんか?
英語で自己紹介はできますか?
自分のことを話すのって意外と難しいですよね。
自己紹介を英語で言えるようになっておくと、外国人とコミュニケーションを取るきっかけにもなり、とても便利です!
そしてお仕事で取引先の外国人に挨拶するとき、英語でのインタビューや、お仕事以外でも、外国人のお友達と初めて会うときなど、使える場面はたくさんあります!
自己紹介英語は覚えといて損はないですよ!
今回の記事では、英語の自己紹介で絶対に役立つ英会話フレーズを、例文多めで解説しています。
一般的に使われるものから、少しビジネスのような場で使われるものまで、英語での自己紹介の例文を織り交ぜているので、ぜひチェックしてみてください!
現在「b わたしの英会話」で語学カウンセラーとして勤務しています。
自分自身のカナダ留学の経験を活かし、英会話を始めたいと思っているたくさんのお客さまへアドバイスをして来ました!
Contents
英語で自己紹介の例文をチェック!話題ごとにご紹介!
それではまず、英語で自己紹介するときのおすすめフレーズを、たくさんの例文とともに、ご紹介していきます。
英語で自己紹介1:挨拶するとき
初対面の場合はまず、挨拶から入りましょう。
Hi, nice to meet you.
こんにちは。はじめまして。
上の英文はカジュアルな表現になるので、もう少し改まった言い方だとこのようになります。
Hello, it‘s nice to meet you.
こんにちは。はじめまして。
「こんにちは」といえば「Hello」を思い浮かべる方が多いと思いますが、少し固い表現なのでカジュアルな場面では「Hi」で十分です。
また「Nice to meet you.」に「It‘s」をつけて「It’s nice to meet you.」というと少し丁寧な言い方になります。
さらに丁寧な言い方をしたいときは、このように言ってみてください。
It’s pleasure to meet you.
お会いできて嬉しいです。
挨拶が終わったらいよいよ自己紹介ですね!
いきなり始めてもいいですが、前置きをしてから自己紹介に移っても◎です。
Let‘s me introduce myself (,please).
自己紹介をさせてください。
英語で自己紹介2:名前(ニックネーム)を伝えるとき
まずは自己紹介の基本で、自分の名前を相手に伝えてみましょう!
I’m ○○. Nice to meet you!
私の名前は○○よ。初めまして!
ネイティブが自分の名前を相手に伝える表現として最も使われる言い回しです。
もしフォーマルに言いたいときは
My name is (名前)(苗字). Nice to meet you!
私の名前は○○です。初めまして!
ここでニックネームや呼んで欲しいも呼び名も伝えられると尚良いです!
英語圏では初対面でもファーストネームや愛称で呼び合うことが多いため、呼んでほしい名前を伝えると距離が縮まります。
特に日本の名前は海外の方にとって発音しにくい場合もあるので、ニックネームを伝えておくといいです。
You can call me ○○. または Please call me ○○.
○○と呼んでください。
My name is ○○. Please call me □□.
私の名前は○○です。□□と呼んでください。
I‘m ○○. Just call me □□.
○○です。ただ□□と呼んでください。
英語で自己紹介3:出身地を伝えるとき
次に自己紹介で出身地を伝えるときです。
初めて会ったときは日本人も相手の出身地を聞くと思いますが、欧米でも同じです!
I’m from ○○.
私は○○出身です。
こちらのような言い方もできます。
I was born in ○○.
○○で生まれました。
I live in ○○.
○○に住んでいます。
ちなみに日本の都道府県を伝えたいときは、「都道府県+Japanと」いうのが一般的です。
さらに日本の地名をあまり知らない相手には、日本のどのあたりなのか説明すると親切です。
I‘m from Aichi, Japan.
私は日本の愛知県出身です。
I’m from Miyagi in the northeast of Japan.
私は日本の東北の宮城出身です。
また出身地を伝えるときは「I‘m from ~.」を使うのが一般的ですが、生まれた場所や育った場所を言っても良いです。
I was born in Tokyo,
私は東京で生まれました。
I was raised in Hokkaido.
私は北海道で育ちました。
I grew up in Osaka.
私は大阪で育ちました。
逆に相手の出身地を聞きたいときは、こちらのようなフレーズを使ってみてください。
A:Where are you from?
A:どこ出身ですか?
B:I’m from Tokyo. How about you?
B:東京です。あなたは?
英語で自己紹介4:職業を伝えるとき
続いて自己紹介で職業を伝える場面を考えてみましょう。
職業を説明する表現はたくさんあります。
働いている場所や職種を言ったり「financial industry(金融業界)」、「education industry(教育業界)」のように業界で言ってもOKです。
I’m a/an ○○(職業).
私は○○です。
I’m working as a/an ○○(職業/ポジション).
私は○○として働いています。
I work at ○○(職場).
○○で働いています。
相手の職業を尋ねたいときは、こちらのフレーズを使ってみましょう。
A:What do you do?
A:仕事は何していますか?
B:I’m an English teacher.
B:私は英語の先生です。
英語で自己紹介5:趣味を伝えるとき
次に趣味も言ってみましょう!
相手と共通の趣味なら、より仲良くなれるチャンスです!
「趣味=hobby」と思ってしまいがちですが、「hobby」はいわゆる日本語の趣味とはニュアンスが違い、専門的なスキルや知識が必要な趣味を意味します。
そのため「My hobby is ~.」よりもシンプルに「I like ~」を使うようにしましょう!
I like ○○ (動詞ing形).
I like to ○○(動詞の原型).
○○をするのが好きです。
また「I‘m interested in ~.(~に興味がある)」を使って趣味を伝えても良いです。
I‘m interested in ○○.
○○が趣味です。
相手の趣味を聞きたいときは、こちらのフレーズで質問してみてください。
A:What do you usually like to do?
A:普段は、何をするのが好きですか?
B:I like to watch movies. What about you?
B:映画を見るのが好きです。あなたは?
そのほかに「I often」を使うこともよくあります。
「often」は「よく、頻繁に」という意味なので「好きなこと」というニュアンスで、ネイティブがよく使います。
I often ○○.
私はよく○○をします。
例えば、このような会話になりますね!
A:What do you like to do in your free time?
暇な時は何をするのが好きですか?
B:I often listen to music. I love Rock music.
音楽を聴きます。私はロックミュージックが大好きです。
英語で自己紹介6:家族構成を伝えるとき
次に家族についてです。
家族の話をすると相手に親しみを持てたりするので、とても好印象です!
There are four people in my family.
うちには、4人の家族が居ます。
相手に家族構成を質問したいときは、こちらのフレーズが使えますね!
A:How many people do you have in your family?
A:何人家族ですか?
B:There are four people in my family. My husband, two daughters, and me.
B:4人の家族です。夫と、2人の娘と、私です。
英語で自己紹介7:大学の専攻を伝えるとき
海外では大学名より、大学の専攻内容について聞かれることが多いため、情報を整理しておくと良いですね!
A:What did you major in?
A:何を専攻していましたか?
B:I majored in economics.
B:経済学を専攻していました。
英語で自己紹介8:自分の性格を伝えるとき
日本人は自分の性格を紹介する人は少ないですが、海外では一般的です。
自己紹介では、必ずポジティブな性格を紹介するようにしましょう!
I am a cheerful person.
私は明るい性格です。
I am a outgoing person.
私は社交的な性格です。
英語で自己紹介9:自己紹介の締め
「終わりよければ、全てよし」という考え方は海外でも通用します。
ということで、自己紹介の終わりで使えそうなフレーズをご紹介します。
I’m looking forward to getting to know you all.
皆さんとお知り合いになれることを楽しみにしています。
It’s good to talk to you.
あなたとお話しできて良かったです。
I’ll work hard to make this project a success. Thank you.
このプロジェクトを成功させるために、ベストを尽くします。よろしくお願いします。
I’d like to have a good time with you all.
これから皆さんと一緒に楽しい時間を過ごしたいと思います。
ビジネスで使える英語の自己紹介例文をチェック!
ビジネスなどの、フォーマルな場面で自己紹介をする場合もあるかと思います。
そのようなときに使える英語の自己紹介を例文をまじえて、ご紹介しているので、ぜひご覧ください!
ビジネスで口頭で英語の自己紹介をする場合
ビジネスの場で英語による自己紹介を行うときは、簡潔かつ明確に自分の情報を伝えることが重要です。
まず、氏名と勤務先、役職を明確に述べましょう。
最初は、下記の英語フレーズが基本です。
Hello, my name is [氏名], and I work for [会社名] as a [役職]
次に、自分の専門分野や責任を持つ業務について簡単に触れることが望ましいです。例えば、
I specialize in [専門分野] and currently manage [担当業務]
といった表現が効果的です。
また、相手に対する関心を示すことで、会話を円滑に進めることができます。たとえば、
I look forward to working with you.
と付け加えると良いでしょう。これらのポイントを心掛けることで、プロフェッショナルな印象を与え、ビジネス関係の良好なスタートを切ることができます。
それでは、具体的な英語例文を見てみましょう。
Hello, my name is John Smith, and I work for ABC Corporation as a Marketing Manager.
こんにちは、私の名前はジョン・スミスです。ABCコーポレーションでマーケティングマネージャーとして働いています。
I specialize in digital marketing strategies and currently manage several major online campaigns.
私はデジタルマーケティング戦略を専門としており、現在、いくつかの主要なオンラインキャンペーンを管理しています。
I look forward to working with you.
ご一緒できることを楽しみにしています。
また、簡単な英語表現だと、下記のようなフレーズもあります。
Hello, I’m A from B.
こんにちは、私はB株式会社のAと申します。
I am in charge of ~.
私は~を担当しています。
ビジネスメールで英語の自己紹介をする場合
ビジネスメールにおける英語の自己紹介では、敬意を表しつつ、要点を簡潔に伝えることが求められます。
まずは自分の名前、職業、勤務先を明確に記述しましょう。
My name is [氏名], and I am the [役職] at [会社名]
という形式が一般的です。
次に、自分の業務や専門分野を簡潔に説明し、
I am responsible for [業務内容] My expertise is in [専門分野]
といったフレーズを用いると良いでしょう。
メールの終わりには、今後の関係構築に対する前向きな姿勢を示すことが重要です。
I am looking forward to working with you.
I hope for a fruitful collaboration.
のような表現が適しています。
このように自己紹介を行うことで、スムーズなコミュニケーションの基盤を築くことができます。
英語の自己紹介で好印象を与える4つのコツ
英語の自己紹介で好印象を4つのコツをご紹介します。
・日本語で伝えたい内容をまとめる
・ポジティブな内容のみ話す
・1つのテーマを掘り下げて話す
・相手の目を見て笑顔で話す
それでは、順番に解説していきます。
日本語で伝えたい内容をまとめる
自己紹介は、相手に自分を理解してもらうための重要な手段です。
突然の依頼にも柔軟に対応できるよう、事前に日本語で自己紹介の内容をまとめておくことが大切です。
例えば、下記の基本情報を簡潔に整理しましょう。
・出身地
・家族構成
・職業
・学校
・趣味
また、自己紹介がより印象深いものになるよう、過去に好評だったエピソードを取り入れるのも一つの方法です。
例えば、兄弟が多いことや特技、ユニークな趣味など、相手の記憶に残りやすい内容を織り交ぜることで、より親しみやすい印象を与えることができます。
さらに、相手の関心を引きやすい内容を加えることも重要です。
自己紹介は、相手に自分のことを知ってもらうだけでなく、コミュニケーションのきっかけを作る機会でもあります。
そのため、普段から自己紹介の内容を見直し、アップデートすることで、いざという時にスムーズに自己紹介を行うことが可能になります。
ポジティブな内容のみ話す
自己紹介では、ポジティブな印象を与える内容の選択が重要です。
自己紹介のときには、挑戦や努力を強調することで、相手に良い印象を与えることができます。
たとえば、
ピアノを長年習っており、なかなか上手にならないものの、毎日練習することで少しずつでも前進していると感じています。
と伝えると、自分の努力や成長に対する前向きな姿勢が伝わります。
さらに、自己紹介においては、自分の趣味や特技を話す際にも、ポジティブな側面を強調することが大切です。
例えば、
私は週末にハイキングを楽しんでおり、自然の中でリフレッシュすることができるので、毎週が楽しみです。
といった言い方は、自身の趣味を楽しんでいる様子を伝えると同時に、明るいエネルギーを相手に伝えることができます。
このように、自己紹介の内容をポジティブな角度から考え、伝えることで、相手に与える印象を大きく向上させることができます。
伝え方一つで、相手に与える印象は大きく変わるため、自己紹介の際は常にポジティブな内容を心がけましょう。
1つのテーマを掘り下げて話す
「1つのテーマを掘り下げて話す」ということも大切です。
日本人の自己紹介でもよくありますが、
私の仕事は営業です。
趣味はスポーツです。
あと読書も好きです。
など、話題がサッと次に移ってしまい、相手が肩透かしを食らってしまいます。
そこでおすすめなのが「スリーピッチ法」です。
これは1つの話題で最低「三言」は言うというものです。
例えば、
私の趣味は読書です。
毎月15冊以上読んでいます。
今までで1番お気に入りの本は「ハリーポッター」です。
こちらの例文のように、1つの話題に対して深掘りをしてあげると、相手の興味関心も変わってくると思います。
相手の目を見て笑顔で話す
自己紹介をするときには、相手の目を見て笑顔で話すことが非常に重要です。
特に英語圏では、会話中に目を合わせることはコミュニケーションの基本マナーとされており、相手に敬意を示す行為と捉えられています。
目を見て話すことで、自信と関心を表現し、ポジティブな印象を与えることができます。
逆に、目を合わせずに話すと、自信がない、あるいは相手に興味がないように見えてしまう恐れがあります。
特に初対面の場では、このようなネガティブな印象を与えることは避けたいものです。
そのため、自己紹介を行う際には、明るい笑顔と共に、相手の目をしっかりと見ることを心がけましょう。
相手の目を見て話すことは、信頼感を築き、相手に対する敬意を表す効果的な手段です。
この小さな行為が、コミュニケーションの質を大きく向上させることに繋がります。
自己紹介の際は、自分の話に自信を持ち、相手に対する敬意を忘れずに、笑顔で明るく話しましょう。
注意!英語で政治・宗教・年齢を聞くのはタブーなケースあり!
外国人との英会話や自己紹介において、避けるべき話題があるのを知っていますか?
下記の3つの話題は、初対面との相手とは避けるべきです。
・政治
・宗教
・年齢
それでは、順番に見ていきましょう。
政治について
自己紹介では政治の話題は避けるのが賢明です。
自分の政治的意見を述べると、相手の政治観と異なる場合、不快感を与えかねません。
政治は個人の価値観に密接に関連しており、特に初対面では避けるべき話題です。
相手が政治に関心を持っている場合でも、親しくなるまではこの話題を避けることが望ましいです。
自己紹介は相手に良い印象を与えるためにも、軽快で共感を得やすい話題を選ぶことが重要です。
宗教について
自己紹介では、宗教に触れるのを避けることが望ましいです。
日本では無宗教の方や複数の宗教を信仰している方が多く、宗教統計調査によると信仰者数は人口を超えています。
一方、海外では特定の宗教を信仰する方が多く、自分の宗教観を話すことが相手の信仰を批判することになりかねません。
宗教の違いは非常にデリケートな問題であり、国家間の対立にも関連することがあります。
そのため、自己紹介の場ではこの話題は控え、他の共通の興味や話題を選ぶことが重要です。
宗教に関する話題は、より親しい関係になってから慎重に扱うべきです。
年齢について
さて、日本人が自己紹介で言いがちな《年齢》ですが、実は要注意が必要です!
時と場合にもよりますが、日本人はあまり深く考えずに相手の年齢を聞いていますよね?
ですが、欧米だと一般的に他人に年齢を聞くことはあまり歓迎されません。
私がカナダに留学していたとき、自己紹介の際に自分の年齢を伝えたら「年齢は言う必要ないよ!」とアメリカ人の男性の先生に言われたことがありました。
「なんで?」と聞くと「年齢を知る必要がないだろ?」と、そして「年齢を聞くことは時に失礼になるから気をつけてね!」と教えてもらいました。
特に、男性が女性に年齢を聞くと言う行為に対して、欧米は日本以上に非常に厳しい目で見られる可能性もあるらしいです。
なので男性の方は特に注意して質問をするように心がけましょう!
自分から年齢を伝える事はそこまで問題はないと思いますが、言わなきゃいけない場面じゃなければ、自己紹介で年齢を伝える必要もありません!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
これさえ知っておけばバッチリ!な自己紹介英語をご紹介して頂きましたが、色々なフレーズを使って自分の事を伝えることが出来ますよね!
もちろんここにのっているフレーズ以外にも、自己紹介で使う英語フレーズはたくさんあります。
自己紹介って少し緊張してドキドキしてしまいますが、恥ずかしがらず、相手や場面に応じてぜひ実践してみてくださいね。
自己紹介が出来るようなれば、あなたも英語に対してより自信がついてくるはずですよ!
また、こちらの記事でも、あなたの英語力UPに繋がる内容を解説しているので、ぜひあわせてご覧くださいね。
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Suzy